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清泉女学院復興支援プロジェクト2017のお知らせ
2017年11月08日 【 地域連携センター|重要なお知らせ 】
管野千代子さん 作品
木村紀夫さん
東日本大震災から早くも6年が過ぎ被災地以外では震災の記憶も風化しがちになっています。しかし、福島県では今も多くの人々が避難生活を余儀なくされており、復興は容易に進んではいません。そこで清泉女学院復興支援プロジェクト2017では、写真展を通じて原発事故災害により失われてしまった暮らしを多くの方々に見ていただき、また、津波によって大切な家族を失った被災者のお話を伺うことで、改めて被災地に心を寄せ復興支援について考える機会になることを願い、以下の2つのイベントを開催することといたしました。
詳しくはこちらをご覧ください。
Part1 管野千代子写真展
『あれから6年 3・11の記憶 飯舘村の暮らし』
- 開催期間:平成29年11月19日(日)~11月24日(金)
ただし23日(祝)は閉館 - 開館時間:9:00~17:00
- 会場:清泉女学院大学・短期大学 図書館1階
- 入場:無料
管野千代子さんは、長年住み慣れた浪江町の住まいから原発事故で追われましたが、たまたま震災前年の2010年から2011年の冬にかけて飯舘村で、自然豊かな山村の生活や風景を写しとっていました。写真展では小川で水遊びを楽しむ子どもたちや、炭焼き仲間、農家の人々の笑い声が聞こえてきそうな表情を生き生きと伝えます。
Part2 『木村紀夫さん講演会』
- 開催日時:平成29年11月22日(水) 12:55~14:25
- 会場:清泉女学院大学・短期大学 フランシスコ館1階101教室
- 入場:無料
木村紀夫さんは津波で父と妻を亡くし、ただ一人行方不明だった次女の汐凪ちゃんの自主捜索のため、毎月避難先の白馬村から福島県大熊町まで通い続けました。そして、震災から5年9か月が経過した昨年12月に、汐凪ちゃんの遺骨の一部が、今もなお全域避難区域となっている自宅跡近くで見つかりました。現在は、長女と二人で白馬村に移り住み、新たな生活をスタートさせています。講演会ではそんな白馬での暮らしと、いまの想いを伺います。