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科学捜査研究所に見学に行ってきました
2017年09月07日 【 お知らせ|心理コミュニケーション学科 】
9月1日に、長野市松代にある長野県警察科学捜査研究所へ見学に行ってきました。
「専門演習Ⅰ」という心理コースの授業の一貫として、心理学が応用されている現場を見に行くことが目的です。
科学捜査研究所は、原則として各都道府県に1施設あり、DNA鑑定や顔画像の識別、物質の検査、偽造紙幣の鑑別、ポリグラフ検査などを行なっています。
心理学が関係しているのはポリグラフ検査で、一般にはウソ発見器として知られています。
当日は各係の仕事を紹介していただきながら様々な質問に対して丁寧に回答していただきました。
また、最後にポリグラフ検査を検査者と被検査者役とになって体験しました。
机上の学びだけでなく、現場の空気に触れ、その実際や苦労を聴くことで心理学の学びが深められたのではないか、と感じました。
司法・警察分野は、今回施行される国家資格「公認心理師」の対象領域の一つです。資格と直接的に結びつく施設ではありませんが、こうした幅広い学びができることも清泉女学院大学の特徴と言えます。
写真は、科学捜査研究所が入っている建物(警察機動センター)の外観です。内部の写真は残念ながら掲載できません。