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4/29に看護学部新校舎の起工式と看護学部長就任予定者の発表を行いました

2018年05月01日 【 看護学部

 清泉女学院大学では4月29日、来春開設予定の看護学部新校舎の起工式を行い、同日、記者会見を開いて看護学部長就任予定者を発表しました。
 新校舎は長野駅東口徒歩1分の場所に建設されます。本学ではこの日のためにカトリック教会横浜教区から梅村昌弘司教を招き、起工式をカトリックの伝統にならって「祝福式」として進行しました。司教の「招き」の言葉に続き聖書の朗読、梅村司教から清泉女学院大学がこの地に看護学部を設置することの意義などについて講話があり、その後、梅村司教、学校法人清泉女学院・塩谷惇子理事長、清泉女学院大学・芝山豊学長によって鍬入れの儀式を行いました。続いて実際に建物が建設される区画を司教を先頭に列席者全員がまわり、聖水(特別に祝福された水)が司教の手によって敷地と工事に使われる建設機械に降りかけられ、工事に携わる人々の安全と祝福が与えられるように一同で祈願しました。この新校舎は「ピラール館」と命名されます。
 起工式に続き午後から長野駅に隣接するMIDORI5階にある信毎ホールで記者会見を開き、芝山学長から看護学部長就任予定者を発表しました。同学部長就任予定者は共立女子大学・同大学院で教授として小児看護学を指導している津波古澄子(つはこすみこ)氏です。他大学でも看護学科立ち上げの経験があります。
 本学看護学部の①柔軟な対応力を培う教育②温かなこころでケアを実践できる教育③地域と共に災害に備える教育――の三つの特徴について就任予定者の津波古氏は「クリティカルシンキング力を育成し、学生が考えて学び、学びながら考えることができるようにしたい。知的・人格的な成長を大切にし、柔軟な思考ができる看護実践力を備えた学生を輩出していく。長野という地域性も鑑み、災害看護学を全員が120時間学ぶカリキュラムとなっていることも特徴なので、できるだけ若い人に長野で学び、そこから世界に羽ばたいてもらい、そしてその経験や知識を長野で活かせるような循環ができたらよいと思う。看護師だけではなく、看護の教育者も育てていきたい」と抱負を語りました。
 本学は助産師教育・災害看護学などの大学院設置を2021年に構想しており、芝山学長は「最初から将来の大学院設置も視野に入れて学部設置の段階から教員の体制を構築してきました」と説明、さらに本学の看護学部の特徴として「本学は人間学部・短大をもっており、教養教育をしっかりやっていきます。クリティカルシンキングを支えるのはリベラルアーツ。これが本学の特徴であり、これを受け入れてくれる学生にきていただきたい」(芝山学長)と結びました。

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