大学名 |
清泉女学院大学大学院 |
学部・学科 |
看護学研究科 |
開講キャンバス |
東口 |
授業形態 |
講義 |
履修区分 |
必修 |
単位数 |
2単位 |
配当年次 |
1・2年 |
開講期 |
秋 |
授業の概要 |
看護実践のさまざまな事象において高い倫理観を持って対応することの意識及び倫理的な問題に対処する能力を高めることを目的として、看護師の倫理的感受性に影響を及ぼす因子と発達の構造について考察するとともに、看護師が直面する倫理的ジレンマの特徴と倫理的ジレンマの解決のためのアプローチについて考察する。また、医療現場において看護師の倫理的態度を育てる効果的な倫理教育を行うための計画や運用の方法について学修する。
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学習到着目標 |
1現代の医療・看護における倫理的課題および背景について理解し倫理的な問題解決プロセスについて探求することができる
2看護実践における倫理的な問題や葛藤について関係者間での倫理的調整を行うなど看護専門職としての役割について、生命倫理の視点から考察することができる
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成績評価方法 |
レポート 40%、プレゼンテーション 40% ディスカッションの参加度 20%
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課題に対する フィードバック方法 |
プレゼンテーション及びディスカッションについては、各講義中に評価を行い、学生にフィードバックする。課題レポートについては、レポート返却時に面談を実施する。
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アクティブ ラーニング要素 |
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート □グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク □リアクションペーパー |
授業計画 授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当 |
1 |
内容 |
生命倫理・医療倫理と看護倫理の成立と基本原理、倫理綱領と歴史的背景について理解する。
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予復習 |
指定されたテキストから関心のある項目を選択し、授業に備えること
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担当 |
宮林 郁子
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2 |
内容 |
看護学における倫理:看護専門分野における倫理的課題やジレンマを解決するために必要な倫理的思考力を高める。
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予復習 |
テキストの該当ページを読んでおくこと
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担当 |
宮林 郁子
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3 |
内容 |
倫理的課題における分析と対処方法について学び、意思決定のステップについての理解を深める。
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予復習 |
提供された資料について予習しておく
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担当 |
宮林 郁子
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4 |
内容 |
看護実践における倫理的課題について、看護職としての倫理調整とアプローチの方法を学ぶ。
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予復習 |
テキストの該当ページを読んでおくこと
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担当 |
宮林 郁子
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5 |
内容 |
実践的な場面で遭遇する様々な倫理的問題(課題)に関する倫理的調整の役割演習を行うための準備を行い、各講義において指定された事例についてプレゼンテーションとディスカッションを行うことで考察を深める。(6回目~13回目)
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予復習 |
テキストの該当ページをまとめておくこと
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担当 |
宮林 郁子
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6 |
内容 |
事例検討1.(インフォームドコンセント)
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予復習 |
担当事例のプレゼンテーション準備
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担当 |
宮林 郁子
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7 |
内容 |
事例検討2.(アドボカシー倫理的決定と看護師の責務)
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予復習 |
担当事例のプレゼンテーション準備
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担当 |
宮林 郁子
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8 |
内容 |
事例検討3.(ACP)
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予復習 |
担当事例のプレゼンテーション準備
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担当 |
宮林 郁子
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9 |
内容 |
事例検討4.(倫理的課題のアセスメント)
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予復習 |
担当事例のプレゼンテーション準備
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担当 |
宮林 郁子
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10 |
内容 |
事例検討5.(人の出生にまつわる倫理的課題)
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予復習 |
担当事例のプレゼンテーション準備
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担当 |
宮林 郁子
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11 |
内容 |
事例検討6.(人生の最終段階における倫理的課題)
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予復習 |
担当事例のプレゼンテーション準備
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担当 |
宮林 郁子
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12 |
内容 |
事例検討7.(多職種連携と倫理コンサルテーション)
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予復習 |
担当事例のプレゼンテーション準備
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担当 |
宮林 郁子
ゲストスピーカー
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13 |
内容 |
事例検討8.(看護と倫理教育)
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予復習 |
担当事例のプレゼンテーション準備
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担当 |
宮林 郁子
ゲストスピーカー
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14 |
内容 |
課題事例検討 1.
自己の経験を通して倫理的課題をプレゼンテーションする。
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予復習 |
プレゼンテーションの準備
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担当 |
宮林 郁子
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15 |
内容 |
課題事例検討 2.
自己の経験を通して倫理的課題をプレゼンテーションする。
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予復習 |
プレゼンテーションの準備
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担当 |
宮林 郁子
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16 |
内容 |
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予復習 |
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担当 |
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準備学修 (予習・復習)時間 |
「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。
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教科書 |
Sara T.Fry & Megan-Jane Johnson著 片田範子、山本あい子訳『看護実践の倫理 第3版』(日本看護協会出版会)
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参考書・文献 |
Thompson,J.E. & Thompson、H.O著 ケイコ・イマイ・キシ、竹内博明、山本千沙子監訳
『看護倫理のための意思決定10のステップ』(日本看護協会出版会)
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履修条件 |
特に無し
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ICT活用 |
■遠隔授業【Zoom によるオンライン授業(ゲストスピーカー)】 |
実務経験 |
■実務経験の内容【病院勤務 研究所勤務 】 ■所持している業務関連資格【看護師、保健師、養護教諭】 |
備考 |
授業項目の順序は代わることがあるので注意すること。
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