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コンサルテーション論
日下 和代
大学名 清泉女学院大学大学院
学部・学科 看護学研究科
開講キャンバス 東口 授業形態 講義
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 1・2年 開講期
授業の概要

コンサルテーションの定義・基礎知識を教授するとともに、看護師が行う臨地の多職種による様々な場面における実際的な複雑問題を解決するための支援の一つとしてのコンサルテーション方法を学ばせ、日常看護実践の中で受講生が経験した具体的問題についてディスカッションすることで、看護師としてのコンサルテーション能力を向上させる。

学習到着目標

1.コンサルテーションの定義・基礎知識について理解できる。2.コンサルテーションの実践モデルや方法を学び、活用するための考察ができる。

3.コンサルテーションに関する事例検討を参考に、実際の具体的問題に取り組むことができる。4.看護師としてのコンサルテーション能力を向上させることができる。

成績評価方法

プレゼンテーション(40%)、ディスカッション(30%)、課題レポート(30%)により評価する。

課題に対する
フィードバック方法

次回の講義の時間を利用してコメントしたり、書面にコメントを記載するなどにより、フィードバックする。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート □グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

【コンサルテーションの定義・重要性】

コンサルテーションの定義や役割、重要性について概説し、臨床現場におけるコンサルテーションの必要性についてディスカッションを通して考察する。 

予復習

予習:コンサルテーションについて、学習してくる。

復習:学習内容を振り返り、内容をまとめる。

担当

日下 和代

2 内容

【コンサルテーションの理論】

コンサルテーションの理論(コンサルテーションモデル)について概説し、臨床現場にどのように活用できるかについてディスカッションを通して考察する。

予復習

予習:コンサルテーションの理論について、学習してくる。

復習:学習内容を振り返り、内容をまとめる。

担当

日下 和代

3 内容

【コンサルタントの精神保健】

コンサルテーションを行うコンサルタントは、多岐にわたる問題・課題への対応に当たる。コンサルタントの精神保健についてディスカッションを通して考察する。 

予復習

予習:コンサルタントについて、学習してくる。

復習:学習内容を振り返り、内容をまとめる。

担当

日下 和代

4 内容

【コンサルティの精神・情緒面のアセスメントとケア】

コンサルタントにコンサルテーションを依頼するコンサルティの精神・情緒面のアセスメントとケアについてディスカッションを通して考察する。 

予復習

予習:コンサルティについて、学習してくる。

復習:学習内容を振り返り、内容をまとめる。

担当

日下 和代

5 内容

【コンサルテーションの進め方】

コンサルテーションの進め方・注意点について概説し、コンサルテーションの進め方・注意点についてディスカッションを通して考察する。 

予復習

予習:コンサルテーションの進め方・注意点について、学習してくる。

復習:学習内容を振り返り、内容をまとめる。

担当

日下 和代

6 内容

【コンサルテーションの実際Ⅰ】

コンサルテーションの実際を学び、コンサルテーションの実際についてディスカッションを通して考察する。 

予復習

予習:コンサルテーションが必要な場面について考え、調べてくる。

復習:学習内容を振り返り、内容をまとめる。

担当

日下 和代

7 内容

【コンサルテーションの実際Ⅱ】

コンサルテーションの事例を基に、コンサルテーションの方法についてディスカッションを通して考察する。 

予復習

予習:コンサルテーションの事例について文献等で調べてくる。

復習:学習内容を振り返り、内容をまとめる。

担当

日下 和代

8 内容

【相談の技法と方法】

相談の技法について概説し、相談の方法についてディスカッションを通して考察する。 

予復習

予習:相談の技法について学んでくる。

復習:学習内容を振り返り、内容をまとめる。

担当

日下 和代

9 内容

【面接の技法と方法】

面接の技法について概説し、面接の方法についてディスカッションを通して考察する。 

予復習

予習:面接の技法について学んでくる。

復習:学習内容を振り返り、内容をまとめる。

担当

日下 和代

10 内容

【看護師の相談事例に関する事例】

看護師の相談事例に関する事例について教員の指導を受け、資料を作成する。

予復習

予習:経験したコンサルテーションの場面を想起してくる。

復習:資料を完成させる。

担当

日下 和代

11 内容

【看護師の相談事例に関する事例検討Ⅰ】

看護師の相談事例に関する事例検討を行い、ディスカッションを通して考察する。

予復習

予習:事例発表の準備をする。

復習:学習内容を振り返り、内容をまとる。

担当

日下 和代

12 内容

【看護師の相談事例に関する事例】

看護師の相談事例に関する事例について教員の指導を受け、資料を作成する。

予復習

予習:経験したコンサルテーションの場面を想起してくる。

復習:資料を完成させる。

担当

日下 和代

13 内容

【看護師の相談事例に関する事例検討Ⅱ】

看護師の相談事例に関する事例検討を行い、ディスカッションを通して考察する。 

予復習

予習:事例発表の準備をする。

復習:学習内容を振り返り、内容をまとる。

担当

日下 和代

14 内容

【看護師を含む多職種に対するコンサルテーション技法】

看護師を含む多職種に対するコンサルテーション技法についてディスカッションを通して考察する。  

予復習

予習:多職種に対するコンサルテーションについて学んでくる。

復習:学習内容を振り返り、内容をまとめる。

担当

日下 和代

15 内容

【コンサルテーション技術の向上のための課題】

コンサルテーション技術の向上のための課題についてディスカッションを通して考察する。 

予復習

予習:コンサルテーション技術の向上のための課題について考えてくる。

復習:学習内容を振り返り、内容をまとめる。

担当

日下 和代

16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

授業内で適宜資料等を配布する。

参考書・文献

1)伊藤まゆみ仙編:看護に活かすカウンセリング,ナカニシヤ出版 2)辻村英夫:カウンセリングとコンサルテーション,学文社.3)E.H..シャイン.稲葉元吉,尾川丈一: プロセス・コンサルテーション、白桃書房.

履修条件

特に無し

ICT活用 ■双方向型授業【●●●】
実務経験
備考