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フィジカルアセスメント特論
山崎 章恵
大学名 清泉女学院大学大学院
学部・学科 看護学研究科
開講キャンバス 東口 授業形態 講義
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 1・2年 開講期
授業の概要

看護実践に必要なフィジカルアセスメントについての知識を深めることを目的として、患者の心身の侵襲を少なくするためのフィジカルアセスメントの手順やポイントについて解説したうえで、症状や病態から疑われる疾患についての考察を通して、主要な症状別のアセスメントに関する知識を深めるとともに、救急や急変が予測される疾患や病態のアセスメントについて、具体的な事例を取り上げ、エビデンスレベルを提示しながら考察する。

学習到着目標

1.フィジカルアセスメントに必要な身体の構造・機能を説明することができる。2.系統的なフィジカルアセスメントの技術を実施できる。

3.フィジカルアセスメントにより身体状況の正常・逸脱を判断できる。4.フィジカルアセスメントでえられた情報を総合的に評価し、臨床看護判断に活用できる。

成績評価方法

課題の実施状況(60%)および講義における発言状況と参加姿勢(40%)により評価する。

課題に対する
フィードバック方法

課題に対しては、その準備段階から助言や指導を行う。課題発表と討論に参加し、幅広い視点でアドバイスを行い、学生の学習を支援する。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート □グループワーク ■プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

看護におけるフィジカルアセスメントの意義と実施に必要な物品、環境

予復習

基本技術について復習し、看護におけるフィジカルアセスメントについて考察する。

担当

山崎 章恵

2 内容

フィジカルアセスメントの基本技術①(問診、視診、聴診、打診、触診)

予復習

テキスト、資料を学習して講義にのぞむ。講義内容のポイントを整理し、自ら実践してきたフィジカルアセスメントを見直す。

担当

山崎 章恵

3 内容

フィジカルアセスメントの基本技術②(問診、視診、聴診、打診、触診)

予復習

テキスト、資料を学習して講義にのぞむ。講義内容のポイントを整理し、自ら実践してきたフィジカルアセスメントを見直す。

担当

山崎 章恵

4 内容

【呼吸器系のフィジカルアセスメント】

正常と逸脱の評価、呼吸器に特徴的な病態と症状

呼吸機能の臨床判断と必要な看護についてディスカッション

予復習

テキスト、資料を学習して講義にのぞむ。講義内容のポイントを整理し、次回に確認する。

担当

山崎 章恵

5 内容

【循環器・脈管系のフィジカルアセスメント】①

正常と逸脱の評価、循環器に特徴的な病態と症状

循環器・脈管系機能の臨床判断と必要な看護についてディスカッション

予復習

テキスト、資料を学習して講義にのぞむ。講義内容のポイントを整理し、次回に確認する。

担当

山崎 章恵

6 内容

【循環器・脈管系のフィジカルアセスメント】②

正常と逸脱の評価、循環器に特徴的な病態と症状

循環器・脈管系機能の臨床判断と必要な看護についてディスカッション

予復習

テキスト、資料を学習して講義にのぞむ。講義内容のポイントを整理し、次回に確認する。

担当

山崎 章恵

7 内容

【消化器系のフィジカルアセスメント】①

正常と逸脱の評価、消化器に特徴的な病態と症状

消化機能の臨床判断と必要な看護についてディスカッション

予復習

テキスト、資料を学習して講義にのぞむ。講義内容のポイントを整理し、次回に確認する。

担当

山崎 章恵

8 内容

【消化器系のフィジカルアセスメント】②

正常と逸脱の評価、消化器に特徴的な病態と症状

消化機能の臨床判断と必要な看護についてディスカッション

予復習

テキスト、資料を学習して講義にのぞむ。講義内容のポイントを整理し、次回に確認する。

担当

山崎 章恵

9 内容

【腎・泌尿器系のフィジカルアセスメント】

正常と逸脱の評価、腎・泌尿器に特徴的な病態と症状

腎・泌尿器系の機能の臨床判断と必要な看護についてディスカッション

予復習

テキスト、資料を学習して講義にのぞむ。講義内容のポイントを整理し、次回に確認する。

担当

山崎 章恵

10 内容

【脳・神経系のフィジカルアセスメント】①

正常と逸脱の評価、脳・神経系に特徴的な病態と症状

脳・神経系の機能の臨床判断と必要な看護についてディスカッション

予復習

テキスト、資料を学習して講義にのぞむ。講義内容のポイントを整理し、次回に確認する。

担当

山崎 章恵

11 内容

【脳・神経系のフィジカルアセスメント】②

正常と逸脱の評価、脳・神経系に特徴的な病態と症状

脳・神経系の機能の臨床判断と必要な看護についてディスカッション

予復習

テキスト、資料を学習して講義にのぞむ。講義内容のポイントを整理し、次回に確認する。

担当

山崎 章恵

12 内容

【筋・骨格系のフィジカルアセスメント】

正常と逸脱の評価、筋・骨格系に特徴的な病態と症状

筋・骨格系の機能の臨床判断と必要な看護についてディスカッション

予復習

テキスト、資料を学習して講義にのぞむ。講義内容のポイントを整理し、次回に確認する。

担当

山崎 章恵

13 内容

【フィジカルアセスメント臨床活用】①

慢性疾患患者の事例にもとづくフィジカルアセスメント

予復習

事例をよみ、どのようにフィジカルアセスメントを行うか準備してくる。講義内容のポイントを整理する。

担当

山崎 章恵

14 内容

【フィジカルアセスメント臨床活用】②

急性疾患患者の事例にもとづくフィジカルアセスメント

予復習

事例をよみ、どのようにフィジカルアセスメントを行うか準備してくる。講義内容のポイントを整理する。

担当

山崎 章恵

15 内容

まとめ

予復習

学習した内容をレポートし、発表する。

担当

山崎 章恵

16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

授業内で適宜資料等を配布する。

参考書・文献

1.福井次矢,井部俊子,山内豊明監修:ベイツ診察法第2版,メディカル・サイエンス・インターナショナル,2015.2.藤崎郁編集:フィジカルアセスメント完全ガイド第2版,学研メディカル秀潤社,2012.3.藤崎郁編集:フィジカルアセスメントをケアにつなげる 12例で学ぶ看護の要点,医学書院,2012.

履修条件

特に無し

ICT活用 ■自主学習支援【GoogleClassroomによる学習支援】
実務経験
備考