50171
家族看護学特論
未定
大学名 清泉女学院大学大学院
学部・学科 看護学研究科
開講キャンバス 東口 授業形態 講義
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 1年 開講期
授業の概要

家族看護の諸理論に関する知識の理解を深めることを目的として、家族の定義、機能、形態、歴史及び在宅ケアにおける家族支援の重要性について解説したうえで、在宅ケアにおける家族支援に関する実践事例を取り上げながら、家族支援のプロセスの特徴及び家族支援の方法や技術のあり方について考察する。また、学問としての家族看護学の発展と動向について概説するとともに、家族看護学における研究の特徴や課題と実際について考究する。

学習到着目標

家族看護の目的を理解し、現在社会における家族の実態から家族看護の機能や役割を理解する。家族を理解する諸理論、アセスメントモデル、家族看護の目標や看護過程を学ぶ。事例を通して家族介入のポイントや求められ地域ネットワークのあり方など考察を深める。

成績評価方法

授業参加態度20%、プレゼンテーションとデスカッション40% レポート40%により評価する。

課題に対する
フィードバック方法

事例検討については授業内でフィードバックを行う。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート □グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク □リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

家族看護学概論①:家族とは何か、現代社会における家族について、討論する。  なお、7回目から行う事例検討のための教科書について説明する。

予復習

初回にむけての準備は特に求めない。

担当
2 内容

家族看護学概論②:家族看護学の発展と動向、家族看護理論について理解する。

予復習

参考文献を読んでおく。

担当
3 内容

家族看護学概論③:家族理解のポイントを講義し、準備された事例を用いて家族構造と機能、家族関係理解、家族のライフサイクルと発達課題のツールについて理解を深め使えるようにする。

予復習

教科書・参考文献を読んでおく。

担当
4 内容

在宅ケアと家族介護①:在宅ケアの現状と課題および家族介護について理解する。

予復習

教科書・参考文献を読んでおく。

担当
5 内容

在宅ケアと家族介護②:家族介護について討議し、家族介護の課題を確認する。

予復習

教科書・参考文献を読んでおく。次回のために配布した資料を読んでおくこと。

担当
6 内容

ワークケアバランスとダブルケア:仕事と介護、育児と介護の現状から支援策を考える。

予復習

教科書のうち各自担当する章を決めプレゼンテーションの順番を決める。

担当
7 内容

無名の語り-保健師が「家族」に出会う12の物語から担当章のプレゼンテーションと討議①:各章で取り扱われる家族が抱える課題と地域や保健医療福祉制度のあり方について考察を深める。

予復習

担当の章のプレゼンテーション資料を作成する。

担当
8 内容

無名の語り-保健師が「家族」に出会う12の物語から担当章のプレゼンテーションと討議②:各章で取り扱われる家族が抱える課題と地域や保健医療福祉制度のあり方について考察を深める。

予復習

担当の章のプレゼンテーション資料を作成する。

担当
9 内容

無名の語り-保健師が「家族」に出会う12の物語から担当章のプレゼンテーションと討議③:各章で取り扱われる家族が抱える課題と地域や保健医療福祉制度のあり方について考察を深める。

予復習

担当の章のプレゼンテーション資料を作成する。

担当
10 内容

無名の語り-保健師が「家族」に出会う12の物語から担当章のプレゼンテーションと討議④:各章で取り扱われる家族が抱える課題と地域や保健医療福祉制度のあり方について考察を深める。

予復習

担当の章のプレゼンテーション資料を作成する。

担当
11 内容

無名の語り-保健師が「家族」に出会う12の物語から担当章のプレゼンテーションと討議⑤:各章で取り扱われる家族が抱える課題と地域や保健医療福祉制度のあり方について考察を深める。

予復習

担当の章のプレゼンテーション資料を作成する。

担当
12 内容

無名の語り-保健師が「家族」に出会う12の物語から担当章のプレゼンテーションと討議⑥:各章で取り扱われる家族が抱える課題と地域や保健医療福祉制度のあり方について考察を深める。

予復習

担当の章のプレゼンテーション資料を作成する。

担当
13 内容

これまでのプレゼンテーションのまとめ:これからの家族支援に求められる看護職のあり方について討議する。

予復習

これまでのプレゼンテーションのまとめを考えておく。

担当
14 内容

家族看護研究の理解①:家族看護研究の動向について理解する。

予復習

参考文献を読んでおく。

担当
15 内容

家族看護研究の理解②:家族看護研究の課題について考察を深める。

予復習

家族看護学の振り返り。

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

宮本ふみ:無名の語り-保健師が「家族」に出会う12の物語 医学書院 2006年

山崎あけみ、原礼子編著:家族看護学-19の臨床場面と8つの実践例から考える(改訂第2版) 南江堂 2015年 

参考書・文献

木下康仁編:ケアラー支援の実践モデル ハーベスト社 2015年    その他、適宜参考文献を紹介する。

履修条件

特に無し

ICT活用
実務経験
備考