50181
看護管理特論
宮林 郁子
大学名 清泉女学院大学大学院
学部・学科 看護学研究科
開講キャンバス 東口 授業形態 講義
履修区分 必修 単位数 2単位
配当年次 1・2年 開講期
授業の概要

ナーシング・マネージメントの本質と特徴及び看護実践の場面におけるマネージメントの実際や課題についての理解を深めることにより、質の高い看護サービスを提供するための組織マネージメントに関する応用能力を高める。

学習到着目標

看護管理の現状と課題について考察するとともに、安全で質の高い看護実践を可能にするための仕組みづくりと看護管理者の役割について理解する。

成績評価方法

課題レポート50%、グループ討議とプレゼンテーション50%

課題に対する
フィードバック方法

課題レポートに対しては、教員からの総評を書いて返却する。グループワークの発表、プレゼンテーションを行った際にはその都度コメントを付す。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート □グループワーク ■プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク □リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

ガイダンス:講義アウトライン、課題について、進め方、および評価についての説明 組織とマネージメント(1) 

予復習

予め提示された論文を読み要約する

担当

宮林

2 内容

組織とマネージメント(2)リーダーシップについて理解を深める。

予復習

予め提示された論文要約およびテキストのまとめ

担当

宮林

3 内容

看護におけるリーダーシップ (1)環境、人材、政策、経営の視点から

予復習

予習;提示された資料を参考に関連文献をまとめる

担当

宮林

4 内容

看護におけるリーダーシップ (2)チャンピオンとしての役割とは何か

予復習

予習;提示された資料を通して求められるものを考察

復習:3回のリーダーシップの講義について振り返りリフレクトジャーナルにまとめる

担当

宮林

5 内容

組織とマネージメント(3)看護師の役割(責任と権限)について歴史的背景および現状と課題を考察する

予復習

提示された資料を通して求められるものを考察

担当

宮林

6 内容

看護管理者のコンピテンシー(AONE Model)について、管理者に求められているものが何かを理解する

予復習

提示された資料を通して求められるものを考察

担当

宮林

7 内容

6回目の講義の結果を踏まえて、日本におけるシステムとの比較を通して、考察する

予復習

予習:日本のシステムとの違いについて考えてくる

復習:6回、7回を通してリフレクトジャーナルにまとめる

担当

宮林

8 内容

人的資源管理:看護職員の離職問題の実態と離職防止にむけた支援のあり方について考察する。

予復習

予習:看護職員の離職問題の情報を収集する。

復習:看護の職業特性に基づき、離職防止の支援についてまとめる

担当

宮林

9 内容

看護組織管理

ヘルシーワークプレイスについて

ヘルシーワークプレイスを実現する体制づくり 実現に向けたマネジメント

予復習

復習:第9回の振り返り

担当

宮林

10 内容

看護組織管理

業務上の危険要因と予防・対策 看護職の健康づくりと健康に働くための工夫

提示した事例について、解決のための方策を検討し発表する。

予復習

予習:業務上の危険要因について予習

復習:第10回の振り返り

担当

宮林

11 内容

人的資源管理

人材マネジメントの考え方

予復習

復習:第11回の振り返り

担当

宮林

ゲストスピーカー

12 内容

人的資源管理

キャリア開発;看護実践能力と教育

予復習

復習:第12回の振り返り

担当

宮林

ゲストスピーカー

13 内容

リスクマネジメント

事例を用いてグループで要因分析を行う。

予復習

復習:第13回の振り返り

担当

宮林

14 内容

今後の課題

所属組織での管理上の課題の抽出、解決のための方策の検討

予復習

予習:所属組織での管理上の課題について考える

復習:第14回の振り返り

担当

宮林

15 内容

今後の課題

所属組織での管理上の課題と解決のための方策について発表する。発表内容についてディスカッションを行う。

予復習

「所属組織での管理上の課題と解決のための方策」について課題レポートにまとめる。

担当

宮林

16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

高度実践看護 総合的アプローチ 中村美鈴 江川幸二監訳 第2版  ヘルス出版

参考書・文献

授業内で適宜紹介する。

履修条件

特に無し

ICT活用 ■双方向型授業【対面授業を主とする】
■遠隔授業【Zoom によるオンライン授業(ゲストスピーカー)】
実務経験 ■実務経験の内容【臨床経験 管理者経験】
■所持している業務関連資格【看護師、保健師、養護教諭】
備考

講義の順番は変わることがあるので注意すること