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成人期看護学特論
石川 りみ子・宮林 郁子・山崎 章恵
大学名 清泉女学院大学大学院
学部・学科 看護学研究科
開講キャンバス 東口 授業形態 講義
履修区分 選択必修 単位数 2単位
配当年次 1年 開講期
授業の概要

成人各期の健康保持や疾病予防についての理解を深めるとともに、成人各期の健康問題や機能障害に応じた質の高い看護を提供するための応用能力を高める。

学習到着目標

1.成人看護学の研究動向と課題について説明できる。2.理論や看護実践モデルを活用し,成人期にある対象の特徴を説明できる。3.国内外の文献を活用し,看護実践モデルの問題と研究課題についてクリティークできる。4.講義による学習や討議を通して自己の研究課題を探求し,深化できる。

成績評価方法

研究論文クリティークの発表(60%)・デスカッションの発言状況と参加姿勢・状況など(40%)により評価する。

課題に対する
フィードバック方法

研究論文クリティークなどの課題に対しては、その準備段階から助言や指導を行う。課題発表と討論に参加し、幅広い視点でアドバイスを行い、学生の学習を支援する。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート □グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

ガイダンス                                     コース概要および授業内容、学生が準備すること、評価についてオリエンテーションを行う。

予復習

学修到達目標を理解し、研究課題案の発表準備

担当

宮林郁子

2 内容

クリティカル状況にある患者と家族をケアするうえでの諸問題について成人領域にかかる先行研究のクリティークを行う(1)

予復習

予め提供された論文のクリティークを準備する

担当

宮林郁子

3 内容

クリティカル状況にある患者と家族をケアするうえでの諸問題について成人領域にかかる先行研究のクリティークを行う(2)

予復習

予め提供された論文のクリティークを準備する

担当

宮林郁子

4 内容

成人領域にかかる様々な先行研究を自己の課題と照らし合わせてクリティークを行う(1)

予復習

自己の課題に関する論文のクリティークを行う

担当

宮林郁子

5 内容

成人領域にかかる様々な先行研究を自己の課題と照らし合わせてクリティークを行う(2)

予復習

自己の課題に関する論文のクリティークを行う

担当

宮林郁子

6 内容

慢性疾患を抱えながら生活する成人期・老年期にある患者・家族の支援について文献検討し、療養上の問題や課題について考察する。

予復習

慢性期看護分野における文献を持参する。

振り返り、療養上の問題・課題を考える。

担当

石川りみ子

7 内容

慢性疾患を抱える人の心理、社会的特徴と看護に活用できる様々な理論を文献検討をとおして学修し、自己の研究課題探求に役立てる。

予復習

振り返り、研究課題探求につなげる。

次回の予習を行う。

担当

石川りみ子

8 内容

外来における在宅酸素療法患者の療養支援を実践例や文献をとおして検討し考察を深める。その中で、QOLを高めるための多職種連携と看護の役割について考察する。

予復習

振り返り、慢性疾患患者のQOLを高めるための支援を考える。

文献検索し、クリティークする研究論文を選定する。

担当

石川りみ子

9 内容

慢性期にある患者の看護について文献検索し、自己の研究課題に関連する分野の研究論文を選定し論文のクリティークを行い、発表の準備をする。

予復習

持参した研究論文のクリティークを行い、発表の準備をする。

担当

石川りみ子

10 内容

研究論文クリティークの発表・デスカッションを行う。これらの学修や討議をとおして、慢性期看護における自己の研究課題を探求し、明確にする。

予復習

ディスカッション、教員からの助言をとおして、慢性期看護における質の高い看護を考える。

担当

石川りみ子

11 内容

周手術期やクリティカルケア場面におけるストレス・コーピング,危機理論と危機介入について概説する。さらに,これらの理論に関する研究論文を読み,看護実践について討議し,研究課題を検討する。

予復習

資料により、講義で取り上げる理論を学習しておく。講義の内容を整理し,研究課題への活用についてレポートにまとめる。

担当

山崎章恵

12 内容

疾病や外傷により障害を受けた患者とその家族の理解について,ボディイメージの変容,障害受容理論について概説する。さらに,これらの理論に関する研究論文を読み,看護実践について討議し,研究課題を検討する。

予復習

資料により、講義で取り上げる理論を学習しておく。講義の内容を整理し,研究課題への活用についてレポートにまとめる。

担当

山崎章恵

13 内容

回復期にある患者とその家族への看護支援について,セルフケア理論,QOLについて概説する。セルフケア行動の評価やQOL評価を看護研究に活用した文献を用いて,研究課題への活用について検討する。

予復習

資料により、講義で取り上げる理論を学習しておく。講義の内容を整理し,研究課題への活用についてレポートにまとめる。

担当

山崎章恵

14 内容

急性期・回復期にある患者とその家族の理解,看護実践に関する研究テーマに関して,関心ある研究課題について国内の研究論文を検索し,研究の動向と取り上げた文献について,クリティークを発表し討議を行う。

予復習

関心のある研究課題についての日本における研究論文を検索し,発表の準備をする。討議の結果をふまえて,レポートにまとめる。

担当

山崎章恵

15 内容

急性期・回復期にある患者とその家族の理解,看護実践に関する研究テーマに関して,関心ある研究課題について海外の研究論文を検索し,研究の動向と取り上げた文献について,クリティークを発表し討議を行う。

予復習

関心のある研究課題についての海外における研究論文を検索し,発表の準備をする。討議の結果をふまえて,レポートにまとめる。

担当

山崎章恵

16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

授業内で適宜資料等を配布する。

参考書・文献

授業内で適宜紹介する。

履修条件

特に無し

ICT活用
実務経験
備考