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在宅看護学特論
未定
大学名 清泉女学院大学大学院
学部・学科 看護学研究科
開講キャンバス 東口 授業形態 講義
履修区分 選択必修 単位数 2単位
配当年次 1年 開講期
授業の概要

在宅療養者とその家族への支援が求められる背景について、社会や家族の変化の側面から概説したうえで、在宅看護を支える医療保険制度と各種制度に基づく訪問看護の提供体制について解説する。また、在宅看護の対象者の特性や多様性及び在宅看護での看護過程の特徴や構成要素について、具体的な展開事例を取り上げながら考察するとともに、在宅看護の対象者としての家族へのケアの考察を通して、在宅看護に関する知識の理解を深める。

学習到着目標

・在宅看護を取り巻く社会背景と在宅ケアシステムの変遷を理解する。・在宅看護の目的、概念を理解し、現代社会に求められる在宅看護のあり方を理解する。・在宅看護の対象者とその家族に対する支援方法としてケアマネジメント、退院支援や地域包括ケアシステムについて学び、対象者の特性に応じた在宅看護の実際と課題について理解する。

成績評価方法

授業参加態度20%、プレゼンテーションとデスカッション40% レポート40%により評価する。

課題に対する
フィードバック方法

プレゼンテーション及びディスカッションについては、各講義中に評価を行い、学生にフィードバックする。課題レポートについては、レポート返却時に面談を実施する。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート □グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク □リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

我が国における保健医療福祉制度の流れを把握し、地域包括ケアシステムのめざすことを理解する。

予復習

初回にむけての準備は特に求めない。

担当
2 内容

我が国の在宅看護の歴史をたどり、諸外国の在宅ケアの動向を理解し、自宅で療養を続けることの意味を考える。

予復習

参考文献を読んでおく。

担当
3 内容

療養の場の移行(退院支援)から在宅看護の目的などを理解し、看護職の役割を考える。

予復習

参考文献を読んでおく。

担当
4 内容

ケアマネジメントの目的を理解し、看護職の役割を考える。

予復習

参考文献を読んでおく。

担当
5 内容

ケアマネジメントの実際を事例を通して考える。

予復習

参考文献を読んでおく。

担当
6 内容

訪問看護の歴史を理解し、現在の訪問看護提供体制について考察を深める。

予復習

抄読担当とプレゼンテーションの順番を決める。

担当
7 内容

訪問看護の対象者の特性と提供する看護ケアの特徴を理解する。また地域における他の職種と協働する意義を理解する。

予復習

担当する文献を読み込みプレゼンテーションの準備をする。

担当
8 内容

在宅療養を支える家族へのケアについて事例を通して考える。療養者と家族を支える地域包括ケアのあり方を考える。

予復習

担当する文献を読み込みプレゼンテーションの準備をする。

担当
9 内容

在宅看護に関する研究論文の抄読 ①訪問看護の対象者の特性と訪問看護師の役割に関する論文のクリティーク(プレゼンテーションと討議)

予復習

担当のプレゼンテーション資料を作成する。

担当
10 内容

在宅看護に関する研究論文の抄読 ②訪問看護の対象者とその家族支援に関する論文のクリティーク(プレゼンテーションと討議)

予復習

担当のプレゼンテーション資料を作成する。

担当
11 内容

在宅看護に関する研究論文の抄読 ③訪問看護提供体制の現状と課題に関する論文のクリティーク(プレゼンテーションと討議)

予復習

担当のプレゼンテーション資料を作成する。

担当
12 内容

在宅看護に関する研究論文の抄読 ④訪問看護と多職種連携に関する現状と課題の関する論文のクリティーク

予復習

担当のプレゼンテーション資料を作成する。

担当
13 内容

在宅看護に関する研究論文の抄読 ⑤諸外国の訪問看護・在宅ケアに関する論文をもとに我が国と比較しながら討議する

予復習

担当のプレゼンテーション資料を作成する。

担当
14 内容

論文抄読のまとめ

予復習

論文抄読の振り返り

担当
15 内容

全体のまとめ

予復習

在宅看護学の振り返り

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

特に指定しない。授業に必要な資料を配布する。

参考書・文献

開講前に文献集を配布する。その他、適宜参考文献を紹介する。

履修条件

特になし

ICT活用
実務経験
備考