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実践助産学演習(シミュレーション)後半
上原 明子・西村 理恵
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 助産学専攻科
開講キャンバス 東口 授業形態 演習
履修区分 必修 単位数 1単位
配当年次 1年 開講期 通年
授業の概要

科目「実践助産学(講義・助産過程)」で学んだ思考プロセスを基盤として、本科目では、助産計画の一部について、シミュレーション学習を用いて実践する。シミュレーション学習を通じて、思考プロセスや助産計画として立案した内容の妥当性を振り返り、助産師として自己内省する能力(助産過程における評価過程の能力)を養う。形成的評価として、実習前客観的臨床能力試験を実施する。本科目をもとに、特に、科目「助産学実習Ⅰ(継続事例)」、「助産学実習Ⅱ(分娩期)」、「助産学実習Ⅲ(産褥期・新生児期)」、「助産学実習Ⅳ(周産期ハイリスク)」における助産実践能力を高める。さらに、総括的評価として、修了前客観的臨床能力試験を実施し、1年間の修学期間における到達度を評価するとともに、臨床上の自己課題を明確にする。

学習到着目標

1.模擬的な状況設定の中で,以下1)-3)について安全、安楽に助産実践できる。1)ISBARを用いた臨床指導者への報告、2)優先順位に基づく情報収集、3)情報の分析・解釈・統合に基づく助産ケアの実践

2.1を通じて自らの実践を客観的に振り返り自己課題を明確にすることができる。

成績評価方法

OSCE:40%(実習前客観的臨床能力試験:30%、実習後客観的臨床能力試験:10%)

振り返りシート:60%

課題に対する
フィードバック方法

・シミュレーションに対してインストラクションを行う。

・事後課題の振り返りシートに対してコメントを添えて返却する。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク □プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 □フィールドワーク □リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

16. シミュレーション(16)【継続事例】産褥期・新生児期:出生当日の観察

予復習

事前学習:助産過程の展開

事後学習:振り返りシート・助産過程の修正

担当

専任教員

2 内容

17. シミュレーション(17)【継続事例】産褥1日目:初回歩行の実際

予復習

事前学習:助産過程の展開

事後学習:振り返りシート・助産過程の修正

担当

専任教員

3 内容

18. シミュレーション(18)【継続事例】産褥2日目:初回授乳の実際

予復習

事前学習:助産過程の展開

事後学習:振り返りシート・助産過程の修正

担当

専任教員

4 内容

19. シミュレーション(19)【継続事例】産褥3日目:バースレビューの実際

予復習

事前学習:助産過程の展開

事後学習:振り返りシート・助産過程の修正

担当

専任教員

5 内容

20. シミュレーション(20)【継続事例】産後2週間健診の実際

予復習

事前学習:助産過程の展開

事後学習:振り返りシート・助産過程の修正

担当

専任教員

6 内容

21. シミュレーション(21)【継続事例】1か月健診の実際

予復習

事前学習:助産過程の展開

事後学習:振り返りシート・助産過程の修正

担当

専任教員

7 内容

22. シミュレーション(22)【経産婦】分娩期:受け持ち開始の情報収集の実際

予復習

事前学習:助産過程の展開

事後学習:振り返りシート・助産過程の修正

担当

専任教員

8 内容

23. シミュレーション(23)【経産婦】分娩期:第1期の観察と報告の実際

予復習

事前学習:助産過程の展開

事後学習:振り返りシート・助産過程の修正

担当

専任教員

9 内容

24. シミュレーション(24)【経産婦】分娩期:分娩室入室の実際

予復習

事前学習:助産過程の展開

事後学習:振り返りシート・助産過程の修正

担当

専任教員

10 内容

25. シミュレーション(25)【経産婦】分娩期:分娩第1期後半から第2期の支援の実際

予復習

事前学習:助産過程の展開

事後学習:振り返りシート・助産過程の修正

担当

専任教員

11 内容

26. シミュレーション(26)【経産婦】分娩期:外陰部消毒実施の報告と実際

予復習

事前学習:助産過程の展開

事後学習:振り返りシート・助産過程の修正

担当

専任教員

12 内容

27. 実習前客観的臨床能力試験

予復習

事前学習:自己練習

事後学習:実習に向けた自己課題の明確化と自己練習

担当

専任教員

13 内容

28. 実習前客観的臨床能力試験

予復習

事前学習:自己練習

事後学習:実習に向けた自己課題の明確化と自己練習

担当

専任教員

14 内容

29. 修了前客観的臨床能力試験

予復習

事前学習:自己練習

事後学習:臨床に向けた自己課題の明確化

担当

専任教員

15 内容

30. 修了前客観的臨床能力試験

予復習

事前学習:自己練習

事後学習:臨床に向けた自己課題の明確化

担当

専任教員

16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、事前学習・事後学習(4時間程度)を行うこと。

思考(助産診断過程)と行動(助産実践過程)を結びつける意識をしながら事前・事後学習に臨むこと。

教科書

・今日の助産 マタニティサイクルの助産診断・実践過程

・助産学実習プレブック-助産過程の思考プロセス、産婦人科診療ガイドライン2020

参考書・文献
履修条件

科目「実践助産学(講義・助産過程)」で展開した助産過程の一部をシナリオベースで実践し、内省する。本科目の単位取得が、助産学実習Ⅰ(継続事例),助産学実習Ⅱ(分娩期),助産学実習Ⅲ(産褥期・新生児期),助産学実習Ⅳ(周産期ハイリスク)の履修条件となる。

ICT活用 ■双方向型授業【Google Classroomを利用して課題レポートを課す。】
■自主学習支援【GoogleClassroomで事前・事後学習等に必要な資料を提示する。】
実務経験
備考