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女性とキャリア
キャリア支援センター・森本 佑子
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 共通教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 講義
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 1・2年 開講期
授業の概要

キャリアとは、就職・出世・現在の仕事等の点や結果を指すのではなく、働くことに関わる「継続的なプロセス(過程)」と、働くことにまつわる「生き方」そのものを指している。キャリアを積むということは、社会に出て仕事の経験を積むという事だけではなく、その仕事に取り組むプロセスの中で、身につけていく技術・知識・経験に加えて、人間性を磨いていくこと。プライベートも含めた自分自身の生き方、ライフワークを充実させていくにはどのようにたらよいのか。この科目は「経験・体験談編」「実践編」で構成し、様々なロールモデル・ゲストスピーカーを招き、お話や実践を通じて、働くことや社会への距離を縮める方法を探り、これからの自分をイメージしながら自分らしいキャリアを考える。毎回、事例をもとにグループワークを行い、自身の思いや考えを伝え、他者の話に耳を傾け、コミュニケ―ションを図ることで多様な考え方や価値観を理解する。※授業計画の内容は、順不同で一部内容を変更する場合がある。

学習到着目標

この科目は、共通教育の学習成果『豊かな人間性』と『視野の広さ』の習得を目標とする。様々な生き方をされているロールモデル・ゲストスピーカーを招き、「いきいきと働く女性」になるヒントを探すことを目指す。また、これから生きていく社会がどうなっているのか問題意識を持ち、自ら考える力を養う。

成績評価方法

参加姿勢度・積極性(50%)、レポート(20%)、「なりたい自分」計画シート(30%)

課題に対する
フィードバック方法

毎回講座後にゲストスピーカーに対する質問時間を設け、理解を深める。また、毎回の授業で得た貴重な学びや必要な情報を「なりたい自分」計画シートに記録。今後活用できる一冊となるよう整理する。各講座の感想および振返りとまとめ(レポート)に対してコメントする。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション

「キャリア」についての共通理解を持ち、現在の自分の心境や今後の課題を認識し、それぞれの受講目的・授業に期待することをしっかりと持ち、授業に臨む準備と姿勢を整える。

予復習

自身が考える「働くことや将来への期待と不安」「身に付ける必要があると感じているスキルと具体的行動目標」「今考える、なりたい自分」を洗い出しておく。

担当
2 内容

「経験・体験談談編」自分との向き合い方(自分探し)

予復習

第2回講座の振り返り****

担当
3 内容

「経験・体験談編」女性のライフスタイル(結婚・仕事・子育て)

予復習

第3回講座の振り返り

担当
4 内容

「経験・体験談編」卒業生からのメッセージ①(社会人2~3年)

予復習

第4回講座の振り返り

担当
5 内容

「経験・体験談編」卒業生からのメッセージ②(社会人8~10年)

予復習

第5回講座の振り返り

担当
6 内容

「経験・体験談編」オリンピックメダリストの今

予復習

第6回講座の振り返り

担当
7 内容

「実践編」コミュニケーション力を高めて楽しく生きる

予復習

第7回講座の振り返り

担当
8 内容

「実践編」自己表現力を磨こう

予復習

第8回講座の振り返り

担当
9 内容

「経験・体験編」自分らしいキャリアを手にする楽しさ

予復習

第9回講座の振り返り

担当
10 内容

「経験・体験編」読みがたりライブ

予復習

第10回講座の振り返り

担当
11 内容

「実践編」自分史上最高の笑顔を手に入れる

予復習

第11回講座の振り返り

担当
12 内容

「経験・体験編」自分に限界を決めないで

予復習

第12回講座の振り返り

担当
13 内容

「実践編」社会人として必要なマナー

予復習

第13回講座の振り返り

担当
14 内容

「経験・体験編」音楽でコミュニケーション

予復習

第14回講座の振り返り

担当
15 内容

振り返りとまとめ、「なりたい自分」計画シート(レポート)作成

各講座を振り返り、受講後に改めて考える、「働くことや将来への期待と不安」「なりたい自分」について率直な思いを書きだし、自ら変化を感じ取る。

予復習

各講座の振り返り。なりたい自分になるための具体的実践と行動。「なりたい自分」計画シートの活用

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義は4時間程度の予習・復習を奨励します。

教科書

必要に応じて資料配布します。

参考書・文献

(1)「面倒だから、しよう」(2)「置かれた場所で咲きなさい」

著者:渡辺和子 出版社:幻冬舎

履修条件

所属学科に関係なくお互いの考え方や生き方を尊重し合い、ありのままの自分を出せること。それぞれの受講目的や期待することをしっかりと持ち「なりたい自分」を意識して授業に臨む姿勢のある学生。履修人数は100名までとする。

ICT活用
実務経験
備考