大学名 |
清泉女学院短期大学 |
学部・学科 |
共通教育科目 |
開講キャンバス |
上野 |
授業形態 |
講義 |
履修区分 |
選択 |
単位数 |
2単位 |
配当年次 |
1・2年 |
開講期 |
秋 |
授業の概要 |
本科目では、家族の形態や役割の変化について社会学理論に基づいて理解できるようになることを目指している。そのうえで、現代家族の変化と普遍性について事例をもとに自らの家族観を考察し、新たな視点を習得する。具体的には、家族という現象を人生の段階(ライフコース)に沿って社会学概念を使って理解する講義を中心に進める。また、家族社会学の視点やアプローチで現代家族に生じている問題を読み解く課題に取り組む。家族の問題事例は漫画資料購読や動画を多く使用する。それらを踏まえて自分が家族に対してもつ思い込みを見つめ直して考え、レポートにまとめる。
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学習到着目標 |
この科目は、共通教育の学習成果「1 知識・教養」と「2 視野の広さ」の習得を目標とする。具体的には、それぞれ『家族社会学に関する基礎的知識』の習得、『現代の家族現象から自分にもかかわる問題として、視野を広げること』を目標とする。
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成績評価方法 |
統計調査や知識クイズ(40%)、リアクションペーパー(20%)、中間と期末レポート2本(40%)
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課題に対する フィードバック方法 |
マナバを活用してコメント等をフィードバックする
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アクティブ ラーニング要素 |
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート □グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー |
授業計画 授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当 |
1 |
内容 |
オリエンテーション:授業の進め方
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予復習 |
家族の定義(アンケート回答)
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担当 |
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2 |
内容 |
家族の変化を調べる
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予復習 |
統計調査(家族の形態)提出
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担当 |
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3 |
内容 |
家族社会学の概念:ライフコースと家族機能論
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予復習 |
資料購読
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担当 |
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4 |
内容 |
青年期と自立課題
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予復習 |
資料購読
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担当 |
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5 |
内容 |
青年期における親子関係と自立を考える
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予復習 |
中間レポート用文献購読
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担当 |
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6 |
内容 |
青年期と結婚
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予復習 |
資料購読、中間レポート提出
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担当 |
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7 |
内容 |
結婚の多様化の実態
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予復習 |
統計調査(結婚の実態)提出
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担当 |
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8 |
内容 |
社会規範とトランスジェンダー
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予復習 |
予習動画視聴して感想提出
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担当 |
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9 |
内容 |
ジェンダーとは何か
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予復習 |
グループワーク、振り返り
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担当 |
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10 |
内容 |
ジェンダー概念で「逃げ恥」を分析
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予復習 |
予習:動画「逃げ恥」視聴、グループワーク
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担当 |
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11 |
内容 |
家族の問題事例1:児童虐待
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予復習 |
予習:漫画資料購読して感想提出
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担当 |
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12 |
内容 |
家族の問題事例2:兄弟姉妹の扶養・引きこもり
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予復習 |
動画視聴して感想提出
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担当 |
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13 |
内容 |
家族の問題事例3:認知症の親を看る
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予復習 |
予習動画視聴して感想提出
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担当 |
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14 |
内容 |
扶養:家族はどこまで支えあうべきか
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予復習 |
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担当 |
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15 |
内容 |
まとめ:現代における家族機能の縮小と家族支援
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予復習 |
レポート提出
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担当 |
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16 |
内容 |
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予復習 |
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担当 |
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準備学修 (予習・復習)時間 |
「各回の準備学修」項目を確認し、講義は4時間程度の予習・復習を奨励します。
調査課題やレポートのために事前に資料購読のために2時間程度の予習・復習が必要です。
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教科書 |
特に使用しない
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参考書・文献 |
日本家政学会編『現代家族を読み解く12章』丸善出版H30年、2400円
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履修条件 |
資料購読(社会学の論文)や統計調査、レポート2本と課題が多いことを承知の上でとってください。
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ICT活用 |
■自主学習支援【SJCマナバの活用し課題の授受、フィードバックを行う】 ■遠隔授業【DVDや動画を事前視聴してもらうことが多くある】 |
実務経験 |
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備考 |
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