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社会的養護Ⅰ
小松 仁美
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 幼児教育科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 講義
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 1年 開講期
授業の概要

この科目では、現代社会における社会的養護の意義と歴史的変遷を学び、社会的養護における基本的な制度と法体系、対象・形態・専門職、現状と課題に関する、知識と技術、価値について学習する。社会的養護を必要とする子どもの権利状況を理解し、その権利を守る専門職者のひとつである保育士として保育所・地域・施設それぞれの場で求められる役割を理解することを目指す。

学習到着目標

「社会的養護Ⅰ」の学修到達目標は、学科の学習成果Ⅱb「保育の原理・目的の理解」に対し、①現代社会における社会的養護の意義と歴史的変遷について理解②子どもの人権擁護を踏まえた社会的養護の基本について理解③社会的養護の制度や実施体系等について理解④社会的養護の対象や形態、関係する専門職等について理解⑤社会的養護の現状と課題について理解することである。

成績評価方法

期末試験(40%)、子どもの権利ノート(15%)、授業内メモ(15%)、リアクションペーパー(振り帰り学習15%、事前学習15%)

課題に対する
フィードバック方法

リアクションペーパーについては、コメントを記して返却する。リアクションペーパーについては、学生の質問や意見などについて、必要に応じて適宜伝達して共有化を図る。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

社会的養護Ⅰの授業概要や学修到達目標などについて把握する(オリエンテーション)。 社会的養護とは何かについて学ぶ。

予復習

リアクションペーパー①に記入し、授業メモとあわせて、次週の授業で提出する。テキストpp.2-19を読んで予習する。

担当
2 内容

第1章「現代社会における社会的養護の意義」について学ぶ

予復習

リアクションペーパー②に記入し、授業メモとあわせて、次週の授業で提出する。テキストpp.21-27を読んで予習する。

担当
3 内容

第2章「社会的養護の歴史的変遷と今日的課題」の社会的養護の歴史的変遷ついて学ぶ

予復習

リアクションペーパー③に記入し、授業メモとあわせて、次週の授業で提出する。テキストpp.28-42を読んで予習する。

担当
4 内容

第2章「社会的養護の歴史的変遷と今日的課題」の社会的養護の今日的課題ついて学ぶ

予復習

リアクションペーパー④に記入し、授業メモとあわせて、次週の授業で提出する。テキストpp.43-59を読んで予習する。

担当
5 内容

第3章「社会的養護の制度と実施体系」の体系および施設養護にいて学ぶ

予復習

リアクションペーパー⑤に記入し、授業メモとあわせて、次週の授業で提出する。テキストpp.60-68を読んで予習する。

担当
6 内容

第3章「社会的養護の制度と実施体系」の家庭的養護にいて学ぶ

予復習

リアクションペーパー⑥に記入し、授業メモとあわせて、次週の授業で提出する。テキストpp.69-90を読んで予習する。

担当
7 内容

第4章 「子どもの権利擁護と社会的養護」について学ぶ

予復習

リアクションペーパー⑦に記入し、授業メモとあわせて、次週の授業で提出する。テキストpp.91-112を読んで予習する。子どもの権利ノートについて調べ始める。

担当
8 内容

第5章「社会的養護の理念と原理」について学ぶ

予復習

リアクションペーパー⑧に記入し、授業メモとあわせて、次週の授業で提出する。テキストpp.113-129を読んで予習する。子どもの権利ノートについて調べ始める。

担当
9 内容

第6章「施設養護と実践方法」の乳児院と児童養護施設について学ぶ

予復習

リアクションペーパー⑨に記入し、授業メモとあわせて、次週の授業で提出する。テキストpp.130-143を読んで予習する。子どもの権利ノートについてまとめる。

担当
10 内容

第6章「施設養護と実践方法」の児童心理治療施設と児童自立支援施設について学ぶ

予復習

リアクションペーパー⑩に記入し、授業メモ、子どもの権利ノートとあわせて、次週の授業で提出する。テキストpp.144-160を読んで予習する。

担当
11 内容

第6章「施設養護と実践方法」の母子生活支援施設と自立援助ホームについて学ぶ

予復習

リアクションペーパー⑪に記入し、授業メモとあわせて、次週の授業で提出する。テキストpp.161-190を読んで予習する。

担当
12 内容

第7章 「家庭養護の実践」について学ぶ

予復習

リアクションペーパー⑫に記入し、授業メモとあわせて、次週の授業で提出する。テキストpp.191-215を読んで予習する。

担当
13 内容

第8章 「社会的養護に求められる専門性と援助技術」について学ぶ

予復習

リアクションペーパー⑬に記入し、授業メモとあわせて、次週の授業で提出する。テキストpp.200-215を読んで予習する。

担当
14 内容

第9章 「社会的養護の課題と展望」

予復習

リアクションペーパー⑭に記入し、授業メモとあわせて、次週の授業で提出する。テキストpp.217-231を読んで予習する。

担当
15 内容

これまでの授業の振り返りとまとめを行う。

予復習

リアクションペーパー⑮に記入し、授業メモとあわせて、試験時に提出する。配布された振り返り資料を読み、期末試験に備える。

担当
16 内容

期末試験

予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義は4時間程度の予習・復習を奨励します。

教科書

倉石哲也・伊藤嘉余子、2018、『社会的養護』ミネルヴァ書房.

参考書・文献
履修条件
ICT活用
実務経験 ■所持している業務関連資格【社会福祉士】
備考