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領域 環境
碓井 幸子
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 幼児教育科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 選択 単位数 1単位
配当年次 1年 開講期
授業の概要

この授業では、保育内容 領域「環境」を扱う。幼稚園教育要領に示されている領域「環境」のねらい及びねらいに示されている内容を理解する。

当該領域のねらい及び内容を踏まえ、幼児が経験し身に付けていく内容と指導上の留意点を理解する。領域「環境」のねらい及び内容、指導上の留意点を基に、教育実習等での幼児の観察や実践や振り返りを基に、幼児教育における評価の考え方を理解する。領域「環境」に示されている内容と小学校の教科等とのつながりを理解し、幼児教育と小学校教育の無理のない確実な連携を踏まえた、子どもを主体とした幼児期にふさわしい保育についても考える。

学習到着目標

この科目は、学習成果Ⅱd「保育内容や保育方法、具体的援助の方法の理解」とⅡc「保育及び支援の対象の理解」を目指して、幼稚園教育要領に示されている領域「環境」のねらい及び内容、指導上の留意点を理解し、幼児教育における評価の考え方、幼児教育と小学校教育の連携についても理解することを学修到達目標とする。

成績評価方法

期末試験・・80% リアクションペーパー・・・20%

課題に対する
フィードバック方法

期末試験終了後解答を掲示する。 リアクションペーパーにて授業修得を確認し、適宜コメントを付す。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート □グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

幼稚期の教育における幼児教育の考え方の基本を理解する

「環境を通して行う教育」の意味を理解する

領域「環境」が示すねらい(1)(2)(3)を理解する

予復習

事前に指定された幼稚園教育要領解説の箇所を必ず読み授業に臨むこと。復習は、リアクションペーパーに記載されている問いについて受講により得た知見から考え記し提出

担当
2 内容

乳・幼児期の認知の発達の特徴と環境への興味やかかわりについて理解する(「人」との関わりも含む)

子どもと環境をつなぐ人とのかかわりを含めながら、乳・幼児期の認知の発達を理解する

予復習

事前に指定された幼稚園教育要領解説の箇所を必ず読み授業に臨むこと。復習は、リアクションペーパーに記載されている問いについて受講により得た知見から考え記し提出

担当
3 内容

「自然・季節・生きもの」とのかかわりにおける子どもの学び(気付き)について考える

ねらい及び内容①③④⑤の意味及び指導上の留意点を理解する

予復習

事前に指定された幼稚園教育要領解説の箇所を必ず読み授業に臨むこと。復習は、リアクションペーパーに記載されている問いについて受講により得た知見から考え記し提出

担当
4 内容

「もの・こと」とのかかわりにおける子どもの学び(気付き)について考える

ねらい及び内容②⑦⑧の意味及び指導上の留意点を理解する

予復習

事前に指定された幼稚園教育要領解説の箇所を必ず読み授業に臨むこと。復習は、リアクションペーパーに記載されている問いについて受講により得た知見から考え記し提出

担当
5 内容

「数量・図形・文字・標識」とのかかわりにおける子どもの学び(気付き)について考える

ねらい及び内容⑨⑩の意味及び指導上の留意点を理解する

予復習

事前に指定された幼稚園教育要領解説の箇所を必ず読み授業に臨むこと。復習は、リアクションペーパーに記載されている問いについて受講により得た知見から考え記し提出

担当
6 内容

「情報・施設及び地域や伝統文化」とのかかわりにおける子どもの学び(気付き)について考える

ねらい及び内容⑥⑪⑫の意味及び指導上の留意点を理解する

予復習

事前に指定された幼稚園教育要領解説の箇所を必ず読み授業に臨むこと。復習は、リアクションペーパーに記載されている問いについて受講により得た知見から考え記し提出

担当
7 内容

領域「環境」における卒園までに育てたい姿の正しい理解を確立する

幼児が経験し身に付けていく内容と領域「環境」が示す内容との関連性を確認し、幼児教育の評価の考え方の理解と小学校の教科等のつながりを考える

予復習

事前に指定された幼稚園教育要領解説の箇所を必ず読み授業に臨むこと。復習は、リアクションペーパーに記載されている問いについて受講により得た知見から考え記し提出

担当
8 内容

領域「環境」まとめ(試験も含む)

これまで学んできたことを総復習し、ねらい及び内容、内容の取扱いについて理解しているかを確認する

予復習

1回から7回までの授業で得た知見を見直し試験の準備をする。試験後振り返り習得を確実にする

担当
9 内容
予復習
担当
10 内容
予復習
担当
11 内容
予復習
担当
12 内容
予復習
担当
13 内容
予復習
担当
14 内容
予復習
担当
15 内容
予復習
担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、演習は4時間程度の予習・復習を奨励します。

教科書

「幼稚園教育要領解説 平成30年3月」フレーベル館

参考書・文献

「知的好奇心」波多野誼余夫 稲垣佳世子 中公新書 

「子どものものの考え方」波多野完治 滝沢武久 岩波新書

履修条件

「保育士資格」取得に関する必修科目である。

ICT活用
実務経験 ■実務経験の内容【幼稚園教諭及び幼稚園園長として幼稚園で実務経験あり】
■所持している業務関連資格【幼稚園教諭専修免許状、保育士資格、小学校教諭1種免許状】
備考