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保育方法の研究Ⅴ
樽井 美波
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 幼児教育科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

「保育方法の研究Ⅴ」では、造形表現に関する視点から、子どもの豊かな感性を育む保育方法や保育環境について考察する。保育教材等の考案、制作、発表等の演習を通して、保育方法についての具体的な理解を図る。

学習到着目標

学習成果Ⅱd「保育内容や保育方法、具体的援助の方法の理解」及びⅣ「保育実践の表現力・創造力・感性の基礎の修得」を目標とする。具体的には、次の3項目を学修到達目標とする。①保育における造形表現の役割と効用についての理解、②児童文化財、保育教材の制作のための表現力の修得、③保育教材を活用するための実践力の修得

成績評価方法

受講態度、制作演習、発表、鑑賞への取り組み(80%)、授業の振り返りの内容(20%)。

課題に対する
フィードバック方法

制作等の演習については、適宜助言をおこなう。

授業の振り返りについては、必要がある場合はコメントを付し、次回授業時に返却する。

アクティブ
ラーニング要素
■外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 ■フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション

壁面・空間装飾①

保育における壁面装飾の意義と役割について考える。

予復習

授業の振り返りをプリントに記入する。

壁面装飾のデザインを考案する。

担当
2 内容

壁面・空間装飾②

グループごとに担当月(10月、11月、12月、1月のいずれか)を決め、季節感や行事を演出する壁面装飾を計画する。

予復習

授業の振り返りをプリントに記入する。

担当
3 内容

壁面・空間装飾③

壁面装飾の計画にそってグループごとに制作をおこなう。

予復習

授業の振り返りをプリントに記入する。

壁面装飾の制作を進める。

担当
4 内容

壁面・空間装飾④

壁面装飾の計画にそってグループごとに制作をおこなう。

予復習

授業の振り返りをプリントに記入する。

壁面装飾の制作を進める。

担当
5 内容

壁面・空間装飾⑤

各グループの担当月に、装飾を公共空間に設置する。各月、相互鑑賞と振り返りをおこなう。

予復習

授業の振り返りをプリントに記入する。

壁面装飾の制作を進める。

担当
6 内容

パネルシアターの制作と実践①

パネルシアターとその技法について理解する。パネルボードの製作をおこなう。

予復習

授業の振り返りをプリントに記入する。

担当
7 内容

パネルシアターの制作と実践②

パネルシアターで用いる絵人形の制作技法について理解する。

絵人形の制作をおこなう。

予復習

授業の振り返りをプリントに記入する。

担当
8 内容

パネルシアターの制作と実践③

保育での活用を想定したパネルシアターの題材の考案、制作をおこなう。

予復習

授業の振り返りをプリントに記入する。

パネルシアターの制作を進める。

担当
9 内容

パネルシアターの制作と実践④

パネルシアターの制作をおこなう。

予復習

授業の振り返りをプリントに記入する。

パネルシアターの制作を進める。

担当
10 内容

パネルシアターの制作と実践⑤

パネルシアターの発表準備をおこなう。

予復習

授業の振り返りをプリントに記入する。

パネルシアターの発表準備をおこなう。

担当
11 内容

パネルシアターの制作と実践⑥

制作したパネルシアターの発表と相互鑑賞をおこなう。

予復習

授業の振り返りをプリントに記入する。

担当
12 内容

保育教材の考案と制作①

幼児の興味・関心を引き出し、豊かな感性の育ちを促す保育教材について考える。

予復習

授業の振り返りをプリントに記入する。

担当
13 内容

保育教材の考案と制作②

オリジナルの保育教材を考案し、材料、制作技法について検討し、制作をおこなう。

予復習

授業の振り返りをプリントに記入する。

保育教材の制作に必要な材料を準備する。制作を進める。

担当
14 内容

保育教材の考案と制作③

保育教材の制作を進める。

予復習

授業の振り返りをプリントに記入する。

保育教材の制作を進める。発表の準備をおこなう。

担当
15 内容

保育教材の考案と制作④

制作した保育教材の発表と相互鑑賞をおこなう。

授業のまとめと振り返り

予復習

授業の振り返りをプリントに記入する。

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、演習は4時間程度の予習・復習を奨励します。

各演習の計画に沿い、発表等に向けて準備学修をおこなってください。

教科書

資料を配付する。

参考書・文献

幼稚園教育要領(最新版)、同解説(最新版)ほか、授業内で随時紹介する。

履修条件

履修人数は32名までとする。

ICT活用
実務経験 ■実務経験の内容【小学校 図画工作、中学校 美術科、高等学校 美術科・工芸科 担当講師として勤務経験あり】
備考

動きやすく、汚れても良い服装で受講すること。