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乳児保育Ⅱ
上原 美知子
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 幼児教育科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 選択 単位数 1単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

演習を柱として、①乳児保育における子どもの発育・発達を踏まえた生活と遊びの実際②乳児保育における配慮の実際③乳児保育における計画の実際について理解を図る。

学習到着目標

この科目は学習成果「Ⅱf a~eに基づく保育の総合的実践力の基礎の獲得」に向けて、①3歳未満児の発育・発達の過程や特性を踏まえた援助や関わりの基本的な考え方の理解、②養護及び教育の一体性を踏まえ3歳未満児の子どもの生活や遊びと保育の方法及び環境についての具体的な理解、③乳児保育における配慮の実際についての具体的な理解、④①~③を踏まえ乳児保育における計画の作成の具体的な理解を学修到達目標とする。

成績評価方法

課題レポート(40%)、提出物およびグループワークへの取り組み(40%)、リアクションペーパーによる授業の理解度(20%)

課題に対する
フィードバック方法

中間期の課題レポートに対しては、講師からの総評を書いて授業時に返却する。リアクションペーパーの質問事項は授業内で解説する。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

乳児保育の基本:保育現場の動画から子どもと保育士の関わり及び個々の子どもに応じた援助や受容的・応答的な関わりを学ぶ

0歳児の発育・発達を踏まえた生活と遊びの援助と実際①:0歳児の発育・発達について学ぶ

予復習

復習:授業後、リアクションペーパーを提出

担当
2 内容

0歳児の発育・発達を踏まえた生活と遊びの援助と実際②:0歳児の発育・発達を踏まえた生活の環境・援助について、動画の実践事例を通して学ぶ

指導計画の実際①:0歳児の個別指導計画を立案する

予復習

予習:保育所保育指針解説「乳児の保育」を読み授業に臨むこと

復習:授業後、リアクションペーパーを提出

担当
3 内容

1歳児の発育・発達を踏まえた生活と遊びの援助と実際:1歳児の発育・発達を踏まえた遊びの環境・援助について、動画の実践事例を通して学ぶ

未満児の心身の健康・安全と情緒の安定を図るための配慮を学ぶ

予復習

予習:保育所保育指針解説「1歳以上3歳未満の保育」を読み授業に臨むこと

復習:授業後、リアクションペーパーを提出

担当
4 内容

2歳児の発育・発達を踏まえた生活と遊びの援助と実際①:2歳児の発育・発達を踏まえた生活と遊びの環境・援助及び基本的生活習慣の自立に向けて、動画の事例をもとに理解を深める

予復習

予習:入所前のアセスメントについて、資料に目を通して授業に臨むこと

復習:授業後、リアクションペーパーを提出

担当
5 内容

2歳児の発育・発達を踏まえた生活と遊びの援助と実際②:エピソードを通して考える

指導計画の実際②:発達や興味関心、季節に合わせた遊びの展開をウエブマップを用いて考える

予復習

予習:エピソードを読み子どもの思い、保護者の関わりについて考え授業に臨むこと

復習:授業後、リアクションペーパーを提出

担当
6 内容

子どもの興味・関心を促す玩具をグループワークを通して考える①

指導計画の実際③:2歳児の興味関心を基に指導計画を立案する

予復習

第5回までの授業で学んだことをレポートにまとめて提出すること

復習:授業後、リアクションペーパーを提出

担当
7 内容

子どもの興味・関心を促す玩具をグループワークを通して考える②

赤ちゃん人形を使っておむつ替え及び衣服の着脱の演習を行う

予復習

予習:「保育所における感染症対策ガイドライン」の排泄に関する箇所を読み授業に臨むこと

復習:授業後、リアクションペーパーを提出

担当
8 内容

子どもの興味・関心を促す玩具をグループワークを通して考える③:プレゼンテーション

予復習
担当
9 内容
予復習
担当
10 内容
予復習
担当
11 内容
予復習
担当
12 内容
予復習
担当
13 内容
予復習
担当
14 内容
予復習
担当
15 内容
予復習
担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し予習・復習を奨励します。

グループワークで立案した「子どもの興味・関心を促す玩具」を制作し、プレゼンテーションに参加すること。

教科書

保育所保育指針解説(最新版)

授業中に適宜資料を配布する。

参考書・文献

子どもノート(保健活動を考える自主研究会)

厚労省「保育所における感染症対策ガイドライン」

履修条件

保育士資格必修科目

ICT活用
実務経験 ■実務経験の内容【保育士としての保育経験、園長職・保育指導員としての実務経験有り、保育士研修会での講師の経験有り】
■所持している業務関連資格【保育士資格  】
備考

「乳児保育」とは、3歳未満児を念頭においた保育を示す