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音楽表現指導法
山﨑 浩
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 幼児教育科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

1年次「音楽表現の基礎(声楽・器楽)」学修内容の上にさらに技能を高め、自らの表現力・創造力・感性を磨きながら、保育場面において実践的・応用的に活用する力を身に着ける。実際の保育現場における具体的な音楽表現指導法の獲得に主眼を置き、学習内容としては、即興的なコードネームによる伴奏法、キーボードハーモニーを応用した子どものための音楽作品の創作やアレンジ法、現場に即した実践的音楽表現指導の技術を学ぶ。

学習到着目標

学科の学習成果Ⅱd保育内容や保育方法、具体的援助の方法の理解の獲得、Ⅱe保育に関する基礎的技能の獲得、Ⅳ保育実践の表現力・創造力・感性の基礎の習得、を目標とする。学習到達目標として、保育の音楽理論を応用した創作やアレンジ法、幼児の音楽表現活動の理解、保育場面を想定した具体的な音楽表現指導の実践力を身に着ける。

成績評価方法

毎回のリアクションコメント20% 創作作品や発表への取り組み40% 単元テスト・レポート30%  授業参加姿勢度10%

課題に対する
フィードバック方法

毎回の学生によるリアクションコメントに対して授業で解説を加えることで、次の課題に結び付けるプロセスを重視する。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート □グループワーク ■プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

授業オリエンテーション

保育現場における音楽表現指導①

音楽ゲームや歌あそびとは

予復習

予習は必要ない

授業で学んだ音楽表現あそびの実践

資料による復習

担当
2 内容

保育現場における音楽表現指導②

即興リズムあそびの楽しさ

予復習

授業で学んだ即興リズムあそびの実践

資料による復習

担当
3 内容

保育現場における音楽表現指導③

子どもの感性を刺激するディナーミクとアゴーギク

予復習

授業で学んだディナーミク・アゴーギクの技術をピアノ・キーボードで実践

資料による復習

担当
4 内容

音楽表現指導の基本的な考え方①

幼稚園教育要領・保育所保育指針における音楽表現指導の理解

予復習

授業で学んだ音楽表現指導の内容①をまとめ、質問等とともに投稿

資料による復習

担当
5 内容

音楽表現指導の基本的な考え方②

幼児の発達と音楽指導、いろいろな音楽教育法など

単元テスト

予復習

授業で学んだ音楽表現指導の内容②をまとめ、質問等とともに投稿

資料による復習

テスト振り返り

担当
6 内容

キーボードハーモニー①基礎理解 基礎知識の復習、音名、音程、コードの仕組み、二段譜・三段譜、ベース音による簡易伴奏など

予復習

授業での学びを実際キーボードに向かって確認し、疑問点があればリアクションコメントと共に質問

資料による復習

担当
7 内容

キーボードハーモニー②基礎練習 ミニキーボードを使った課題実践練習(メジャーコード、マイナーコード)、転回形

予復習

授業での学びを実際キーボードに向かって確認し、疑問点があればリアクションコメントと共に質問

資料による復習

担当
8 内容

キーボードハーモニー③応用課題 ミニキーボードを使った課題実践練習(セブンスコード、メジャーセブンスコード、オーグメントコード、ディミニッシュコード)

予復習

授業での学びを実際キーボードに向かって確認し、疑問点があればmanabaを通して質問

資料による復習

担当
9 内容

キーボードハーモニー④実践練習 ミニキーボードを使った課題実践練習(即興伴奏付け)キーボードハーモニーの単元テストとまとめ

予復習

授業で学んだ即興伴奏付けを実践し、音の響きで理解する

資料による復習

テスト振り返り

担当
10 内容

子どもの歌創作研究①作詞・作曲の基礎

既成の童謡を歌詞と曲の両方から分析し、自分の創作作品の方向を決める

予復習

参考文献による子どもの歌の予習

創作作品の構想

担当
11 内容

子どもの歌創作研究②童謡詞創作

自分の作品(歌詞)に対するアドバイスを受け、推敲する

予復習

童謡詩(歌詞)の創作、推敲

担当
12 内容

子どもの歌創作研究③作曲とアレンジ、仕上げ

自分の作品(曲)に対するアドバイスを受け、推敲する

予復習

音楽の創作、推敲、コード付け

担当
13 内容

子どもの歌創作研究④挿絵ページの製作と仕上げ、完成

予復習

挿絵ページの製作、仕上げ

指導を受けての手直し

担当
14 内容

子どもの歌創作研究発表会 第1回

予復習

発表準備

授業振り返り

他の学生の創作作品への評価

担当
15 内容

子どもの歌創作研究発表会 第2回

予復習

発表準備

授業振り返り

他の学生の創作作品への評価

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、演習は4時間程度の予習・復習を奨励します。

授業で学んだ音楽表現指導の技術について理論的な理解にとどまらず、実践を通した復習を行うこと。

教科書

エー・ティー・エヌ「保育の四季 幼児のうた110曲集」(1年次「音楽表現の基礎(声楽・器楽)」と共通)

「ピアノといっしょに『ありがとう こころをこめて』」(1年次「音楽表現の基礎(声楽・器楽)」と共通)

参考書・文献

教育芸術社「改定 幼稚園教諭・保育士養成課程 幼児のための音楽教育」

これ以外は授業内で適宜資料を案内・配付する

履修条件
ICT活用 ■双方向型授業【受講者のリアクションコメントに対して、次の授業においてフィードバックを行なう】
実務経験 ■実務経験の内容【副園長として幼稚園に勤務経験  幼児の歌出版(作詞・作曲)作品多数】
備考