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身体表現指導法
中村 真由美
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 幼児教育科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

この科目では身体を動かす楽しさを体験し、保育者として、援助指導ができるように自身の運動に対する資質の向上を図る。

そのために、様々な身体操作の方法を実践し、習得することで、運動の段階的な指導法を学ぶ。また、表現運動についての知識・理解を深め、実践するとともに、その指導の方法についても学習する。

更に習得した表現運動の技術を用いて、作品の創作活動を行うことで、思考力・想像力を高める。

学習到着目標

この科目では、「Ⅱd 保育内容や保育方法。具体的支援の方法の理解」「Ⅳ 保育実践の表現力・想像力・完成の基礎の修得」を目標とする。特に、保育者として子どもの発育・発達に応じた表現運動を発想する思考力・創造性を高めるとともに、身体表現指導の実践力を身につけることを学修到達目標とする。

成績評価方法

授業参加状況・取り組み40%、作品の完成度30%、技術30%

課題に対する
フィードバック方法

創作活動における作品については、中間発表・発表会後に各作品ごとの評価を全体に伝える。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 □フィールドワーク □リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション

身体表現指導法の進め方について理解する。

予復習

作品や運動遊びの創作のヒントになりそうなものを普段の生活から見つけておくようにする。

担当
2 内容

表現運動のための基礎体力作り

ストレッチ、補強運動といった基本的な体力づくりを実践する。

予復習

基本的な運動を実践・指導できるように、普段から自身の健康管理及び心身の調整を怠らないようにする。

担当
3 内容

組体操・器械運動:実践と指導法

組体操・器械運動の実践を通して、特性の理解、技術の習得を目指すとともに、指導上の留意点についても学ぶ。

予復習

基本的な運動を実践・指導できるように、普段から自身の健康管理及び心身の調整を怠らないようにする。

担当
4 内容

パラバルーン①:基礎理解

パラバルーンの実践を通して、特性の理解、技術の習得を目指す。

予復習

基本的な運動を実践・指導できるように、普段から自身の健康管理及び心身の調整を怠らないようにする。

担当
5 内容

パラバルーン②:指導法の理解

パラバルーンの指導上の留意点について学ぶ。

予復習

基本的な運動を実践・指導できるように、普段から自身の健康管理及び心身の調整を怠らないようにする。

担当
6 内容

パラバルーン③:指導準備

パラバルーンの指導に向けた準備を行う。

予復習

指導準備

担当
7 内容

パラバルーン④:指導実践

パラバルーンの指導を行う。

予復習

指導準備

担当
8 内容

ダンス

保育や教育現場における「ダンス」について実践を通して理解する。

予復習

基本的な運動を実践・指導できるように、普段から自身の健康管理及び心身の調整を怠らないようにする。

担当
9 内容

ダンス創作①:テーマの決定

ダンス作品において表現したいテーマを決定する。

予復習

表現したいテーマを考えておく。

担当
10 内容

ダンス創作②:動きの創作①

各パートごとにダンス作品の創作をする。

予復習

創作活動の内容をまとめておく。

担当
11 内容

ダンス創作③:動きの創作②

各パートごとにダンス作品の創作をする。

予復習

創作活動の内容をまとめておく。

担当
12 内容

ダンス創作④:指導実践①

創作した作品を他のパートの学生に指導する。

予復習

振り入れされた動きを復習する。

担当
13 内容

ダンス創作⑤:指導実践②

創作した作品を他のパートの学生に指導する。

予復習

振り入れされた動きを復習する。

担当
14 内容

発表会リハーサル

本番を想定して作品を演じる。

予復習

発表会に向けた練習

担当
15 内容

ダンス発表会

授業のまとめ

予復習

発表会に向けた練習

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、演習は4時間程度の予習・復習を奨励します。

授業課題がある場合はそれらに取り組み、常に授業の内容について理解を深めるための学習時間が必要となります。

教科書

教科書は使用しない、適宜プリントを配布する。

参考書・文献

日本スポーツ協会『幼児期からのアクティブ・チャイルド・プログラム』

日本スポーツ協会『アクティブ・チャイルド・プログラム』

履修条件

保育士資格の選択科目である。

ICT活用
実務経験
備考

この科目は受講人数を50名に制限する。