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卒業研究セミナー
樽井 美波
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 幼児教育科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 必修 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期 通年
授業の概要

このセミナーでは、「子どものための造形表現」をテーマとして研究をおこなう。

春学期は、子ども向けの遊具・玩具についての調査を通して、遊具に関する知識、理解を深める。秋学期は、調査研究の内容を踏まえて、個人またはグループごとに、遊具・玩具作品を考案し、作品に適した素材や造形方法を検討しながら制作をおこなう。制作した作品で実際に子どもに遊んでもらう実践研究をおこなう。研究の成果をまとめ、清泉フェスティバルにて作品の展示・口頭発表をおこなう。

学習到着目標

この科目は、学科の学習成果「Ⅱf 保育の総合的実践力の基礎の獲得」を目的とし、具体的に次の3項目を学修到達目標とする。

①子供向けの遊具・玩具に関する知識、理解を深める。②造形的な感性・技能・表現力を高め、保育への活用を目指す。③各自のテーマ・課題に沿って制作・発表の計画を立て、主体的に活動する。

成績評価方法

調査活動、作品制作活動への取り組み等の受講態度(80%)、発表(20%)から評価する。

課題に対する
フィードバック方法

各レポート、発表については、その都度コメントを付す。

作品の制作については、適宜指導・助言をおこなう。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 ■フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション

授業内容についての説明

予復習

特に無し。

担当
2 内容

子ども向けの遊具・玩具についての調査①

玩具店にて、遊具や玩具についての調査をおこなう。

予復習

興味のある遊具・玩具について調べ、予習する。

調査の内容をレポートにまとめる。

担当
3 内容

子ども向けの遊具・玩具についての調査②

東京おもちゃ美術館(予定)にて、遊具や玩具についての調査をおこなう。

予復習

興味のある遊具・玩具について調べ、予習する。

調査の内容をレポートにまとめる。

担当
4 内容

子ども向けの遊具・玩具についての発表

調査①、②から理解したこと、考察したことについて発表をおこなう。

予復習

調査内容についての発表の準備をする。

担当
5 内容

作品についての構想、制作の計画

遊具・玩具についての調査内容を踏まえて、実際に制作する作品を考案する。

予復習

制作する作品について検討しておく。

担当
6 内容

作品制作の準備

作品に用いる材料・用具・造形方法について検討し、準備をおこなう。

予復習

作品に必要な材料・用具・造形方法について検討しておく。

担当
7 内容

作品制作①

各自の計画に沿って、作品制作をおこなう。

予復習

計画に沿って作品制作が進捗するよう、準備をする。

必要があれば授業時間外に制作を進める。

担当
8 内容

作品制作②

各自の計画に沿って、作品制作をおこなう。

予復習

計画に沿って作品制作が進捗するよう、準備をする。

必要があれば授業時間外に制作を進める。

担当
9 内容

作品制作③

各自の計画に沿って、作品制作をおこなう。

予復習

計画に沿って作品制作が進捗するよう、準備をする。

必要があれば授業時間外に制作を進める。

担当
10 内容

作品制作④

各自の計画に沿って、作品制作をおこなう。

予復習

計画に沿って作品制作が進捗するよう、準備をする。

必要があれば授業時間外に制作を進める。

担当
11 内容

作品制作⑤

各自の計画に沿って、作品制作をおこなう。

予復習

計画に沿って作品制作が進捗するよう、準備をする。

必要があれば授業時間外に制作を進める。

担当
12 内容

作品制作⑥

各自の計画に沿って、作品制作をおこなう。作品を完成させる。

予復習

作品が完成するよう、制作を進める。

実践活動に向けて準備をする。

担当
13 内容

作品を用いた遊びの実践

近隣の保育施設にて、子どもたちに作品で遊んでもらう。

予復習

実践活動に向けて準備をする。

実践についての振り返りをレポートにまとめる。

担当
14 内容

実践の振り返り、清泉フェスティバル発表の準備

実践についての振り返りを各自発表し、共有する。作品の改善点等について考察する。

清泉フェスティバルでの発表の準備をおこなう。

予復習

清泉フェスティバルでの展示・口頭発表の準備を進める。

担当
15 内容

清泉フェスティバル発表

作品の展示発表、口頭発表をおこなう。

予復習

清泉フェスティバルでの展示・口頭発表の準備を進める。

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、演習は4時間程度の予習・復習を奨励します。

各課題、発表、実践活動に向けて、準備学修に取り組んでください。

教科書

適宜、資料を配付する。

参考書・文献

瀧 薫『保育とおもちゃ』エイデル研究所、内野 務『造形素材にくわしい本』日本文教出版

その他、授業内で随時紹介する。

履修条件

学科必修科目である。

ICT活用
実務経験 ■実務経験の内容【小学校 図画工作、中学校 美術科、高等学校 美術科・工芸科 担当講師として勤務経験あり】
備考

計画的に材料・用具の準備をすること。制作活動に適した服装で授業に取り組むこと。