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卒業研究セミナー
碓井 幸子
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 幼児教育科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 必修 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期 通年
授業の概要

子どもの主体的、対話的、深い学びの基礎の育成のために、自然体験(人・もの・こと・自然との関わり)の意義を体験的に理解し、子どもにとってふさわしい環境を提供することができる保育の在り方について考える

1、子どもを取り巻く環境(人・もの・こと・自然・伝統・文化など)と保育ついて理解を深め問題意識を持つ

2、自然をガイドラインとした保育の実践を知り、子どもの育ちの効果や課題について文献や調査などを通し考える

3、自然をガイドラインとした保育が実践できる保育者となるために豊かな感性と技術を持つ

学習到着目標

この科目は、学習成果Ⅱf「a~eに基づく保育の総合的実践力の基礎の獲得」とⅢ「保育実践の思考力や課題解決能力、行動力の基礎の修得」、Ⅳ「保育実践の主体性や自己学習能力の基礎の習得」を目指して。学生自ら興味や関心を持って、主体的に自然や環境にかかわり感性を磨き、自然保育(活動)の実践に積極的に参加し、さまざまな課題意識を持ってスキルを高めることを学修到達目標とする。

成績評価方法

自然保育や自然体験活動の取組みと振り返り(研究ノート)・・・50%

研究成果発表・・・50%

課題に対する
フィードバック方法

自然保育や自然体験活動後の振り返り(レポート等)に対しては教員からコメントや授業内にて取り上げフィードバックする

研究成果発表の準備等の際にはその都度コメントを付す

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 ■フィールドワーク □リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

幼児教育における自然と子ども

 幼児教育における自然の変遷や今日的な保育の課題について多面的に思考し、自然をガイドラインとする保育の意義について考える

予復習

事前に指定された事項について調べたり準備して授業に臨むこと。

復習:授業内容を研究ノートにまとめる

担当
2 内容

自然保育の調査①

 自然をガイドラインとする保育実践の参加、観察、実践

予復習

事前に指定された事項について調べたり準備して授業に臨むこと。

復習:授業内容を研究ノートにまとめる

担当
3 内容

自然保育の調査②

 自然をガイドラインとする保育実践の参加、観察、実践

予復習

事前に指定された事項について調べたり準備して授業に臨むこと。

復習:授業内容を研究ノートにまとめる

担当
4 内容

自然をガイドラインとした保育を考える

 第2回3回の授業で観察したことを振り返り、子どもにとってふさわしい環境とはどのようなものなのかを探り、現状や課題を明らかにする

予復習

事前に指定された事項について調べたり準備して授業に臨むこと。

復習:授業内容を研究ノートにまとめる

担当
5 内容

自然保育の調査③

 第4回授業にて見いだした課題をもって保育の実践に参加観察する

予復習

事前に指定された事項について調べたり準備して授業に臨むこと。

復習:授業内容を研究ノートにまとめる

担当
6 内容

自然保育調査の振り返りと研究討議

 自然保育の調査①②③を振り返り、子どもにとってふさわしい環境について「問い」を持ち「問い」を解決する方法を見いだす

予復習

事前に指定された事項について調べたり準備して授業に臨むこと。

復習:授業内容を研究ノートにまとめる

担当
7 内容

研究討議

 問題解決に向けた調査や論文検索等から得た情報や考察をプレゼンしながら整理する

予復習

事前に指定された事項について調べたり準備して授業に臨むこと。

復習:授業内容を研究ノートにまとめる

担当
8 内容

自然体験の実践を計画する

 自然をガイドラインとした保育の意義を探るために、自ら自然体験を立案し実践する

予復習

事前に指定された事項について調べたり準備して授業に臨むこと。

復習:授業内容を研究ノートにまとめる

担当
9 内容

自然体験の実践①

 実践と振り返り

予復習

事前に指定された事項について調べたり準備して授業に臨むこと。

復習:授業内容を研究ノートにまとめる

担当
10 内容

自然体験の実践②

 実践と振り返り

予復習

事前に指定された事項について調べたり準備して授業に臨むこと。

復習:授業内容を研究ノートにまとめる

担当
11 内容

自然体験の実践③

 実践と振り返り

予復習

事前に指定された事項について調べたり準備して授業に臨むこと。

復習:授業内容を研究ノートにまとめる

担当
12 内容

自然保育の調査④

 学年末に向かう子どもの成長・発達を観察し環境や保育の在り方を考える

予復習

事前に指定された事項について調べたり準備して授業に臨むこと。

復習:授業内容を研究ノートにまとめる

担当
13 内容

研究検討及び研究発表準備①

 保育観察や実践を通しての学びを整理し、自然をガイドラインとした保育の意義や課題、方法を考える。発表準備をおこなう

予復習

予習・復習:発表会の準備

担当
14 内容

研究検討及び研究発表準備②

 保育観察や実践を通しての学びを整理し、自然をガイドラインとした保育の意義や課題、方法を考える。発表準備をおこなう 

予復習

予習・復習:発表会の準備

担当
15 内容

清泉フェスティバルでの研究発表・まとめ

 

予復習

復習:1年間の研究を振り返る

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、演習は4時間程度の予習・復習を奨励します。

教科書

テキストは使用しません。

参考書・文献

参考文献などその都度紹介する。

履修条件

学科必修科目である。

ICT活用
実務経験 ■実務経験の内容【幼稚園教諭及び園長として幼稚園にに勤務経験あり】
■所持している業務関連資格【幼稚園教諭専修免許状、保育士資格、小学校教諭1種免許状、NEALリーダー資格、RACリーダー資格】
備考