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卒業研究セミナー
塚原 成幸
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 幼児教育科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 必修 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期 通年
授業の概要

この科目の目的は以下の3つである。

①幼児とのコミュニケーションを円滑にするための身体表現を体得する。

②保育に活かせるパフォーマンス(マジック、ジャグリング、パントマイムなど)の基本的な技術を習得する。

③身につけたパフォーマンスをどのように保育実践に結びつけるか研究する。

研究の成果は、清泉祭及び清泉フェスティバル、巡回公演などで発表を行う。

学習到着目標

学習成果Ⅱf a~eに基づく保育の総合的実践力の基礎の獲得に向けて、子どものイマジネーションを刺激する「自己表現とパフォーマンス」の研究を行う。年間を通じてパフォーマンススキルの向上と個々の感性を研ぎ澄ますことを学修到達目標とする。

成績評価方法

本授業に対する参加姿勢度30%。発表の内容、プレゼンテーションの質で70%。

課題に対する
フィードバック方法

毎授業、前回の内容を復習しその都度、個々の学生に対して習熟度にあったアドバイスを行う。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 ■フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

研究内容の説明、進め方の紹介、自己紹介

予復習

初回の準備は特になし。次回からパフォーマンススキルの習熟度を確認するので、各自練習を行うこと。

担当
2 内容

パフォーマンス創作のための基礎トレーニング①

ジャグリングの基本を学ぶ。

予復習

パフォーマンススキルの習熟度を確認するので、練習を行うこと。

担当
3 内容

パフォーマンス創作のための基礎トレーニング②

コメディの演じ方を理解する。

予復習

パフォーマンススキルの習熟度を確認するので、練習を行うこと。

担当
4 内容

道具づくり、練習方法の研究

自主練習を行うために必要な道具を制作する。

予復習

パフォーマンススキルの習熟度を確認するので、練習を行うこと。

担当
5 内容

身体表現の可能性を学ぶ

パントマイムの基本を身に付ける。

予復習

パフォーマンススキルの習熟度を確認するので、練習を行うこと。

担当
6 内容

パフォーマンスの演出方法を学ぶ

年齢や好みに合わせたパフォーマンスの見せ方を理解する。

予復習

パフォーマンススキルの習熟度を確認するので、練習を行うこと。

担当
7 内容

清泉祭に向けたプログラム会議

過去の発表を視聴し、今後の創作に役立てる。

予復習

公演に必要な小道具等を準備する。

担当
8 内容

発表に向けた練習、装飾品の準備

公演を成功させるために何が求められているのかを理解する。

予復習

公演に使用する装飾品の制作を行う。

担当
9 内容

振り返り、意見交換

公演を振り返り、自己の課題を強く意識する。

予復習

パフォーマンススキルの習熟度を確認するので、練習を行うこと。

担当
10 内容

新プログラムの開発とシナリオづくり

清泉フェスティバルの発表に向けた構想を練る。

予復習

パフォーマンススキルの習熟度を確認するので、練習を行うこと。

担当
11 内容

フェスティバルに向けたパフォーマンスの創作

発表に必要なスキルの獲得を目指す。

予復習

パフォーマンススキルの習熟度を確認するので、練習を行うこと。

担当
12 内容

舞台道具の制作及び衣装の研究

発表時に必要な小道具等を制作し、発表内容をさらに検討する。

予復習

公演に必要な小道具等を準備する。

担当
13 内容

パート打ち合わせ、演出確認

パートごとの演技を完成させる。進行方法を確認する。

予復習

公演に使用する装飾物の制作を行う。

担当
14 内容

フェスティバルに向けたリハーサル

全体を通し、不足な点が無いか確認作業を行う。

予復習

リハーサルで気づいた点を各自で修正する。

担当
15 内容

清泉フェスティバルでの発表、演技の振り返り

予復習

今までの経験を振り返り、メンバー同士でディスカッションを行う。

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、演習は4時間程度の予習・復習を奨励します。

教科書

教科書は使用しない。

パフォーマンスに必要なプロップ(道具)は各自で購入してもらう。

参考書・文献

はじめよう!ユーモアコミュニケーション ハンドブック(オフィスエム刊 2019)/ユーモアコミュニケーションDVD1巻~3巻(制作・新宿スタジオ)

履修条件

清泉祭や清泉フェスティバルの前は、練習日が通常の授業以外に設定されることがある。発表を充実させるため、積極的に参加してもらいたい。

ICT活用
実務経験 ■実務経験の内容【道化師として30年間、舞台上演に従事。パフォーマーの養成講座を長年担当している。】
備考