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保育実習Ⅰガイダンス(施設)
小松 仁美
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 幼児教育科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 1・2年 開講期 春・秋
授業の概要

1.施設実習の意義と目的について理解する

2.事前学習として福祉施設について理解する

3.実習の目標と課題について明確にする

4.実習日誌の書き方について学ぶ

5.実習の振り返りと報告書をまとめる

学習到着目標

この科目での学修到達目標は、学科の学習成果Ⅱe「保育における基礎的技能の獲得」およびⅡd「保育内容や保育方法、具体的援助の方法の理解」に対し、①施設実習の意義と目的についての理解 ②事前学習として福祉施設とその対象および援助の概要についての理解 ③日誌の書き方、打ち合わせや留意事項について理解し実習の諸準備を整える ④実習の振り返りと報告書の作成などについて学ぶことがあげられる。

成績評価方法

ワーク①②③と実習日誌のコピーにとる授業メモ(20%)、自己学習を含む実習における事前・事後の取り組みとその報・連・相(50%)および実習報告書(20%)、本授業への参加姿勢度10%。授業は全て出席することが前提となる。

課題に対する
フィードバック方法

ワークシート及び実習関連書類を含む提出物については、コメントを記して返却する。学生の質問や意見、共通する課題などについては、必要に応じて適宜伝達して共有化を図る。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート □グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

施設実習の概要と今後の進め方について、スケジュールや特徴を理解する。

日誌の配布(記名箇所の確認)、実習配属先の選定作業を行う。

予復習

予習:シラバスを見て、ポートフォリオのpp106-118を読んでおく。

復習:日誌への記名など授業中、指示されたことを遂行する

担当
2 内容

施設実習の意義と目的についての理解を深める。

実習園の施設種別の学習と施設の学習の違いを理解する。

予復習

予習:ポートフォリオのpp106-107を読み、実習配属先「種別」で行われている援助について調べ学習する

復習:ワークシート①(教科書,厚労省のHP等で調べ学習)

担当
3 内容

実習の目的と記録の取り方の理解を深める。

事前打ち合わせについて理解する。アポイントメントの仕方、打ち合わせ内容およびその際の配慮について学ぶ。障害者支援施設と利用児(者)について理解を深める。

予復習

予習:ポートフォリオのpp108-111を読む

復習:ワークシート②(実習園についてHP,実習資料室等で調べ学習)

担当
4 内容

障害者支援施設職員の役割と特性について学ぶ(外部講師)。

予復習

予習:外部講師の施設について調べ学習する

復習:感想を記入し、期限を守って提出する

担当
5 内容

携帯品、オリエンテーション、通勤方法、お礼状の書き方などを理解する。

乳児院、児童養護施設と利用児(者)について理解を深める。

時系列記録の取り方の実践。

予復習

予習:ポートフォリオのpp111-113を読む

復習:ワークシート③(実習園について学習)

担当
6 内容

児童福祉施設職員の役割と特性について学ぶ(外部講師)。

予復習

予習:外部講師の施設について調べ学習する

復習:感想を記入し、期限を守って提出する

担当
7 内容

実施日誌の書き方を実践的に理解する。施設実習の心構えと留意事項について学ぶ。

オリエンテーションの日程調整後、掲示板に記入するなど最終準備の確認。

予復習

予習:ポートフォリオのpp106-1118を読む。

復習:準備と持ち物などシミュレーションし、不安な点は確認。

担当
8 内容

実習全体の傾向について理解する。さらに、実習後の振り返りシートと報告書の作成を行い、施設実習について振り返る。また、自己の課題を明確化させる。

予復習

実習の振り返りシートを作成する。記入したシートを

実習資料室に確実に保管すること。

担当
9 内容
予復習
担当
10 内容
予復習
担当
11 内容
予復習
担当
12 内容
予復習
担当
13 内容
予復習
担当
14 内容
予復習
担当
15 内容
予復習
担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、演習は4時間程度の予習・復習を奨励します。

実習園のwebサイト等を事前に閲覧し、施設が取り組んでいるの日中活動などについて積極的に自学自習を行うこと。

教科書

必要に応じて、適宜資料を配布する。

参考書・文献

『施設実習ガイド』駒井美智子編著 萌文書林

『社会福祉用語辞典』山縣 文治、柏女 霊峰 編 ミネルヴァ書房

履修条件

保育士資格における実習Ⅰ(施設)を行うための必修授業です。詳細は、学生便覧でご確認ください。なお、施設実習においては、利用児(者)や家族の気持ちを考慮し、相手の心情を考えて行動するマナー(服装、言動、衛生管理)に留意すること。

ICT活用
実務経験 ■実務経験の内容【ストリートチルドレン支援施設(デイケア、母子生活支援施設に相当)での援助経験】
■所持している業務関連資格【社会福祉士(小松)】
備考

付せん、日誌のファイルなど必要なものを適宜持参すること