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専門セミナー Ⅰ
村田 信行
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 国際コミュニケーション科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 必修 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

テーマは「比較文化と国際理解」。文献などで比較文化や国際理解、および異文化交流・日韓交流の基礎知識を学び、姉妹校交流のプロジェクトが実施される場合は、国際交流センターと連携してそれらを責任を持って成功させます。比較文化や国際理解の文献講読では、日本と興味対象国の歴史・文化・交流史の探求を進め、韓国など姉妹校や諸外国の基本知識を学習します。たとえば、日韓文化交流史、朝鮮半島情勢、日本とアジア近隣諸国の問題理解、など。各自の卒研テーマにつなげます。

具体的なプロジェクトや活動は、(1)ハニャン女子大学から来るセメスター留学生のお世話(春・秋)、(2)未定ですが、ハニャン来学プログラム(6月下旬):歓迎会など、(3)同じく訪問プログラム(9月上旬):コロナ禍ゆえ出入国事情が許せば実施予定。

大事なことは、行動すること、多くの人々と交流すること、分担したことは責任をもって完了することです。交流自体ができなくなることも想定されますが、その際は姉妹校とのオンライン交流、在日韓国人の方々との交流企画などできる限り取り入れる予定。

学習到着目標

科の学習成果『各分野の応用力・専門性』の習得、『社会人基礎力・キャリア形成力』の向上、『清泉スピリット5つの力(全て)』の向上を目標とします。具体的には、以下の習得・向上を目標とします。(1)コミュニケーション力(チーム内、異文化間)、(2)責任感と企画力(問題を発見する力、考える力、工夫する力)(3)ビジネス的思考・手法・マナー、(4)チームワークと運営する力(実行力)

成績評価方法

比較文化・国際理解・異文化交流・韓国文化などに関する研究レポート 50%

各プロジェクトの参加度、運営結果 50%

課題に対する
フィードバック方法

各レポートは、コメントと評価つきで返却します。プロジェクト参加度、運営結果については、各自振返り・自己評価をマナバで提出してもらった後、コメント・評価を返します。

アクティブ
ラーニング要素
■外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 ■フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

セミナーの目標、各プロジェクトの概要と係分担決定

卒業研究の進め方

姉妹校交流の歴史を理解する

予復習

第1回の振り返り

担当
2 内容

セメスター留学生の受入れ準備、お世話の仕方・分担

予復習

セメスター留学生に関わる情報・知識の確認

受入れ分担チーム内の協議

担当
3 内容

韓国および朝鮮半島文化入門(担当文献の発表とクラス内議論)①

予復習

対象文献の読解と要約(チームで分担)

担当
4 内容

韓国および朝鮮半島文化入門(担当文献の発表とクラス内議論)②

予復習

対象文献の読解と要約(チームで分担)

担当
5 内容

比較文化研究、国際理解研究とは何か

卒業研究のテーマの可能性

予復習

指定文献の読解

自分の卒研テーマの可能性を考える

担当
6 内容

ハニャン来学プログラム企画会議

(開催なしの場合、オンライン交流などの企画)

予復習

決定した企画の詳細、準備工程などを考える

担当
7 内容

ハニャン来学プログラム各企画準備

(開催なしの場合、オンライン交流などの企画)

予復習

担当が決まった各企画の企画書をまとめる

具体的準備に取りかかる

担当
8 内容

ハニャン来学プログラム歓迎会準備

(開催なしの場合、オンライン交流などの企画)

予復習

決定した内容、分担にそって具体的準備

担当
9 内容

ハニャンセメスター留学生バスツアー計画

予復習

幹事を中心に、企画書・行程表をまとめ、具体的準備に入る

担当
10 内容

ハニャンセメスター留学生と日韓料理対決

予復習

決定した内容にそって準備(メニュー、食材など調達方法、当日の進行・手順)

担当
11 内容

ハニャン訪問プログラムの調査準備①アンケート調査かその他の調査やインタビューなどかの決定(開催なしの場合、比較文化や国際理解の文献講読)

予復習

各自の調査内容の具体的準備(アンケート設問を考える、など)

担当
12 内容

ハニャン訪問プログラムの調査準備②各自の調査内容の具体的準備

(開催なしの場合、比較文化や国際理解の文献講読)

予復習

各自の調査内容の具体的準備(クラス内の調査内容の調整、調査用紙などの原案)

担当
13 内容

ハニャン訪問プログラムの調査準備③各自の調査内容の具体的準備

(開催なしの場合、比較文化や国際理解の文献講読)

予復習

各自の調査内容の具体的準備(調査用紙などの確定)

担当
14 内容

卒業研究テーマ候補

予復習

各自複数のテーマ候補とその手法の概要を用意する

担当
15 内容

卒業研究テーマ決定、清泉祭発表に向けて

予復習

卒研の構図(目次)、タイトルを暫定的に決定する

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、演習は4時間程度の予習・復習を奨励します。

文献等研究とプロジェクト準備や実践では準備の内容や量は様々ですが、適切な準備学習が必要です。

教科書

テキスト未定、あるいは、なし。適宜プリントなど資料を配布。

参考書・文献

適宜紹介。

履修条件

2年生の選択必修。秋学期のⅡを引続き履修すること。夏休みの韓国訪問プログラムの参加が望ましい。

ICT活用 ■自主学習支援【SJCマナバを通して、各レポートや活動振返りの提出とコメントなどのフィードバック】
実務経験
備考