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専門セミナー Ⅰ
森本 佑子
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 国際コミュニケーション科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 必修 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

本科目では、国際化社会において活躍するために豊かな人間性を育みながら「国際ビジネス環境の課題を発見後、解決策を工夫しながら企画し、課題解決活動を実施する行動力」を身につけることを目標とする。

インバウンド・ツーリズムや異文化理解など、国際ビジネス環境における課題解決などを取り上げながら、以下の活動等を行う。


①課題解決活動のための準備学習

②課題解決活動のために必要な知識とスキルの習得

③課題解決活動のために文献調査やワークによる現状把握を行い解決までのプロセスを検討する

④課題解決活動をプレゼンテーション資料を作成して発表する

学習到着目標

この科目は、国際コミュニケーション科の学習成果『各分野の応用力・専門性』の習得、『社会人基礎力・キャリア形成力』の向上、『清泉スピリット5つの力(全て)』の向上を目標とする。具体的には『国際的なビジネス環境でどのようなことが問題になるのかをグループワークなどを通して認識できるようになる』、『問題点を明確に討議できるようになる』、『意見を明確にして発表できる』力の向上を目標とする。

成績評価方法

本授業への参加姿勢態度、取り組み(50%)、課題①~④の成果(40%)、グループ発表(10%)

課題に対する
フィードバック方法

提出物や課題に対しては、次回の授業あるいは学内ICTを通じてフィードバックを行う。発表に対しては可能な限りその都度コメントし、問題意識の共有と目標達成への精度を高める。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 ■フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション(セミナーの目標を明らかにする)

課題解決とは?現状に目を向ける

課題解決活動のための実践的準備学習1

予復習

第1回の振り返り

身近にある問題や時事問題へ目を向け、文献を閲読して考えをまとめる(第5回まで継続する)

担当
2 内容

課題解決活動のための実践的準備学習2

問題の認識・明確化と現状分析(グループワーク)

予復習

第2回授業内容を振り返り、現状分析を行う

担当
3 内容

課題解決活動のための実践的準備学習3

課題解決策と解決までの道筋

課題解決の実施プロセス(グループワーク)

予復習

第2.3回の振り返り

ディスカッションで出た意見をまとめる

担当
4 内容

課題解決活動のための実践的準備学習4

課題解決活動

具体的な課題解決の方法(グループワーク)

予復習
担当
5 内容

課題解決活動のための実践的準備学習5

課題解決活動

具体的な課題解決の方法(グループワーク)

予復習

第1回から第5回までの振り返り

課題解決の一連の流れを整理しまとめる

担当
6 内容

課題解決のために必要な知識とスキルの習得1

文献検索スキルの確認と習得(PC利用)

予復習

テーマを決めて文献検索を行い、閲読する

担当
7 内容

課題解決のために必要な知識とスキルの習得2

先行研究や文献を閲読する

予復習

第6.7回の振り返り

収集した資料類を整理し文献リストを作成する

閲読文献から得られた知識をまとめて提出する

担当
8 内容

課題解決のための資料収集・調査

先行研究や文献購読によって新たに得られた知識をまとめ、グループで共有する

予復習
担当
9 内容

課題解決のために必要な知識とスキルの習得3

課題の現状分析と課題解決(グループワーク)

予復習

第9回の授業内容を振り返り、現状分析の方法を復習する

担当
10 内容

課題解決のために必要な知識とスキルの習得4

課題解決の実施プロセス(グループワーク)

予復習

第10回を振り返り先行事例も参考に課題解決の道筋を検討する

担当
11 内容

レポート作成スキルの確認と習得1(PC利用)

予復習
担当
12 内容

レポート作成スキルの確認と習得2(PC利用)

予復習

第11.12回の授業で学んだ基本スキルの復習

レポート作成の注意点をまとめ、秋以降の執筆に活かす

担当
13 内容

課題解決活動の提案と発表

発表準備

予復習

グループ発表の準備とスライド作成

担当
14 内容

課題解決活動の提案と発表 

グループ発表、相互評価

予復習
担当
15 内容

まとめ

予復習

授業全体を振り返り、夏休み~秋学期活動計画を立てる

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、演習は4時間程度の予習・復習を奨励します。

振り返りをリアクションペーパーに記入し提出する。内容はクラス内で共有します。

教科書

適宜、資料を配布し,授業内で紹介します

参考書・文献

『よくわかる学びの技法』田中共子,ミネルヴァ書房 

この他、参考文献を紹介します

履修条件
ICT活用 ■自主学習支援【SJCマナバ(レポート)、Google クラスルーム(課題)】
実務経験
備考

フィールドワークは開講前まで慎重に実施の可否を検討する。安全な実施を最優先とし、実施途中でも中止することがある

(旧カリキュラム 科目名「卒業研究セミナーⅠ」)