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コミュニケーション概論
中島 琢郎・片瀬 拓弥
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 国際コミュニケーション科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 必修 単位数 2単位
配当年次 1年 開講期
授業の概要

授業全体を通して、アクティブラーニング方式(グループワーク、プレゼンテーション等)を活用した学習を行う。前半部では、他者とコミュニケーションを図る上で陥りやすい失敗や難所をトピックとして示し、その克服方法を体験学習(グループワーク)を通じて訓練する。後半部は、自らの行動スタイル(強みと弱み)を診断により自覚する。その上で、様々な場面で起こりやすい各行動スタイルの特徴を考慮し、生産性の高いコミュニケーション力と課題解決力を身につけるようにする。

学習到着目標

この科目は、国際コミュニケーション科の学習成果『Ⅰ 社会人基礎力・キャリア形成力』の向上、『基礎的知識・学習スキル』の習得、『清泉スピリット(コミュニケーション力)』の向上を目標とする。具体的には、『社会人として必要なコミュニケーションスキルと自己分析力』、『グループ活動によるコミュニケーション力』の向上を目標とする。

成績評価方法

各回小レポート 50%、前半まとめレポート 20%、後半まとめレポート 20%、受講態度 10%

課題に対する
フィードバック方法

質問等の回答は、口頭又はLMS上の掲示板を活用する。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション

授業の概要(目的、目標、授業計画、受講ルール、など)を理解する。

予復習
担当

中島琢郎

2 内容

体験学習①:情報伝達

目隠ししたメンバーに的確に指示を出すグループワークを実施し、情報伝達時に陥りやすい罠を体感する。

予復習

「情報伝達」の実践報告レポート&相互評価

担当

中島琢郎

3 内容

体験学習②:価値観

同じ出来事に対して、当事者によって全く感じ方が異なるケース(事例集)を通じて、多様な価値観を尊重する意義を認識する。

予復習

「価値観」の実践報告レポート&相互評価

担当

中島琢郎

4 内容

体験学習③:集団的知性

「個人」と「集団」の知性、どちらの方が優れているか。心理実験を通して実際に検証する。

予復習

「集団的知性」の実践報告レポート&相互評価

担当

中島琢郎

5 内容

体験学習④:傾聴

考えが異なる相手の価値観や立場に寄り添えるよう、アクティブ・リスニング(積極的傾聴)の重要性を認識する。

予復習

「傾聴」の実践報告レポート&相互評価

担当

中島琢郎

6 内容

体験学習⑤:行動促進

相手に自発的行動を促すためにはどのような働きかけが有効か。反抗的な中学生の息子を持つ親を事例に、その有効なアプローチを学ぶ。

予復習

「行動促進」の実践報告レポート&相互評価

担当

中島琢郎

7 内容

体験学習⑥:合意形成

複数のメンバー間で意見が対立する場合、どのように合意形成を図ればよいか。建設的にディスカッションを進める勘所を学ぶ。

予復習

後半部のための「行動スタイル診断」

担当

中島琢郎

8 内容

体験学習⑦:創造的対話法

ブレーンストーミングやKJ法を用いて、創造的なアイデアを生み出す方法を学ぶ。

予復習

前半まとめレポート作成

担当

中島琢郎

9 内容

自分の行動スタイルの「強みと弱みを知る」

グループワーク

予復習

「行動スタイル診断」の小レポート

担当

片瀬拓弥

10 内容

自分の行動スタイルの「強みと弱みを詳しく確認する」

グループワーク

予復習

「強みと弱みの行動スタイル」の小レポート

担当

片瀬拓弥

11 内容

自分の行動スタイルの「強みの使い過ぎを緩和する」

グループワーク

予復習

「強みの緩和」の小レポート

担当

片瀬拓弥

12 内容

自分の行動スタイルの「使っていない強みを拡張する」

グループワーク

予復習

「強みの拡張」の小レポート

担当

片瀬拓弥

13 内容

自分の強みを「対人コミュニケーションに応用する」

グループワーク

予復習

「対人コミュニケーション」の小レポート

担当

片瀬拓弥

14 内容

自分の強みを活かした「応用演習1」

グループワーク

予復習

「応用演習1」の小レポート

担当

片瀬拓弥

15 内容

自分の強みを活かした「応用演習2」

グループワーク

予復習

後半まとめレポート作成

担当

片瀬拓弥

16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

(授業後半部)LIFOプログラムテキスト(BCON)1,000円(税込)

参考書・文献
履修条件
ICT活用 ■双方向型授業【GoogleForm、Slackによるリアルタイム応答】
■自主学習支援【LMSを活用した各種レポート提出】
実務経験
備考