83232
キャリアディベロップメント
武田 るい子・片瀬 拓弥
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 国際コミュニケーション科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期 通年
授業の概要

本科目の受講生は、①四年制大学に編入を希望する者、または、②プロジェクトマネジメントの履修者である。共通する学習成果目標は、到達したい学力・資格レベル(①)あるいはリーダーシップ(②)を向上させることを通じて自己効力感を高めること、自己分析を進めて主体性を発揮できるようになることを目指していく。

受講生①の目的は、四年制大学編入学試験の準備の進め方を個別指導を中心に行うものである。編入学ガイダンスの実施、編入先大学の調査を行い高次の人生目標を明確に設定し、受験先確定後は必要な試験対策、知識問題、小論文試験の過去問添削を行う。

受講生②の目的は、プロジェクトマネジメントで企画したプランを実践した上で、さらなる企画と実践を積み重ることにより、ホスピタリティ精神とリーダーシップを身につけることである。また、①②の両方に当てはまる受講生は、どちらの目的も目指すことになる。

学習到着目標

この科目は、国際コミュニケーション科の学習成果『Ⅰ 社会人基礎力・キャリア形成力』の向上、『Ⅲ 基礎的知識・学習スキル』の習得、『Ⅳ-② 考える力・思考力』の向上を目標とする。具体的には、キャリア形成における、目標を自ら設定しチャレンジする力を高め、不足する基礎知識については積極的に助言を求めて補うなど、主体的にキャリア形成する『行動力』を身につけることを目標とする。

成績評価方法

①課題(80%:自己分析・募集要項の調査と学習計画書の提出、資格や受験対策問題への取組み、小論文問題等)、個別面談と振り返りシート(20%)

②企画実践と振り返り(80%)、実践に対する積極的態度(20%)

課題に対する
フィードバック方法

①小論文演習では受講生同士で共有し、多様な回答の可能性を知り、視点を広げたり考察を深めたりする。提出物は個別にマナバでコメントを付してフィードバックする。

②適宜、口頭やメール等によりフィードバックを行う。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

①オリエンテーション:授業の進め方、小論文練習

②オリエンテーション:実践予定企画のリハーサル1

予復習

①小論文を修正して提出

②実践予定企画の振り返り

担当
2 内容

①自己分析・受験先の募集要項の調査

②実践予定企画のリハーサル2

予復習

①自己分析・調査シート提出

②実践予定企画の振り返り

担当
3 内容

①学習計画書をもとに個別面談

②プロジェクトマネジメント企画の実践1

予復習

①学習計画書の提出

②プロジェクトマネジメント企画実践の振り返り

担当
4 内容

①小論文の基本:過去問の分析

②プロジェクトマネジメント企画の実践2

予復習

①小論文を修正して提出

②プロジェクトマネジメント企画実践の振り返り

担当
5 内容

①個別対策問題1

②プロジェクトマネジメント企画の実践3

予復習

①対策問題の振り返り

②プロジェクトマネジメント企画実践の振り返り

担当
6 内容

①個別対策問題2

②新企画の立案1

予復習

①対策問題の振り返り

②企画立案の振り返り

担当
7 内容

①個別対策問題3

②新企画の立案2

予復習

①対策問題の振り返り

②企画立案の振り返り

担当
8 内容

①個別対策問題4

②新企画の実践1

予復習

①対策問題の振り返り

②新企画の振り返り

担当
9 内容

①小論文問題と中間振り返り(全員)

②新企画の実践2

予復習

①小論文を修正して提出

②新企画の振り返り

担当
10 内容

①志望動機書の作成・添削

②新企画の実践3

予復習

①振り返り

②新企画の振り返り

担当
11 内容

①志望動機書の作成・添削

②新企画の実践4

予復習

①振り返り

②新企画の振り返り

担当
12 内容

①面接対策1

②新企画の実践5

予復習

①振り返り

②新企画の振り返り

担当
13 内容

①面接対策2

②卒業記念イベントの企画立案1

予復習

①振り返り

②卒業記念イベントの準備1

担当
14 内容

①面接対策3

②卒業記念イベントの企画立案2

予復習

①振り返り

②卒業記念イベントの準備2

担当
15 内容

①成果発表会:1年生への編入学ガイダンスで発表

②卒業記念イベントの実施

予復習

①自己学習成果報告書提出

②活動全体を通した総合的な振り返り

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

①②ともに特に指定しない。個別に適切なテキストの紹介をする

参考書・文献

①個別に適切なテキストの紹介をする。

履修条件

①四年制大学への編入・受験に向けて明確な意思を持つ人、専門学校等受験で小論文やポートフォリオ作成の必要がある人は受講したほうがいいかどうか、相談して下さい。②プロジェクトマネジメントの履修生

ICT活用 ■自主学習支援【LMSを活用し課題の授受、フィードバックを行う】
■遠隔授業【オンライン等も適宜利用しながら受験終了まで支援を行う(4月から12月まで)】
実務経験
備考