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ハングルⅠ
べ ホジュ
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 国際コミュニケーション科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 1年 開講期
授業の概要

韓国語の表記体系を成す文字と音韻体系、語構成、文法構造などを概論的に理解することである。さらに韓国語と日本語との比較を通して言語学の基礎知識を身につけることができる。韓国語を理論的に理解し、言語理論に基づき、韓国語と日本語の体系の共通点や相違点などを比較し勉強する。ハングルの入門編として、ハングルの基礎知識を学びます。具体的な学習成果として、次の項目の取得を目指します。

1)ハングルの表記体系や成す文字と音体系、ハングル構成、文法構造を理解する。

2)正しい韓国語の発音をする。

3)韓国に対する理解や韓国の文化に関する知識を深める。

4)韓国語で考える力や思考力を育てハングルでのコミュニケーション力や表現力を高める。

学習到着目標

この科目は、『基礎的知識・学習スキル』『コミュニケーション・表現力』『社会人基礎力・キャリア形成力』の向上を目標とする。具体的には、基礎的なレベルでのハングル文字を正しく書き、ハングルの単語が読めるようになることを学習成果の目標とします。さらに、隣国のことばを学習することを通して異なる文化に接し、自国のことばや文化の有り様と方向を考えるきっかけづくりとします。

成績評価方法

期末試験(70%)、課題(20%)、平素の授業への取り組み(10%)平素の授業への取り組み姿勢を重視する。

課題に対する
フィードバック方法

提出された課題には、コメントをつけてフィードバックする。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション・ハングルについて

ハングル文字の仕組みを理解する。

学習達成目標について理解する。 

予復習

初回の予習は不要だが、何でハングルを選択したのがを考える。

担当
2 内容

基本母音・基本子音の原理と練習

韓国語の基本子音と激音と濃音を学習する。

予復習

予習:複合母音・パッチムついて(2時間)

復習:基本母音・基本子音と複合母音について教科書に付いているCDを活用して発音を練習(2時間)

担当
3 内容

複合母音・パッチムの原理と練習

子音と母音の組み合わせを単語を使って練習後,パッチム(子音+母音の後に来る子音,支えると意味)について学習する。

予復習

予習:発音の変化ついて(2時間)

復習:パッチムを教科書に付いているCDを活用して発音を練習(2時間)

担当
4 内容

発音の変化

音韻変化について練習しなから学習する。

予復習

予習:叙述形・疑問形と助詞を調べる。(2時間)

復習:発音の変化をCDを活用して発音を練習教科書に付いているCDを活用し練習(2時間)

担当
5 内容

1~2課 고향은 서울입니까?

「~です,ですか」にあたる名詞文の叙述形・疑問形と「が」「は」にあたる助詞の使い方を練習する

予復習

予習:自分の家族の呼称を調べる。(2時間)復習:叙述形・疑問形と助詞を教科書に付いているCDを活用し練習(2時間)

担当
6 内容

家族の呼称

自分の家族の名前を韓国語で書いて親族関係の名称を学習する。

予復習

予習:指示代名詞・存在の表現を調べる。(2時間)

復習:自分の家族の名前を韓国語で書いてみる。(2時間)

担当
7 内容

3~4課、指示代名詞・存在の表現

称代名詞・指定詞・上称の終結語尾、主題を表す助詞を学習する。

予復習

予習:発音の変化を調べる。(2時間)

復習:称代名詞・指定詞・上称の終結語尾、主題を表す助詞を教科書に付いているCDを活用し練習(2時間)

担当
8 内容

発音の復習(基本母音・基本子音、複合母音・パッチムの原理、発音の変化)

韓国語は一番難しい事が発音なので繰り返し練習をしなから単語を学習する。

予復習

予習:疑問を表す言葉を調べる。(2時間)

復習:色んな発音の変化に対して教科書に付いているCDを活用し練習(2時間)

担当
9 内容

5課、무엇을 합니까?

疑問を表す言葉を学習する。

予復習

予習:疑問形と否定形を調べる。(2時間)

復習:習った疑問を表す言葉を教科書に付いているCDを活用し練習(2時間) 

担当
10 内容

6課、무역 회사에서 일해요? / 해요, 있어요, 없어요

名詞述語文と用言述語文の疑問形と否定形を学習する。

予復習

予習:用言の活用にあたる語基を調べる。(2時間)

復習:名詞述語文と用言述語文の疑問形と否定形を教科書に付いているCDを活用し練習(2時間)

担当
11 内容

7課、~です・~ます

用言の活用にあたる語基という概念を学習する。

予復習

予習:上称形を調べる。(2時間)

復習:用言の活用を教科書に付いているCDを活用し練習(2時間)

担当
12 内容

8課、~です・~ます 요体 (아/어 形+요)

話し言葉でよく用いられる親しさの上称形について学習する。

予復習

予習:韓国語の数え方や読み方について調べる。(2時間)

復習:「요体」に直す練習問題を解く(2時間)

担当
13 内容

数え方のまとめ

年、月、日、値段、電話番号、何人前、学年、階、回、号室などに使う漢数字を学習する。

予復習

予習:時計を見る方法について調べる。(2時間)

復習:韓国語で数え方が出来るように教科書に付いているCDを活用し練習(2時間)

担当
14 内容

9~10課、時計を見る方法

数字、~歳、時間、個、名、枚、台などに使う固有数字を学習する。

予復習

予習:今まで勉強した所で分からない所をチェックして必要な記録をとっておく(2時間)復習:時計を見る方法について教科書に付いているCDを活用し練習(2時間)

担当
15 内容

総合まとめ

これまで学習してきたことを総復習し、質問に対応しながら最終的に身につける。

予復習

試験の準備(総合復習)

(準備学習時間4時間以上)

担当
16 内容

期末試験

予復習

期末試験のための総復習

担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、演習は4時間程度の予習・復習を奨励します。

教科書

『基礎から学ぶ韓国語講座』 初級 木内明著 国書刊行会  2100円

参考書・文献

『韓日・日韓辞書』

その他、授業中に適宜資料を配付する。

履修条件

外国語選択必修科目として履修する場合には、ハングルIIとセットで履修してください。また、「ハングル会話I」とセットで履修することが望ましい。復習、課題をおろそかにしないこと。

ICT活用 ■自主学習支援【Google Classroomを利用して課題を配布する】
■遠隔授業【時によるZOOM等によるリアル、オンデマンド式での授業】
実務経験 ■実務経験の内容【民公館機関の通訳&翻訳経験あり】
■所持している業務関連資格【JLPT1級】
備考

公開講座で人数は4人まで