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中国語Ⅰ
王 秋菊
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 国際コミュニケーション科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 1年 開講期
授業の概要

この授業は漢字の読み方ピンインに重点を置き、ピンインを理解し、習得することを目的とした授業である。一人ひとりの学生が中国語で表現するチャンスを多く得ることにより、中国語への興味が高められることと同時に、正確な発音、基本的な文法、ある程度の語彙を身に付けることを目標とする。中国語の基礎的知識、特に正確な発音とリスニング能力を養い、中国語検定試験準4~4級、中国語資格HSK試験1~2級に合格できる基礎的知識をしっかり身に付けることを目標及び学習成果とする。WEB音声URLとQRコードが教科書に載っているので、授業で活用する以外にもスマートフォン利用して予習・復習することができる。

※教員と学生が相互に中国語で質問して答えたり、学生同士が質問して答えたりする。

学習到着目標

この科目は、国際コミュニケーション科の学習成果『V.コミュニケーション力・表現力』の向上、『III.基礎的知識・学習スキル』の習得、『I.社会人基礎力・キャリア形成力』の向上を目標とする。具体的には、それぞれ『中国語のコミュニケーション力と表現力』の向上、『中国語の基礎的知識』の習得、『キャリア形成としての中国語の基礎的学習スキル』の向上を目標とする。

成績評価方法

発音の試験(20%)期末試験50%)、授業への取り組み及び提出物(30%)。

課題に対する
フィードバック方法

予習、復習は必須で、課題をきちんと完成すること。

毎回の課題に対しては、教員からの総評を書いて次回の授業で返却する。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション 中国概要・中国語の特徴

予復習

初回の予習は不要だが、授業内のノート等を復習して2回目に臨むこと。

担当
2 内容

中国語の発音1 中国語の基本知識 声調(四声) 単母音 

予復習

中国語の基本知識を理解する。四声の発声特徴を掴め沢山練習する。単母音を読める、書ける。

担当
3 内容

発音2 子音(1) 子音(2) 日常挨拶の練習

予復習

子音を書ける、聞き取れる、正確に発音ができるように復習する。日常挨拶の復習。

担当
4 内容

発音3 複母音 声調記号の付け方 教室用語の練習

予復習

複母音を書ける、聞き取れる、正確に発音ができるように復習する。

担当
5 内容

発音4 鼻母音(-n -ngを伴う母音) -nと-ngの違い

予復習

鼻母音を書ける、聞き取れる、正確に発音ができるように復習する。

担当
6 内容

発音5 声調の変化 r化 軽声 あいさつ言葉

予復習

声調の変化を聞き取れる、正確に発音ができるように復習する。

担当
7 内容

発音のまとめ  発音の試験

予復習

単母音、子音、複母音、鼻母音を日本語の50音のように読める、書ける、聞き取れるように復習する。

担当
8 内容

第1課 人称代名詞  動詞“是”  名前の言い方

予復習

第1課の内容と文法を復習し、単語と文型を覚え、ドリルを完成する。

担当
9 内容

第2課 動詞述語文  語気助詞“吧”  疑問詞疑問文

予復習

第2課の内容と文法を復習し、単語と文型を覚え、ドリルを完成する。

担当
10 内容

第3課 指示代名詞(1) “的”  語気助詞“呢”

予復習

第3課の内容と文法を復習し、単語と文型を覚え、ドリルを完成する。

担当
11 内容

第4課 形容詞述語文  助動詞“想”と“要”  動詞の重ね型

予復習

第4課の内容と文法を復習し、単語と文型を覚え、ドリルを完成する。

担当
12 内容

第5課 時間の表現「今日、今年」など 所有を表わす動詞“有” 反復疑問文

予復習

第5課の内容と文法を復習し、単語と文型を覚え、ドリルを完成する。

担当
13 内容

第6課 数詞  量詞  “几”と“多少”

予復習

第6課の内容と文法を復習し、単語と文型を覚え、ドリルを完成する。

担当
14 内容

第7課 指示代名詞(2) 方位詞  存在を表わす動詞“有”と“在”

予復習

第7課の内容と文法を復習し、単語と文型を覚え、ドリルを完成する。

担当
15 内容

復習 質疑応答

予復習

何種類かの疑問文、動詞述語文、形容詞述語文、品詞など文法事項をまとめて復習する。準備学習4時間以上

担当
16 内容

期末試験とまとめ

予復習

中国語Ⅰで学んだ内容を自分なりにまとめ、復習し、秋学期の中国語Ⅱを迎える。

担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、演習は4時間程度の予習・復習を奨励します。

予習と復習によって、学習した内容をよく理解することができる。毎回の授業で講師と学生、学生と学生での中国語での会話を行う。

教科書

南勇 著『新HSKにチャレンジ!一年生の中国語』 定価2,640円(本体2,400円+税10%)

参考書・文献

『基礎からよくわかる中国語文法参考書』大内田三郎(株式会社駿川台出版社)

『新しい中国語語法』鹿琮世・藤山和子(株式会社東方書店)『一歩すすんだ中国語文法』荒川清秀(株式会社大修館書店)

履修条件

外国語選択必修科目として履修する場合には、「中国語II」とセットで履修してください。

ICT活用
実務経験 ■実務経験の内容【医学微生物学・免疫学講師として中国内モンゴル自治区医科大学に勤務経験あり】
■所持している業務関連資格【中国の医師免許 日本語能力試験1級 英語検定準1級】
備考