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国際交流概論
籔田 由己子
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 国際コミュニケーション科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 講義
履修区分 必修 単位数 2単位
配当年次 1年 開講期
授業の概要

本講座では、多様性に満ちた社会で生きていくのに必要な、異文化理解に対する基礎知識を身に着ける。最終的には以下の3つについて理解を深め、自分なりの答えを持つことが学習成果となる。

①異文化とはどのような状態のことであり、その背景には何があるか

②異文化理解をするにあたり、重要なことは何か

③これから異文化交流をするうえで大切だと思うものは何か

学習到着目標

この科目は、国際コミュニケーション科の学習成果『基礎的知識・学習スキルの』の習得、異文化で起こりうる問題や、異文化コンフリクトを解消するための方策を考えることによって『問題を発見する力』の向上、毎週の課題に取り組むことによって『考える力』の向上を目標とする。

成績評価方法

授業態度・リフレクションペーパー30%、課題提出30%、最終課題40%

課題に対する
フィードバック方法

リフレクションペーパー、毎回の課題は、評価をつけて次の時間に返却する。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション-異文化理解とは

・15回の講義の流れを理解する

・異文化・自文化について理解する

予復習

異文化・自文化の振り返り

担当
2 内容

文化とは何か

・文化の特長を理解する

予復習

課題1を終えて授業に臨むこと

担当
3 内容

世界の宗教と文化:キリスト教

・キリスト教がもたらした文化について理解する

予復習

課題2を終えて授業に臨むこと

担当
4 内容

世界の宗教と文化:イスラム教

・イスラム教がもたらす文化について理解する

予復習

課題3を終えて授業に臨むこと

担当
5 内容

世界の宗教と文化:ユダヤ教、ヒンドゥー教、

・ユダヤ教、ヒンドゥー今日がもたらす文化について理解する

予復習

課題4を終えて授業に臨むこと

担当
6 内容

世界の価値観比較

・世界にはどのような価値観が存在するのかを考える

予復習

課題5を終えて授業に臨むこと

担当
7 内容

ステレオタイプと偏見

・ステレオタイプについて理解する

・偏見と差別の構造について考える

予復習

課題6を終えて授業に臨むこと

担当
8 内容

映像鑑賞

・ドキュメンタリーを通して差別を考える

予復習

課題7を終えて授業に臨むこと

担当
9 内容

差別と偏見

・マジョリティーとマイノリティーと差別の関係を理解する

予復習

課題8を終えて授業に臨むこと

担当
10 内容

メディアの作り出す文化

・メディアから受ける影響について考える

予復習

課題9を終えて次の授業に臨むこと

担当
11 内容

異文化受容と異文化適応

・異文化受容のプロセスを理解する

予復習

課題10を終えて授業に臨むこと

担当
12 内容

異文化コミュニケーションとは

・異文化コミュニケーションの主要素について理解する

予復習

課題11を終えて授業に臨むこと

担当
13 内容

異文化コミュニケーションとアイデンティティー

・異文化コミュニケーションの中で、アイデンティティーはどのような役割を果たすのか理解する

予復習

課題12を終えて授業に臨むこと

担当
14 内容

異文化を理解して多様性の中で生きていくには

予復習

授業内容を十分復習しておくこと(準備時間4時間程度)

担当
15 内容

最終課題

予復習

授業内容を十分復習しておくこと(準備時間4時間程度)

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義は4時間程度の予習・復習を奨励します。

教科書

授業中に適宜資料を配布する

参考書・文献

授業で適宜指示する

履修条件

1年次春学期の必修科目です。

ICT活用
実務経験 ■実務経験の内容【留学生の派遣・受け入れ業務】
備考