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観光サービス実務
森本 佑子
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 国際コミュニケーション科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 1年 開講期
授業の概要

本科目では、観光産業の中でも特に観光素材の発掘・ツアープランニング・旅行実施までの一連の流れを実務に近い形でやさしく学ぶ。各サービス実務でも必須とされる基本的なホスピタリティ・心構えを学びながら、実務としての流れや役割を理解出来るようになる。情報収集やプランニングは選択肢の中から関心のある観光地を選び、どういったものが観光の要素になるかを考えながら作業を進める。授業計画の中盤、11月頃に長野市内で半日~1日のグループでの現地実習を行う予定(年度や受講人数によって行き先と内容を調整する必要がある為、受講希望者は初回オリエンテーションに出席してください。人数確定後,実習実施日と授業計画の各項目実施日を確定します)。

学習到着目標

この科目は、国際コミュニケーション科の学習成果『各分野の応用力・専門性』の習得、清泉スピリットの『問題を発見する力』『工夫する力』『コミュニケーション力・表現力』の向上を目標とする。具体的には『観光サービスに必要な情報を収集できるようになる』、『得た知識とホスピタリティを活かしたサービスを考えて工夫し具体的に示せる』、『サービス業務に対する心構えを説明できる』ことを目標とする。

成績評価方法

本授業への参加姿勢とグループワーク貢献度(20%)、課題提出(30%)、観光地理小テスト(20%)、実習への取組み及び体験レポート(30%)

課題に対する
フィードバック方法

演習クラスでは出来るだけその場で受講生全体へのコメントを行い、受講生同士の学び合いを促す。必要に応じて個別にコメントする。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 ■フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション

「サービス」とは何か?を、グループディスカッションも交えて理解する

予復習

履修希望者は必ず初回オリエンテーションに出席してください

担当
2 内容

旅⾏プランニングの基礎①実例も参考にしながらプランニングを学ぶ

予復習

第2回授業内容の振り返り(観光素材の組み合わせ方)

担当
3 内容

旅⾏プランニングの基礎② 県内観光地の「観光サービス」につながる情報を調べる(グループワーク) 旅行者ニーズを学ぶ

予復習

第3回授業内容の振り返り、グループでの調査を進める

担当
4 内容

観光サービス実務 基礎知識①

県内観光地の「観光サービス」につながる情報を調べる(グループワーク)

多様化する旅行者のニーズについて考える

予復習

第4回・5回でのグループ発表PPTの準備(準備時間凡そ2時間以上)と提出

担当
5 内容

観光サービス実務 基礎知識② 県内観光地調査グループ発表

観光基礎知識を増やし、発表の仕⽅を⼯夫する。

予復習

各自の発表を振り返る

担当
6 内容

サービスの品質・サービス提供のための⼼構え

基本的な⼼構えを学び、サービスとは何かを認識する。

予復習

第6回授業の振り返り(サービス提供のための心構えや注意点)

担当
7 内容

観光サービスの為のインターネット活⽤術(設備利⽤の都合上、実施⽇が前後する場合あり) 観光サービスに必要な情報収集の⽅法を学ぶ。

海外渡航⼿続や安全情報の重要性を認識し、情報検索を体験する

予復習

第7回終了後、授業で得た知識を活⽤して課題に取り組む(準備時間凡そ1時間)

担当
8 内容

観光サービスの為のインターネット活用術(設備利用の都合上、実施日が前後する場合あり)

観光サービスに必要な情報収集の方法を学ぶ。

渡航手続や安全情報の重要性を認識し、情報検索を体験する

予復習

第8回終了後、授業で得た知識を活⽤して課題に取り組む(準備時間凡そ1時間)

担当
9 内容

実習前準備

学外実習実施の注意、現地調査を実施するための予備調査

*必ず出席してください*

予復習

第9回授業内容の振り返り、実習までに予備調査を終える

担当
10 内容

実習① グループ毎に実習に参加し、実習中の課題に協⼒して取り組む

予復習

実習中の課題に関する事前調査

担当
11 内容

実習② グループ毎に実習に参加し、実習中の課題に協⼒して取り組む

予復習

実習レポートと実習中のテーマ別課題を期⽇までに提出する(準備時間凡そ2時間程度)

担当
12 内容

実習 フィードバック 実習中に体験したサービス内容に関する意⾒交換・意識共有(グループワーク)

予復習
担当
13 内容

観光サービス実務 基礎知識 ③観光地理・観光地理⼩テスト

サービスの提供や様々な対応方法 ベーシック

予復習

観光地理⼩テストの準備

担当
14 内容

サービスの提供や様々な対応方法 グループワーク

予復習

第14回授業の振り返り(サービス提供時の様々な対応方法や注意点を整理する)

担当
15 内容

まとめ

予復習
担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、演習は4時間程度の予習・復習を奨励します。

全体を通して授業時間外での個別調査やグループ作業が⽋かせません。協力・担協⼒して取り組み授業内での発表や課題提出に備えてください。

教科書

教科書は用いません。適宜資料を配布します

観光地理の⼩テストは事前配布する資料から出題します

参考書・文献

『令和4年度版 観光の実態と志向』(日本観光振興協会)

この他、授業中に資料を配布する

履修条件

講義型授業の『観光ビジネス概論』か『旅⾏業概論』を最低1科目は履修済であることが条件です。

本科⽬の成績は2年次の『国内旅⾏研修』の履修登録に影響することがあります。受講希望者は必ず初回オリエンテーションに出席してください。

ICT活用 ■自主学習支援【Google クラスルーム(課題)】
実務経験 ■実務経験の内容【旅行業実務全般(海外・訪日旅行)】
■所持している業務関連資格【通訳案内士、総合旅行業務旅程管理】
備考