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国内旅行研修
森本 佑子
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 国際コミュニケーション科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

国内、特に長野県内の身近な観光地を組み込んだ旅程管理や観光案内の実践を行う。地域観光の抱える問題にも目を向けながら観光地理や添乗業務に必要な知識を学び、旅行者のニーズに合わせた多様な対応や案内を考えられるようになること・行動に移せるようになることを目標にする。観光実務で必要とされる知識・行動レベルを知ることが出来る。

(*5月に学内集中講義、7月に添乗実務や観光案内を体験する学外実習〈いずれも土日に実施〉、この他 数回の通常座学授業を実施する。)ユニット科目の他、1年次から積み上げて学んできた知識を総合して添乗員・観光案内の業務全般を体験し、ホスピタリティを発揮できる行動力や応用力を身につける。実習に直結したグループワークと課題があるため、学外実習を含めた全ての回への参加を原則とする。★事前に履修条件を確認してください。実施日などの詳細を初回オリエンテーションでお伝えしますので必ず出席してください

学習到着目標

この科目は、国際コミュニケーション科の学習成果『Ⅲ各分野の応用力・専門性』の習得、『Ⅳ考える力・思考力』の向上、『Ⅳコミュニケーション力・表現力』の向上、『Ⅳ行動する力』の向上を目標とする。具体的には、『旅程マネジメントに求められる知識と接客態度を理解し、工夫して行動する力をつける』、『学んできた知識を総合して、地域の観光地を対象とした旅程管理の計画運営を行えるようになる』ことを目標とする。

成績評価方法

本授業への参加姿勢態度、取り組み(40%)、課題提出(30%)、実習への取組み及び体験レポート(30%)

学外実習を含め、集中講義と座学の全ての回への参加を原則とする

課題に対する
フィードバック方法

授業を重ねる毎に積み上げで応用を加える課題がある。提出物には次回以降の授業で受講生全体へのコメントを行い、個別のコメントも出来るだけ対面で行う。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 ■フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション 実施スケジュールと履修上の注意観光案内とは

予復習

★受講人数を制限する可能性があるため、受講希望者は必ず初回オリエンテーションに出席してください

担当
2 内容

旅程管理と観光案内の役割

予復習

第2回授業内容を振り返り(旅程管理の目的と責任)、

集中講義用に配布する資料を予習する

担当
3 内容

(5月)

集中講義1日目① 

旅程管理に必要な専門知識、用語の定義

予復習

事前配布の資料を読み、予習を行う

担当
4 内容

集中講義1日目②

旅程管理の計画と注意点

予復習

事前配布の資料を読み、予習を行う

担当
5 内容

集中講義1⽇⽬③ 

旅程管理と接遇、観光案内のロールプレイング

予復習

事前配布の資料を読み予習を⾏う

第3〜5回授業内容(旅程管理の基礎知識)をまとめる

担当
6 内容

集中講義2⽇⽬① 旅程管理プランニングⅠ

指定観光地を訪問する旅程作成を⾏う(グループワークと個別作業)

予復習

ロールプレイング内容を復習し、

集中講義用に配布する資料を予習する

担当
7 内容

集中講義2⽇⽬② 旅程管理プランニングⅡ

指定観光地を訪問する旅程作成を⾏う(グループワークと個別作業)

予復習

指定観光地の情報収集(個別作業とグループ作業)

担当
8 内容

集中講義2⽇⽬③ 旅程管理プランニングⅢ 

指定観光地を訪問する旅程作成を⾏い完成させる

予復習

指定観光地の旅程作成(個別作業とグループ作業)と提出

担当
9 内容

(6月)

校内座学(実施⽇と教室は初回授業で発表) 実習前準備Ⅰ

旅程のシミュレーションを行い確定する 

予復習

実習準備

担当
10 内容

校内座学(実施⽇と教室は初回授業で発表) 実習前準備Ⅱ

トラブル対応を学ぶ

予復習

実習準備

学外実習で各⾃が使⽤するシナリオや資料をまとめて提出 準備時間3時間以上

担当
11 内容

(7月)

学外実習 旅程管理・観光案内実践、相互評価 

各⾃で案内⽤のシナリオや資料を作成し、旅程管理を実践する

予復習

各自担当する旅程管理の準備を整えて実習に参加する

担当
12 内容

学外実習 旅程管理・観光案内実践、相互評価

予復習
担当
13 内容

学外実習 旅程管理・観光案内実践、相互評価

予復習

学外実習の振り返り

担当
14 内容

(7月)

校内座学(実施⽇・教室は初回授業で発表)

実習フィードバック、及び授業まとめ

予復習

実習レポートを期限までに提出する

実習レポート内容を意見交換できるようにまとめておく

担当
15 内容

校内座学(実施⽇・教室は初回授業で発表)

実習フィードバック、及び授業まとめ

予復習
担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、演習は4時間程度の予習・復習を奨励します。

特に集中講義では一日で習得する内容が多いため,課題に取り組み不明点を残さないようにしてから次回に臨んでください。

教科書

適宜プリントを配布します

参考書・文献

『令和4年度版 観光の実態と志向』日本観光振興協会,『旅程管理研修─基礎・国内実務』JTB総合研究所

このほか、長野県公式観光サイトや観光庁発表の資料を用いる

履修条件

講義授業の「観光ビジネス概論」「旅行業概論」のうち最低一科目に加えて1年次の「観光サービス実務」を履修済であることを前提とする。5月の集中講義と7月(予定)の実習全日程に参加できること。★実習運営の都合で受講人数を制限することがあります。

ICT活用 ■自主学習支援【Google Classroom 】
実務経験 ■実務経験の内容【旅行業実務全般(海外・訪日旅行)】
■所持している業務関連資格【通訳案内士、総合旅行業務旅程管理】
備考