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業界研究
中島 琢郎
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 国際コミュニケーション科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 講義
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 1年 開講期
授業の概要

 現在、日本には100以上もの業界が存在し、それぞれ独自の慣習や収益構造などが存在します。又、近年のグローバル化やITの進展により、業界構造そのものが急速に変化しています。そこで本講義では、各業界の特徴を単に「暗記」「理解」するのではなく、3C分析や5F分析といった分析ツールを用いて、自分自身で業界構造を「分析」できるようになることを目指します。履修生の皆さんが関心をもってもらえるよう、ジャニーズ事務所が属する「アイドル業界」や、You Tuberが活躍する「動画配信業界」などを取り上げ、その業界構造を分析します。

 本科目を受講することで、業界構造の差異を比較検討し、就職活動に活かすことが可能となることを目指します。

学習到着目標

この科目は、国際コミュニケーション科の学習成果『Ⅱ 基礎的知識・学習スキル』の習得、『Ⅳ-① 問題を発見する力』の向上、『Ⅳ-② 考える力・思考力』の向上を目標とします。具体的には、それぞれ『基本的な分析ツール』の習得、『業界内の問題発見力』の向上、『業界構造の分析力』の向上を目標とします。

成績評価方法

ポスター発表(50%)、プレゼンテーション(50%)

課題に対する
フィードバック方法

授業内で口頭にて解説します。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク □リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション

本授業の概要(目的、目標、授業計画、受講ルール、など)を理解する。

予復習

「オリエンテーション」の振り返りを行う。

担当
2 内容

業界間の比較①

複数の業界の概略(業務内容、最新動向、先輩の声など)を紹介するので、業界間の差異に着目し、その違いを認識する。

予復習

「業界間の比較①」の振り返りを行う。

担当
3 内容

業界間の比較②

複数の業界の概略(業務内容、最新動向、先輩の声など)を紹介するので、業界間の差異に着目し、その違いを認識する。

予復習

「業界間の比較②」の振り返りを行う。

担当
4 内容

3C分析①

代表的な分析ツールの1つである「3F分析」を理解し、利用できるようになる。

予復習

「3C分析①」の振り返りを行う。

担当
5 内容

3C分析②

ワークシートに基づき、「アイドル業界」を分析する。

予復習

「3C分析②」の振り返りを行う。

担当
6 内容

3C分析③

インターネットや書籍を使った情報収集の方法を習得する。

予復習

「3C分析③」の振り返りを行う共に、書店業界の下調べを行う。

担当
7 内容

3C分析④

ジグソー法で情報共有を行った後、グループ単位で「書店業界」のポスターを制作する。

予復習

ポスターを完成させる。

担当
8 内容

3C分析⑤

ポスター発表と聴講(相互評価)を実施する。

予復習

ポスターセッションの評価結果と次回授業のプレゼンテーション資料をGoogle Classroomに提出する。

担当
9 内容

3C分析⑥

自身の就職希望先(業界)を分析し、その分析結果をプレゼンテーションする。

予復習

プレゼンテーションの評価結果をGoogle Classroomに提出する。

担当
10 内容

5F分析①

代表的な分析ツールの1つである「5F分析」を理解し、利用できるようになる。

予復習

「5F分析①」の振り返りを行う。

担当
11 内容

5F分析②

ワークシートに基づき、「動画配信業界」を分析する。

予復習

「3C分析②」の振り返りを行う共に、外食業界の下調べを行う。

担当
12 内容

5F分析③

ジグソー法で情報共有を行った後、グループ単位で「外食業界」のポスターを制作する。

予復習

ポスターを完成させる。

担当
13 内容

5F分析④

ポスター発表と聴講(相互評価)を実施する。

予復習

ポスターセッションの評価結果と次回授業のプレゼンテーション資料をGoogle Classroomに提出する。

担当
14 内容

5F分析⑤

5F分析を使って、自身の就職希望先(業界)を分析し、その分析結果をプレゼンテーションする。

予復習

プレゼンテーションの評価結果をGoogle Classroomに提出する。

担当
15 内容

全14回の振り返り

予復習

第1回~第14回の授業の振り返りを行う。

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義は4時間程度の予習・復習を奨励します。

第10回と第14回のプレゼンテーションでは、調査/分析/資料作成に十分な時間を要します。

教科書

適宜、資料を配布します(教科書は利用しません)。

参考書・文献

マイナビ出版編集部『マイナビ2023 オフィシャル就活BOOK 内定獲得のメソッド 業界&職種研究ガイド』(マイナビ出版 2021年)1320円

東洋経済新報社『「会社四季報」業界地図 2023年版』(東洋経済新報社 2022年)1430円

履修条件

情報処理端末(スマートフォン、又はタブレット)を教室に持参する必要があります。

履修生の理解度にあわせて、授業計画(難易度)を柔軟に修正します。

ICT活用 ■双方向型授業【Slackを用いた質疑応答】
■自主学習支援【Google Classroomを通じた課題提出】
■遠隔授業【必要に応じてZoom等を用いた遠隔授業を行う】
実務経験 ■実務経験の内容【投資育成業務(VC)、企業経営】
備考