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情報活用演習
田中 里花
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 国際コミュニケーション科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 1年 開講期
授業の概要

職場で必要とされる表計算ソフトの機能や操作法を一通り身につけ、作業指示に従い集計、分類、並べ替え、計算等ができるよう様々な練習問題を解けるようにする。作成した表からグラフを作成したり、ピボットテーブル、抽出、集計などを用いて業務データを分析する力も身につける。授業内では、担当者を決めて、問題解説をしてもらうことがある。授業後半では日商PC検定データ活用3級の模擬問題に取り組み、最後に実際の検定を実施する。表計算ソフトを使って、正確迅速に業務データベースを作成し、集計や分類、グラフ作成などができる力を身につける。

学習到着目標

この科目は、国際コミュニケーション科の学習成果『基礎的知識・学習スキル』の習得、『有用な資格』の取得、『社会人基礎力・キャリア形成力』の向上を目標とする。具体的には、それぞれ『表計算ソフトの基礎的知識・操作スキル』の習得、『日商PC検定(情報活用3級)』の合格、『社会人基礎力としてのデータ活用力の向上』を目標とする。

成績評価方法

課題提出状況(60%)、受講姿勢(10%)、総合演習(15%)、検定結果(15%)

課題に対する
フィードバック方法

質問等の回答は、口頭又はGoogleClassroomの個別回答、または全員への回答はストリームを活用する。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート □グループワーク ■プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション

授業概要、第1章「日商PC検定概要」、第2章Excelの基本操作確認、オートフィル機能

予復習

教科書1章から2章-4までを読んでおく。指定問題を解き、Google Classroomへ提出

担当
2 内容

表計算ソフトを使いこなす(1)計算式の入力、並べ替え、表示形式、絶対参照

予復習

教科書2章-5から2章-7までを読んでおく。指定問題を解き、Google Classroomへ提出

担当
3 内容

視点を変えて集計する(1)

ピボットテーブルによる集計とデータ分析

予復習

教科書3章-1-1から3章-1-8までを読んでおく。指定問題を解き、GGoogle Classroomへ提出

担当
4 内容

視点を変えて集計する(2)

ピボットテーブルによる集計機能(アンケート集計、請求書用データの集計)

予復習

教科書3章-1-9から3章-1-16までを読んでおく。指定問題を解き、Google Classroomへ提出

担当
5 内容

関数を使いこなす(1)ROUND系関数

試験によく出る値の計算・・・対前年比、達成率、伸び率、構成比、原価率、利益率

予復習

教科書3章-2-1から3章-3-6までを読んでおく。指定問題を解き、Google Classroomへ提出

担当
6 内容

関数を使いこなす(2)IF関数、VLOOKUP関数

伝わるグラフを作成する・・・様々なグラフ、複合グラフ(ABC分析)

予復習

教科書3章-4から3章-6までを読んでおく。指定問題を解き、Google Classroomへ提出

担当
7 内容

WordとExcelを連携させる・・・Excelの表やグラフのWordへの貼り付け

売上集計問題(1)・・・分野別の売上利益

予復習

教科書4章-1-1から4章-1-2までを読んでおく。指定問題を解き、Google Classroomへ提出。第5章知識科目練習をノートへ解き提出。

担当
8 内容

売上集計問題(2)・・・第2四半期の売上実績

予復習

教科書4章-1-3から4章-1-4までを読んでおく。指定問題を解き、Google Classroomへ提出。第6章模擬試験1の知識科目問題のみノートに解いて提出。

担当
9 内容

ビジネスデータ活用法の演習(1)

アンケート集計問題、ピボットテーブル、グラフ作成

予復習

教科書4章-2-1から4章-2-2までを読んでおく。指定問題を解き、Google Classroomへ提出。第6章模擬試験2の知識科目問題のみノートに解いて提出。

担当
10 内容

ビジネスデータ活用法の演習(2)

請求書作成問題、ピボットテーブル、グラフ作成

予復習

教科書4章-3-2から4章-3-3までを読んでおく。指定問題を解き、Google Classroomへ提出。第6章模擬試験3の知識科目問題のみノートに解いて提出。

担当
11 内容

ビジネスデータ活用法の演習(3)

教科書模擬問題1(売上実績と目標達成率)、ピボットテーブル、グラフ作成

予復習

教科書第6章の第1回目および3回目の模擬試験実技科目を解き、Google Classroomへ提出。第6章模擬試験4の知識科目問題のみノートに解いて提出。

担当
12 内容

ビジネスデータ活用法の演習(4)

教科書模擬問題2(アンケート集計と商品満足度比較グラフ)、ピボットテーブル

予復習

教科書第6章の第2回目および4回目の模擬試験実技科目を解き、Google Classroomへ提出

担当
13 内容

ビジネスデータ活用法の総合演習(模擬試験①売上集計問題)

予復習

学内PCの日商PC検定模擬試験プログラム①の事前準備学習

担当
14 内容

ビジネスデータ活用法の総合演習(模擬試験②アンケート集計問題)

予復習

学内PCの日商PC検定模擬試験プログラム②の事前準備学習

担当
15 内容

ビジネスデータ活用法の総合演習(模擬試験③)

請求書問題への対応

予復習

学内PCの日商PC検定サンプルプログラムの事前準備学習

担当
16 内容

日商PC検定(データ活用)

予復習

日商PC検定の事前準備学習

担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、演習は4時間程度の予習・復習を奨励します。

教科書

『いちばんやさしい日商PC検定データ活用3級ズバリ合格BOOK』(技術評論社)

参考書・文献

『日商PC検定試験(データ活用)3級完全マスター』(FOM出版)

履修条件

自宅にパソコンがあることが望ましい。クラス(習熟度)により授業進捗や内容を調整する。原則、授業終了後に日商PC検定データ活用を受験することが前提です。受験料が3,000円程度かかるため、費用を予め用意しておくこと。

ICT活用 ■双方向型授業【授業モニタリングシステムを用いた個々の演習状況の支援】
■自主学習支援【LMSによる課題提出】
■遠隔授業【オンデマンドで視聴可能な解説動画の制作と提供】
実務経験 ■実務経験の内容【長野商工会議所、職業訓練校等での情報教育業務(MOS、日商PC検定取得支援等)】
■所持している業務関連資格【情報活用試験(J検)1級、MOS Excel2000エキスパート、日商PC検定データ活用2級、ITパスポート試験】
備考

この科目は、(財)全国大学実務教育協会認定資格の関連科目です。詳細は学生便覧をご覧下さい。