大学名 |
清泉女学院短期大学 |
学部・学科 |
国際コミュニケーション科 専門教育科目 |
開講キャンバス |
上野 |
授業形態 |
演習 |
履修区分 |
選択 |
単位数 |
2単位 |
配当年次 |
1年 |
開講期 |
集中 |
授業の概要 |
この科目は、医療事務の基礎知識を習得することを目的とした授業である。医療事務概論、医療保険論、診療報酬算定の基本を学ぶことで、医療事務全体の仕事について把握する。また、社会人として必要な接遇マナーと医療事務職に求められる患者接遇マナーを身につけることで、実践に役立たせていく。
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学習到着目標 |
この科目は、国際コミュニケーション科の学習成果『Ⅲ.基礎的知識・学習スキル』の習得、『Ⅰ.社会人基礎力・キャリア形成力』の向上、『Ⅳ.有用な資格取得の支援』を目標とする。具体的には、それぞれ『医療保険制度の基礎知識』の修得、『患者接遇を含む受付業務のロープレによる社会人基礎力としての接遇マナー』の向上、『診療報酬におけるレセプト・会計関連等の基礎知識』の習得を到達目標とする。
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成績評価方法 |
患者接遇に関しての小テスト、医療保険・診療報酬算定の理解度チェック問題の実施(70%)、授業への主体的な取り組み姿勢、授業の感想メモ提出(30%)。
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課題に対する フィードバック方法 |
授業内で実施する患者接遇の小テスト、診療報酬算定の問題の解答後に教員から詳細な解説を行う。
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アクティブ ラーニング要素 |
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク □リアクションペーパー |
授業計画 授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当 |
1 |
内容 |
(医療保険制度)医療保険制度の基礎知識を理解する。
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予復習 |
練習問題の振り返り
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担当 |
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2 |
内容 |
(医療保険制度、患者接遇マナー)患者接遇の基本と保険診療の規則や仕組みを理解する。
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予復習 |
練習問題の振り返り
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担当 |
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3 |
内容 |
(患者接遇マナー)医療人として守るべきマナーを学ぶ。
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予復習 |
ロールプレイングの振り返り
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担当 |
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4 |
内容 |
(診療報酬点数算定①)点数表の構成
初再診料の算定ルールと主な診療報酬点数を理解する。
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予復習 |
テキスト具体例の見直し
練習問題①
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担当 |
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5 |
内容 |
(診療報酬点数算定②)点数表の構成
薬剤料・注射料①の算定ルールと主な診療報酬点数を理解する。
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予復習 |
テキスト具体例の見直し
練習問題②
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担当 |
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6 |
内容 |
(診療報酬点数算定③)
注射料②の算定ルールと主な診療報酬点数を理解し、明細書の記載と点検を確認する。
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予復習 |
テキスト具体例の見直し
練習問題③
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担当 |
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7 |
内容 |
(診療報酬点数算定④)
投薬料①の算定ルールと主な診療報酬点数を理解する。
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予復習 |
テキスト具体例の見直し
練習問題④
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担当 |
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8 |
内容 |
(診療報酬点数算定⑤)
投薬料②の算定ルールと主な診療報酬点数を理解し、明細書の記載と点検を確認する。
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予復習 |
テキスト具体例の見直し
練習問題⑤
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担当 |
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9 |
内容 |
(診療報酬点数算定⑥)
処置料①の算定ルールと主な診療報酬点数を理解する。
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予復習 |
テキスト具体例の見直し
練習問題⑥
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担当 |
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10 |
内容 |
(診療報酬点数算定⑦
処置料②・画像診断料①の算定ルールと主な診療報酬を理解し、明細書の記載と点検を確認する。
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予復習 |
テキスト具体例の見直し
練習問題⑦
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担当 |
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11 |
内容 |
(診療報酬点数算定⑧)画像診断料②の算定ルールと主な診療報酬を理解し、明細書の記載と点検を確認する。
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予復習 |
テキスト具体例の見直し
練習問題⑧
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担当 |
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12 |
内容 |
(診療報酬点数算定⑨)医学管理料・在宅医療料の算定ルールと主な診療報酬を理解し、明細書の記載と点検を確認する。
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予復習 |
テキスト具体例の見直し
練習問題⑨
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担当 |
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13 |
内容 |
(診療報酬点数算定⑩)検査料①の算定ルールと主な診療報酬を理解する。
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予復習 |
テキスト具体例の見直し
練習問題⑩
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担当 |
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14 |
内容 |
(診療報酬点数算定⑪)検査料②の算定ルールと主な診療報酬を理解する。
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予復習 |
テキスト具体例の見直し
練習問題⑪
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担当 |
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15 |
内容 |
(診療報酬点数算定⑫)検査料③・病理診断料の算定ルールと主な診療報酬を理解し、明細書の記載と点検を確認する。
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予復習 |
テキスト具体例の見直し
練習問題⑫
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担当 |
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16 |
内容 |
まとめ・ふり返り
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予復習 |
総復習
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担当 |
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準備学修 (予習・復習)時間 |
「各回の準備学修」項目を確認し、講義は4時間程度の予習・復習を奨励します。
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教科書 |
医療事務講座テキス②2,200円、③3,300円 、スタディブック1,320円 全て税込/株式会社ニチイ学館(編著) 他に適宜資料プリントを配布。
その他の使用教科書は「医療事務演習」のシラバスにて必ず確認のこと。(「入門」初回時に一括販売)
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参考書・文献 |
特になし
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履修条件 |
短期4日間の集中講義。引き続き、「医療事務演習」に出席できることが履修の条件です。1日でも欠席すると大きく後れをとり、単位修得が困難になるため、予定を確認して履修すること。
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ICT活用 |
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実務経験 |
■実務経験の内容【現在、医療機関の診療報酬請求業務に携わっている。】 ■所持している業務関連資格【メディカルクラーク(医科・歯科)、医療事務管理士、ドクターズクラーク、調剤報酬請求事務技能認定 他】 |
備考 |
この科目は、(財)全国大学実務教育協会認定資格の関連科目です。詳細は学生便覧をご覧下さい。
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