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オフィスワーク論 Ⅰ
森本 佑子
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 国際コミュニケーション科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 講義
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 1年 開講期
授業の概要

インターンシップを含むビジネスの現場や進路選択の際、どの分野でも必要とされる基礎的・汎⽤的な能⼒の有無が問われる。社会で必要とされる⼒には様々な概念が提唱されているが「社会⼈基礎⼒」や「就職基礎能⼒」はその基本となる。話し⽅・敬語・⽂書作成などを含む「コミュニケーション能⼒」、「ビジネスマナー」などのオフィスワークやビジネス社会で必要とされる基本知識を学び、演習を通した実践⼒、学習スキルの習得を⽬標とする。課題やペアワークを通してスキルを磨きながら実践⼒を身につけ秘書検定3級以上の合格を⽬指す。検定とは別に期末試験を実施する。開講中に実施される秘書検定試験⽇に合わせた授業計画や⾝だしなみに関する受講上の注意は初回オリエンテーションでお伝えします。 初回までに教科書(下記参照)を⼊⼿して通読しておいてください。

学習到着目標

この科⽬は国際コミュニケーション科の学習成果『基礎的知識・学習スキル』の習得、『社会⼈基礎⼒・キャリア形成⼒』の向上を⽬標とし、具体的には、それぞれ『ビジネス領域の基礎知識・実践⼒』の習得、『秘書実務に必要な基礎知識・スキル』の習得を⽬標とする。『有⽤な資格取得』は『秘書検定2級 または3級』の資格取得を⽬指した⽀援を⾏う。

成績評価方法

課題・コメントシート提出(30%)、ロールプレイング参加(20%)、オフィスワークに関する⼩レポート(10%)、⼩テスト・期末内部試験(40%)

課題に対する
フィードバック方法

提出物へのコメントは次回以降の授業で受講⽣全体へ(必要に応じて個別に)⾏う。不明点を残さないようにすると共に理解度の定着と向上を図る。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク □プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション

* 必要とされる資質① 社会⼈としての⾃覚と⼼構え、⼀般知識 ① 専門⽤語 

(第1回チャレンジ問題)

予復習

初回までに教科書を⼊⼿して通読しておくこと。授業の進め方の他、スーツなど⾝だしなみに関する受講上の注意も初回にお伝えします

担当
2 内容

* マナー・接遇 ① 職場での⼈間関係、相応しい話し⽅や聞き⽅、敬語

* 技能 ① 会議の知識と準備

(第2回 確認問題、記述式問題演習)

予復習

授業内容(左記)を振り返り、知識の定着を図る。

過去問題演習(範囲は授業内で指定)次回の範囲を予習する。

担当
3 内容

* 必要とされる資質② 正しい姿勢と挨拶・対人関係能力、⼀般知識 ②専門⽤語

* マナー接遇 ② 社内文書・社外文書、技能 ② ビジネス⽂書作成

(第3回 確認問題、演習)

予復習

授業内容(左記)を振り返り、知識の定着を図る。

過去問題演習(範囲は授業内で指定)次回の範囲を予習する。

担当
4 内容

* マナー・接遇 ③ 来客応対・訪問

* 技能③ 機密文書の取扱・資料管理

(第4回 確認問題、記述式問題演習)

予復習

授業内容(左記)を振り返り、知識の定着を図る。

過去問題演習(範囲は授業内で指定)次回の範囲を予習する。

担当
5 内容

* マナー・接遇④ 交際業務・慶弔

* 技能④ 日程管理・オフィス環境整備

(第5回 確認問題、記述式問題演習)

予復習

授業内容(左記)を振り返り、知識の定着を図る。

過去問題演習(範囲は授業内で指定)次回の範囲を予習する。

担当
6 内容

【秘書検定項目別対策】

Ⅰ 理論編 必要とされる資質 対策 (備えるべき要件、人柄、機密の取扱)

Ⅳ、Ⅴ実技編 マナー・接遇・技能 対策 (敬語、会議) 

予復習

授業内容(左記)を振り返り、知識の定着を図る。

復習には記述問題演習を増やし苦手分野の克服をする。次回の範囲を予習する。

担当
7 内容

【秘書検定項目別対策】

Ⅱ 理論編 職務知識 対策 (秘書の仕事の機能と上司の仕事との関連)

Ⅳ、Ⅴ実技編 マナー・接遇・技能 対策(接遇、報告、文書作成) 

予復習

授業内容(左記)を振り返り、知識の定着を図る。

復習には記述問題演習を増やし苦手分野の克服をする。次回の範囲を予習する。

担当
8 内容

【秘書検定項目別対策】

Ⅲ 理論編 一般知識 対策 (時事問題、経営管理知識)

Ⅳ、Ⅴ実技編 マナー・接遇・技能 対策(交際業務、資料管理、日程管理)

予復習

授業内容(左記)を振り返り、知識の定着を図る。

復習には記述問題演習を増やし苦手分野の克服をする。次回の範囲を予習する。

担当
9 内容

秘書検定直前対策 総合 1

予復習

過去問題集の取り組み進捗報告、苦手分野をなくす

担当
10 内容

秘書検定直前対策 総合 2


※ 2023年6月17 or 18日 秘書検定

予復習

過去問題集の取り組み進捗報告、苦手分野をなくす

担当
11 内容

オフィスワーク基礎知識 正しい姿勢と挨拶・身だしなみ、所作 


※ スーツ、ストッキング、パンプス着用

予復習

授業内容の振り返り 姿勢や所作をペアワークやセルフチェックで確認しながら復習する。次回ロールプレイングの準備

担当
12 内容

来客応対・訪問 ロールプレイング 1


※ スーツ、ストッキング、パンプス着用

予復習

授業内容の振り返り 姿勢や所作をペアワークやセルフチェックで確認しながら復習する。次回ロールプレイングの準備

担当
13 内容

来客応対・訪問 ロールプレイング 2


※ スーツ、ストッキング、パンプス着用

予復習

ロールプレイングを振り返りコメントシートを提出する

担当
14 内容

ロールプレイングのフィードバック

オフィスワークに関する小レポート作成

予復習

小レポートを完成させて提出する

担当
15 内容

まとめ

これまで学習してきたことを総復習する

予復習

期末試験準備

担当
16 内容

期末試験

予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

各回1~2時間程度の予習・復習が必要です。「各回の準備学修」項⽬を確認し、取り組んで下さい。

複数回に亘る課題は授業内で指定する⽅法で進捗報告して期限内に提出ください。

教科書

『秘書検定2級 実問題集 2023年度版』(税込1,450円)早稲⽥教育出版,『秘書検定2級に面白いほど受かる本』(税込1,540円)KADOKAWA

*実問題集は最新版の2023年度版2級を使⽤します。どちらも早⽬に⼊⼿して6月の検定合格に向けて予習を進めておくことを勧めます 

参考書・文献

『新秘書特講』(税込1,430円)『秘書検定集中講義 準1級』(税込1,540円)いずれも早稲田教育出版

履修条件

秘書検定実施日に合わせて授業計画の項目を前後調整することがあります。原則として授業修了後の秘書検定3級以上の受験を前提とし,授業期間内に合格した場合は成績に加点されます。

ICT活用 ■双方向型授業【スマートフォン、Google 活用】
■自主学習支援【Google クラスルーム(課題)】
実務経験 ■実務経験の内容【オフィス実務、国際秘書実務】
■所持している業務関連資格【CBS国際秘書、マナー協会認定講師】
備考

この科目は、(財)全国大学実務教育協会認定資格の関連科目です。詳細は学生便覧をご覧下さい。