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オフィスワーク論 Ⅱ
森本 佑子
大学名 清泉女学院短期大学
学部・学科 国際コミュニケーション科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 講義
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

グローバル化の進展に伴い、これからの企業が存在し発展を続けるためにはどのような企業経営を⾏うべきか。企業経営の要の⼀つは⼈材であり、外資系企 授業の概要 業だけでなくこれからの社会では英語と⽇本語をコミュニケーションの⼿段として使いこなし、オフィス実務処理能⼒や豊かな⼈間性を備えた「国際秘書」はグローバル⼈材として期待される。国際秘書として求められる職能や⽇本語・英語による様々なコミュニケーション⽅法を実際に体験しながら学び、実践 的知識とスキルを⾝につける。

学習到着目標

この科⽬は、国際コミュニケーション科の学習成果『Ⅲ.各分野の応⽤⼒・専⾨性』の習得、『Ⅲ.有効な資格取得』の⽀援、『Ⅰ.社会⼈基礎⼒・キャリア形成⼒』『Ⅳ.工夫する力』の向上を⽬標とする。具体的には『①グローバル社会での企業活動を理解する』、『②国際秘書に求められる役割を理解しどのように働くべきか考える⼒をつける』、『③国際的ビジネスパーソンに求められる幅広い視野と教養を⾝につける』ことを⽬標とする。

成績評価方法

課題提出・コメントシート(30%)、グループワーク参加・貢献度(20%)、中間レポート(25%)、英⽂レポート提出(25%)

課題に対する
フィードバック方法

提出物へのコメントは次回以降の授業で受講⽣全体へ(必要に応じて個別に)⾏う。不明点を残さないようにすると共に理解度の定着と向上を図る。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション

国際秘書とは何か、役割は何かを知る

・技能演習 (敬語)

予復習

1年次「オフィスワーク論」の授業内容をテキストを用いて復習しておくこと

国際秘書について調べてから初回の授業に臨んでください

担当
2 内容

オフィスワーク基礎知識①

グローバル化とビジネス環境の変化について学ぶ

・技能演習 (敬語・電話応対)

予復習

授業の振り返り(国際秘書に必要な知識や考え方を整理し、自分の考えをまとめる)

技能演習の復習

担当
3 内容

オフィスワーク基礎知識②

企業経営のグローバル化と国際秘書実務の内容を学ぶ

・技能演習 (電話応対・来客応対)

予復習

授業の振り返り(国際秘書に必要な知識や考え方を整理し、自分の考えをまとめる)

技能演習の復習

担当
4 内容

オフィスワーク基礎知識③

国際秘書に求められる知識・スキルを知り、キャリア形成について考える

・技能演習 (来客応対・会議)

予復習

授業の振り返り(国際秘書に必要な知識や考え方を整理し、自分の考えをまとめる)

技能演習の復習

担当
5 内容

オフィスワーク基礎知識④

グローバル社会における企業活動(コンプライアンスとリスクマネジメント等)を学ぶ

・技能演習 (会議・文書作成)

予復習

授業の振り返り(国際秘書に必要な知識や考え方を整理し、自分の考えをまとめる)

技能演習の復習

担当
6 内容

オフィスワーク マナー

グローバル社会におけるマナーのルールにはどのようなものがあるかを学ぶ

・技能演習 (オフィスでの様々な文書作成)

予復習

中間レポート [テーマ︓国際秘書の職能と求められる知識・スキルについて](準備時間凡そ2時間以上)

担当
7 内容

オフィスワーク実務①

国際電話のかけ方を学び、実践する

予復習

授業の振り返り(フレーズを覚え、知識の定着を図る)

担当
8 内容

オフィスワーク実務②

ビジターの迎え方と対応を学び、実践する

予復習

授業の振り返り(対応に求められるポイントを整理する

担当
9 内容

オフィスワーク実務③

会議の運営と注意点を学ぶ

予復習

授業の振り返り(対面・オンラインでの会議運営の流れを整理する)

担当
10 内容

ビジネス文書 作成①

英文ビジネスレターの書き方を学ぶ

ケースに応じた文書作成を行えるようになる

予復習

授業の振り返り

知識の定着を図り、作成文書を提出

担当
11 内容

ビジネス文書 作成②

英文電子メールの書き方を学ぶ

ケースに応じた文書作成を行えるようになる

予復習

授業の振り返り

知識の定着を図り、作成文書を提出

担当
12 内容

ビジネス文書 作成③

その他 英文文書の作成

・技能演習 ビジネスシーンの様々なマナー

予復習

授業の振り返り

文書作成のポイントを整理する

担当
13 内容

英文レポートの作成①

これまで学んだ内容を項目別に整理しまとめる

・技能演習 ビジネスシーンの様々なマナー

予復習

英文レポートのフォーマットでポイントを簡潔にまとめる

担当
14 内容

英文レポートの作成②

これまで学んだ内容をまとめて英文で作成し、完成する

・技能演習 ビジネスシーンの様々なマナー

予復習

英文レポート完成

担当
15 内容

国際秘書・オフィス実務知識全般のまとめ

英文レポートの提出

予復習

英⽂レポート完成

期限までにマナバを通して提出

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、演習は4時間程度の予習・復習を奨励します。

予習時,テキストと授業で指定する資料の基礎用語や基本応対は理解して臨んでください。復習時,課題は指定時間内での完了を目指してください。

教科書

『秘書・オフィス実務テキストワークブック』(税込1,650円) 

その他、資料を配布します

参考書・文献

『秘書概論-これからの企業秘書・国際秘書へ向けて-』樹村房 

『新秘書特講』(1,300円+税)実務技能検定協会 早稲田教育出版 

履修条件

原則として、オフィスワーク論Ⅰを履修済で秘書検定3級以上合格程度の知識やスキルを身につけていること。習得度向上のため授業項目の順番を入れ替えることがあります。

ICT活用 ■自主学習支援【SJCマナバ(課題提出)、Google クラスルーム(課題提出)】
実務経験 ■実務経験の内容【オフィス事務、国際秘書実務】
■所持している業務関連資格【CBS国際秘書、マナー協会認定講師】
備考

この科目は、(財)全国大学実務教育協会認定資格の関連科目です。詳細は学生便覧をご覧下さい。