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キリスト教概論d(看護1年)
田村 亮子
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 看護学科 共通教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 講義
履修区分 必修 単位数 2単位
配当年次 1年 開講期
授業の概要

宗教とは我々の人生にどのように関わっているのか。その中でも、キリスト教が伝えようとする中心メッセージはどのようなものか。「人間の苦悩に意味はあるのか」「神の愛と人間の愛はどのように異なるのか」「クリスマス:イエスが歴史に登場した意味は何か」「日常に見られるキリスト教文化の様々の意味」等を学ぶ。

学習到着目標

キリスト教を理解する前提となる、宗教と人間の関係を理解し、その理解を基礎として、キリスト教の中心的メッセージの全体像を俯瞰し、そのメッセージを参考として、授業ごとに提示される問題について自ら考えてその考えを表現し、それを通じて、主体的に日常を生き、人生を設計する基盤を構築することをめざす。7つの力の内、課題発見力と他者尊重を育む。

成績評価方法

授業ごとのTopic Paper を Google Classroomに提出(100%) ※授業への参加意欲や姿勢・態度を重視する。

課題に対する
フィードバック方法

毎週、提出されたTopic Paperに成績を付けて返却する。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート □グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

「宗教と私たちの日常はどのようにつながっているか。世界観とは何か」について考える。

予復習

授業で取り扱った内容と、次の授業の予習を兼ねたTopicについて考え、Topic Paperを書いて提出する。宗教についてこれまで知っていることについて考えTopic Paper 1 提出

担当
2 内容

「『創世記』が伝えようとしたもの:世界創造の意図と人間存在の意味」について考える。

予復習

「世界創造の意図と人間存在の意味」について考えTopic Paper 2 提出

担当
3 内容

「善と悪と人間の行為はどのように結びついているのか」について考える。

予復習

「善と悪と人間の行為」について考えTopic Paper 3 提出

担当
4 内容

「人間はなぜ、苦悩するのか。苦悩に意味はあるのか」について考える。

予復習

「苦悩と意味」について考えTopic Paper 4 提出

担当
5 内容

「3つの人間愛:ストルゲー、エロース、フィリアの性質 ①」について考える。

予復習

「人間の3つの愛」について考え①Topic Paper 5 提出

担当
6 内容

「3つの人間愛:ストルゲー、エロース、フィリアの性質 ②」について考える。

予復習

「人間の3つの愛」について考え②Topic Paper 6 提出

担当
7 内容

「アガペー(神の愛)の性質 ①」について考える。

予復習

「アガペー(神の愛)の性質①」について考えTopic Paper 7 提出

担当
8 内容

「アガペー(神の愛)の性質 ②」について考える。

予復習

「アガペー(神の愛)の性質②」について考えTopic Paper 8 提出

担当
9 内容

「なぜ、イエスが歴史に登場したのか?」について考える。

予復習

「イエスが歴史に登場した意味」について考えTopic Paper 9 提出

担当
10 内容

「クリスマスの意味とは何か?」について考える。

予復習

「クリスマスとアガペーの特徴③」について考えTopic Paper 10 提出

担当
11 内容

「イエスの言葉、行いに見るアガペーの特徴 ①」について考える。

予復習

「アガペーの特徴④」について考え、Topic Paper 11 提出

担当
12 内容

「イエスの言葉、行いに見るアガペーの特徴 ②」について考える。

予復習

「アガペーの特徴⑤」について考え、Topic Paper 12 提出

担当
13 内容

「神の愛と他者への愛 ①」について考える。

予復習

「神の愛と他者への愛の関係①」について考えTopic Paper 13 提出

担当
14 内容

「神の愛と他者への愛 ②」について考える。

予復習

「神の愛と他者への愛の関係②」について考えTopic Paper 14 提出

担当
15 内容

まとめ「キリスト教が伝えよとするメッセージの全体像はどのようなものか」について考える。

予復習

全授業で取り扱った内容の理解をまとめTopic Paper 総合 提出(準備学習4時間以上)

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

Topic Paper を作成するために、毎週、3~4時間の学習をすすめる。

教科書

聖書、プリント

参考書・文献

日野原重明他『私を変えた聖書の言葉』日本キリスト教団出版局

晴佐久昌英『あなたに話したい』『希望はここにある』『わたしは救われた』『ようこそ天の国へ』教友社

履修条件

必修科目

ICT活用 ■自主学習支援【「Topic Paper」を Google Classroomに提出する。】
実務経験
備考