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キリスト教と現代(隔年)
田村 亮子
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 人間学部 共通教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 講義
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

「キリスト教概論」の発展科目。キリスト教概論の基礎知識を土台として、建学の精神であるキリスト教のメッセージが現代に生きる我々に何を問いかけるのかを詳しく考え、生き方を考える指針の一つとする。イエスが目指したことは、なによりも、人間の精神の成長であった。イエスは、伝えようとするメッセージを様々なたとえ話とエピソードを通じて聴く者たちに理解させようとした。それらの物語を読み解くことによって、混沌とした現代社会において、キリスト教のメッセージが目指す精神の成長とはどのようなものか、そして、キリスト教が示す教師像とはどのようなものかを理解し、行動に反映させることができるようになることをめざす。動画視聴等を通じて、キリスト教のメッセージを生きた人々の具体像に触れ、イエスの言葉と行いの意味を探る。

学習到着目標

新約聖書を詳しく読み、イエスの生きざまを現代における様々な問題に適用して考え、行為を選択し、実践できるようになることをめざす。また、イエスのメッセージにもとづいて現代の教育を考えるとき、どのような取り組みが可能かについて探求し、発信できるようになることをめざす。7つの力の内、課題発見力と他者尊重を育む。

成績評価方法

毎回のTopic PaperをGoogle Classroomに提出(100%) 授業への参加意欲や姿勢・態度を重視します。

課題に対する
フィードバック方法

毎週提出されるTopic Paperについて授業において取り扱う。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート □グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

イントロダクション:イエスの時代背景について学ぶ。

予復習

イエスの時代背景について考えTopic Paper1を提出する。

担当
2 内容

アガペー(神の愛)の特徴/イエスの降誕とCompasssioについて学ぶ。

予復習

イエスの降誕とCompasssioについて考えTopic Paper2を提出する。

担当
3 内容

誘惑を受けるイエスと伝道の始め/弟子たちの召し出しについて学ぶ。

予復習

イエスと伝道の始めについて考えTopic Paper3を提出する。

担当
4 内容

山上の説教と幸いについて学ぶ。

予復習

山上の説教と幸いについて考えTopic Paper4を提出する。

担当
5 内容

イエスの服に触れる女・癒しについて学ぶ。

予復習

イエスの癒しについて考えTopic Paper5を提出する。

担当
6 内容

種をまく人のたとえについて学ぶについて学ぶ。

予復習

種をまく人のたとえについて考えTopic Paper6を提出する。

担当
7 内容

罪深い女と徴税人ザアカイと神のゆるしについて学ぶ。

予復習

罪深い女と徴税人ザアカイと神のゆるしについて考えTopic Paper7を提出する。

担当
8 内容

善きサマリア人のたとえ と 王様と客のたとえについて学ぶ。

予復習

善きサマリア人のたとえについて考えTopic Paper8を提出する。

担当
9 内容

断られても願い続ける人のたとえ と 祈りとは何かについて学ぶ。

予復習

祈りとは何かについて考えTopic Paper9を提出する。

担当
10 内容

見失った羊のたとえ と 放蕩息子のたとえについて学ぶ。

予復習

放蕩息子のたとえについて考えTopic Paper10を提出する。

担当
11 内容

羊飼いイエスとブドウの木のたとえについて学ぶ

予復習

羊飼いイエスとブドウの木のたとえについて考えTopic Paper11を提出する。

担当
12 内容

水を求めるサマリアの女と生ける水について学ぶ

予復習

生ける水についてTopic Paper12を提出する。

担当
13 内容

いのちのパンと最後の晩餐について学ぶ

予復習

最後の晩餐についてTopic Paper13を提出する。

担当
14 内容

一粒の麦のたとえとイエスの死と復活について学ぶ

予復習

イエスの死と復活について考えTopic Paper14を提出する。

担当
15 内容

まとめ:イエスの人間教育の全体像について考える。

予復習

全授業内容を復習しTopic Paper15を提出する。

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

Topic Paper を作成するために、毎週、3~4時間の学習をすすめる。

教科書

聖書 他に授業ごとに教育に関連したプリントを配布

参考書・文献

三浦綾子『イエス・キリストの生涯』日野原重明『私を変えた聖書の言葉』K.H レングストルフ『ルカの福音書』

履修条件

「人間学」「キリスト教概論」を履修していること。

ICT活用 ■自主学習支援【「Topic Paper」を Google Classroomに提出する。】
実務経験
備考