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英語基礎Ⅰ
田村 亮子
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 看護学科 共通教育科目、人間学部 共通教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 1年 開講期
授業の概要

「英語が苦手、しかし、可能ならば、できるようになりたい」と希望する学生のための、英文法と英文講読力の「たてなおし」を目的とした授業である。今日、日常のあいさつ程度の英語を操ることはできでも、一定のレベルの英語の文章を読んだり、書いたりすることはできない大学生が増加している。インターネットによって、世界中の外国語による文献にほぼ無制限にアクセスできるようになった今日、英文を読むことができなければ宝の持ち腐れに等しい。この授業では、知性の仕組みの研究に基づいて、従来の英文法指導の弱点を克服し、画像、動画、ネット等の学習システムを駆使して、断片的な文法理解を脱して、英文法の全体像の把握を確かにし、その英文法理解に基づいて、英語検定2級以上の文献講読力と作文力を養うことをめざす。又、英語教員免許取得を希望する学生が、従来のものとは異なった新しい英文法指導方法を学ぶことをめざす。

〇この授業は、教室では行わず、録画された教材と授業を、On-Demandで、受講者の都合の良い時間にパソコン等で視聴することで受講する。

学習到着目標

授業とeChes(e-learning)上での教材を複合的に使用し、英文法の「暗記」を脱出して、英文法を「体系的に理解」し、その理解に基づく英文の精読と英作文を行い、英語検定2級レベル以上の文献講読力と作文力を習得することと、「課題発見力」「論理的思考」を身につけることを目指す。

成績評価方法

1.学習分析メモ提出 10%/ 2.eChes(インターネット:e-learning)上での中間試験 30%/ 3.eChes上での期末試験 60%

課題に対する
フィードバック方法

質問に対して、授業で回答する。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート □グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

Introduction「英語を学ぶってどういうこと?」:英語をどのように勉強すればよいのか、について学ぶ。

予復習

Introduction を視聴しての学習分析メモ提出

担当
2 内容

英文の基本構造/冠詞と名詞/あてずっぽう読みという問題/文法の理解の順番と重要度、について学ぶ。

予復習

たてP{A-1]-[A-5]視聴/たてPノート記入/Exercise 1/ 学習分析メモ提出

担当
3 内容

基本5文型/複数文型の動詞/英和辞書の使い方/構造分析の必要性 ①位置と品詞、について学ぶ。

予復習

たてP{A-6]-[A-11]視聴/たてPノート記入/Exercise 2/ 学習分析メモ提出

担当
4 内容

構造分析の必要性 ② 名詞の格変化/骨と肉:形容詞の2用法/オセロ現象①/間違いと添削、について学ぶ。

予復習

たてP{A-12]-[B-5]視聴/たてPノート記入/Exercise 3/ 学習分析メモ提出

担当
5 内容

代名詞と所有格/副詞/認証と動詞の変化/否定文と疑問文/文法用語の必要性について、について学ぶ。

予復習

たてP{B-5]-[C-8]視聴/たてPノート記入/Exercise 4/ 学習分析メモ提出

担当
6 内容

前置詞句/群前置詞/There is 構文/オセロ現象②、について学ぶ。

予復習

たてP{D-1]-[D-5]視聴/たてPノート記入/Exercise 5/ 学習分析メモ提出

担当
7 内容

英作文の組み立て方/節と句/2種類の接続詞/接続詞と従属節/名詞節①/仮主語①、について学ぶ。

予復習

たてP{E-1]-[E-8]視聴/たてPノート記入/Exercise 6/ Reading 1/ 学習分析メモ提出

担当
8 内容

英文法の全体像/助動詞/過去形/未来系/進行形①/時制の一致/名詞節② if, whether/副詞節と名詞節の区別、について学ぶ。

予復習

たてP{E-9]-[F-3]視聴/たてPノート記入/Exercise 7/Reading 2/ 学習分析メモ提出

担当
9 内容

so~that構文/疑問詞で始まる疑問文/疑問詞で始まる名詞節/接続詞と前置詞/句動詞/前置詞とミニ副詞①、について学ぶ。

予復習

たてP{G-1]-[G-6]視聴/たてPノート記入/Exercise 8/Reading 3/ 学習分析メモ提出

担当
10 内容

分離他動詞/前置詞とミニ副詞②/形容詞節の概念/形容詞節の作り方/関係代名詞の格変化、について学ぶ。

予復習

たてP{G-7]-[G-12]視聴/たてPノート記入/Exercise 9/Reading 4/ 学習分析メモ提出

担当
11 内容

名詞と形容詞節のペア/形容詞節、日本語との対比/どちらが主節?/関係副詞、について理解する。

予復習

たてP{G-13]-[G-17]視聴/たてPノート記入/Exercise 10/Reading 5/ 学習分析メモ提出

担当
12 内容

形容詞節の限定用法と非限定用法/関係代名詞のthat/thatと同格の名詞節/疑似関係代名詞のas/関係代名詞のwhat、について学ぶ。

予復習

たてP{H-1]-[H-7]視聴/たてPノート記入/Exercise 11/Reading 6/ 学習分析メモ提出

担当
13 内容

関係形容詞/関係詞と疑問詞/3つのwhen、名詞節、副詞節、形容詞節の区別/関係詞と接続詞の省略/複合関係代名詞・形容詞・副詞、について学ぶ。

予復習

たてP{H-8]-[H-13]視聴/たてPノート記入/Exercise 12/Reading 7/ 学習分析メモ提出

担当
14 内容

不定詞(名詞用法)/動名詞/仮主語②/意味上の主語①/V3と不定詞(名詞用法)、動名詞、について学ぶ。

予復習

たてP{A-1]-[H13]復習視聴/たてPノート記入/Exercise 13/Reading 8/ 学習分析メモ提出

担当
15 内容

疑問詞で始まる名詞節、不定詞/仮目的語/不定詞の副詞用法/不定詞の形容詞用法/不定詞の否定形/3つの不定詞の区別、について学ぶ。

予復習

たてP{A-1]-[H13]復習視聴/たてPノート記入/Exercise 14/Reading 9/ 学習分析メモ提出

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

たてPの視聴、Exercise、学習分析メモを行うために、毎週、最低3~4時間の学習をすすめる。

教科書

オリジナル教材:「たてP:音声解説付き英文法動画」「たてPノート」「Exercise」「Exercise解答」「Reading」「Reading 解答」これらはすべて、eChes上に掲載する。

参考書・文献

綿貫陽他『ロイヤル英文法』旺文社

履修条件

2年生以上での再受講、または、すでに単位を履修済みの場合にでの再受講は可能(ただし単位取得済みの場合には、再度の単位取得は不可)。その場合、アカウントの更新が必要なため、担当者に連絡すること。

ICT活用 ■双方向型授業【授業は講義形態であるが、「質問コーナー」を通じて、質疑応答を行う。】
■自主学習支援【「たてP(音声解説付き英文法動画)」を受講者がeChesで繰り返し視聴することで、理解を定着させる。】
■遠隔授業【コンソーシアム信州のe-learningシステムを使用する。】
実務経験
備考