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情報科学Ⅱ
榊原 直樹
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 人間学部 共通教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 講義
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

これからの情報社会を生き残るためにはITの発展を知り、その行方を見通すことが重要である。日常生活から教育や企業活動まで情報を活用する能力が必要とされている。本講義では、その背景・仕組み・最近の動向及び留意点について解説する。講義の中に、各種事例や映像を利用することで、具体的な理解を深める。講義が中心だが、概念の理解のために一部でビジネス・シミュレーションなどのワークショップを行う予定である。

学習到着目標

本講義ではITに関するトレンドを1つずつ取り上げ、その最新の状況について解説すると共に、過去の歴史を踏まえて今後の進展を予測することも目的としている。同時に国家試験である「ITパスポート試験」合格に必要な知識として、「情報科学Ⅰ」のテクノロジー分野に関する知識を補完すると共に、ストラテジ系及びマネジメント系の分野の知識を習得するきっかけとなることを目標とする。

成績評価方法

期末試験で評価する(100%)。

課題に対する
フィードバック方法

各単元ごとに小テストを実施するので、テスト範囲の復習を必ず行うこと。小テスト返却時にコメントを付す。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート □グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション

授業の進め方について。LMSの登録と使い方について。小テストの受験方法について。ITパスポート試験について。

予復習

復習として、LMSにログインしアンケートに回答すること。

教科書8-01~04を予習。

担当
2 内容

企業活動と法務

8-01 財務諸表、8-02 売上・利益とその他、

予復習

教科書8-01~02を予習。

授業範囲を対象とした小テストを次回講義の最初に実施するので各自で問題の復習をすること。

担当
3 内容

企業活動と法務

8-03 知的財産権、8-04 セキュリティ関連法規、

予復習

教科書8-03~04を予習。

授業範囲を対象とした小テストを次回講義の最初に実施するので各自で問題の復習をすること。

担当
4 内容

企業活動と法務

8-05 労働関連・取引関連法規、8-06 業務分析手法と標準化

予復習

教科書8-05~06を予習。

授業範囲を対象とした小テストを次回講義の最初に実施するので各自で問題の復習をすること。

担当
5 内容

経営戦略とシステム戦略

9-01 企業活動と組織論、9-02 企業統治と内部統制

予復習

教科書8-07~09を予習。

授業範囲を対象とした小テストを次回講義の最初に実施するので各自で問題の復習をすること。

担当
6 内容

経営戦略とシステム戦略

9-03 経営戦略手法、9-04 マーケティング戦略、

予復習

教科書9-01を予習。

授業範囲を対象とした小テストを次回講義の最初に実施するので各自で問題の復習をすること。

担当
7 内容

経営戦略とシステム戦略

9-05 技術戦略、9-06 業績評価と経営管理システム

予復習

教科書9-02を予習。

授業範囲を対象とした小テストを次回講義の最初に実施するので各自で問題の復習をすること。

担当
8 内容

経営戦略とシステム戦略

9-07 ビジネスシステムとエンジニアリング、9-08 e-ビジネス、

予復習

教科書9-03~04を予習。

授業範囲を対象とした小テストを次回講義の最初に実施するので各自で問題の復習をすること。

担当
9 内容

経営戦略とシステム戦略

9-09 第4次産業革命と人工知能、9-10 IoTと組込みシステム、

予復習

教科書9-05を予習。

授業範囲を対象とした小テストを次回講義の最初に実施するので各自で問題の復習をすること。

担当
10 内容

経営戦略とシステム戦略

9-11 情報システム戦略と業務プロセス、9-12 ソリューションビジネスとシステム活用促進

予復習

教科書10-01を予習。

授業範囲を対象とした小テストを次回講義の最初に実施するので各自で問題の復習をすること。

担当
11 内容

マネジメント

10-01 企画・要件定義と調達、10-02 システム開発とソフトウェアの見積り

予復習

教科書10-02~03を予習。

授業範囲を対象とした小テストを次回講義の最初に実施するので各自で問題の復習をすること。

担当
12 内容

マネジメント

10-03 テスト手法と運用・保守、10-04 ソフトウェア開発手法

予復習

教科書10-04~06を予習。

授業範囲を対象とした小テストを次回講義の最初に実施するので各自で問題の復習をすること。

担当
13 内容

マネジメント

10-05 プロジェクトマネジメント、10-06 工程管理

予復習

教科書10-07~08を予習。

授業範囲を対象とした小テストを次回講義の最初に実施するので各自で問題の復習をすること。

担当
14 内容

マネジメント

10-07 ITサービスマネジメント、10-08 システム監査

予復習

新聞等で取り上げられているIT関連のニュースを各自調べておくこと。授業範囲を対象とした小テストを次回講義の最初に実施するので各自で問題の復習をすること。

担当
15 内容

まとめ

講義で取り上げた内容の補足、最近のITに関するニュースの解説など。

予復習

期末試験に備え、講義の中で実施した問題を復習しておくこと。(準備学習4時間以上)

担当
16 内容

期末試験

予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

『令和04年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室』栢木 厚(技術評論社)

*情報科学Ⅰで使用したものを引き続き使う。

参考書・文献

授業中に適宜紹介する。

履修条件

本講義は、「情報科学Ⅰ」と連携するため、「情報科学Ⅰ」と併せて履修することが望ましい。

ICT活用 ■双方向型授業【LMSを用いた小テストの実施】
■自主学習支援【LMSを用いた教材の提供】
実務経験 ■実務経験の内容【企業において情報処理に関する業務に従事。】
■所持している業務関連資格【第二種情報処理技術者】
備考