10863
キャリアのための基礎教養Ⅰ(社会系)
横田 研
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 人間学部 共通教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 講義
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

社会に出ると、上司・同僚・顧客など様々な人と接する機会が多くなります。そのような時には、世の中で注目されている事件やニュースが話題になることが多いものです。上手に会話をするには、現代の社会問題についての理解や、政治・経済に関する基礎的な知識、そして他者とコミュニケーションをとる力が必要です。さらに、社会における様々なリスクを回避し、目の前の課題を解決し、幸福な生活をおくるためにも、このような力は不可欠です。この講座では、これらの力を身につけていきます。具体的な授業内容は、①国内外の重要なニュースについて講師の解説を聞き、その内容や背景を理解します。②社会問題を理解するために必要な政治・経済・国際関係に関する基礎的な知識を身につけます。③各自が興味を持った新聞記事についてスクラップを作成・持参し、グループ内で発表し、感想や対策などを話し合います。(スクラップの提出は隔週です。新型コロナウイルス感染症の流行状況等によって、グループ内の発表や話し合いを行わない場合があります) ④前回の授業内容について小テストを行い、理解度や定着度を確認します。なお、出欠状況は期末試験の受験資格要件となります。

学習到着目標

新聞やインターネットを活用して、世の中で話題になっているニュースや社会問題についての情報を入手し、課題を発見する力を身につけます。そして現代社会の問題について、その原因や背景を理解し、社会的解決策や個人的対処法を考え、それらを話し合うことで、論理的思考力やコミュニケーション力、情報発信力を伸ばします。また、そのために必要な政治・経済・国際関係に関する基礎的な知識を修得します。

成績評価方法

期末試験結果(50%)、課題(スクラップ)提出およびグループ内の発表や話し合いにおける取り組み方(30%)、小テスト結果(20%)。

課題に対する
フィードバック方法

授業に持参したスクラップは回収し、講師がコメントを記入して返却します。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート □グループワーク ■プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク □リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

講座全体の説明。予習・復習の進め方、新聞の読み方、スクラップの作り方を学ぶ。最近のニュースや社会問題の解説を聞き、問題の現状や原因を理解し、それに関わる政治・経済の基礎知識「政治・人権」を学ぶ。

予復習

初回の予習は不要。授業で配布された資料を読み返して復習し、授業で扱われたニュースをネットなどで調べて理解を深める。新聞やテレビ、ネットのニュースに毎日目を通す。

担当
2 内容

最近のニュースや社会問題の解説を聞き、問題の現状や原因を理解し、それに関わる政治・経済の基礎知識「国会・選挙」を学ぶ。

予復習

配布された資料を読み返して復習し、授業で扱われたニュースをネットなどで調べて理解を深める。新聞やテレビ、ネットのニュースに毎日目を通す。

担当
3 内容

最近のニュースや社会問題の解説を聞き、問題の現状や原因を理解し、それに関わる政治・経済の基礎知識「内閣・行政」を学ぶ。

予復習

次回の授業から小テストを行うので、配布された資料を使いしっかり復習する。また、次回から新聞記事のスクラップを提出するので、新聞を読み、興味を持った記事のスクラップを作成する。

担当
4 内容

最近のニュースや社会問題の解説を聞き、問題の現状や原因を理解し、関連する政治・経済の基礎知識「裁判所」を学ぶ。この回の授業から、前回の授業内容についての小テストを行う。また、新聞記事のスクラップを持参し、グループ内で発表し、その内容について話し合う。

予復習

配布された資料を読み返し、授業で扱われたニュースについてネットなどで調べて理解を深める。次回の小テストに向けて復習する。新聞やテレビ、ネットのニュースに毎日目を通す。

担当
5 内容

最近のニュースや社会問題の解説を聞き、問題の現状や原因を理解し、それに関わる政治・経済の基礎知識「地方自治」を学ぶ。前回の授業内容についての小テストを行う。

予復習

配布された資料を読み返し、授業で扱われたニュースについてネットなどで調べて理解を深める。次回の小テストに向けて復習する。新聞を読み、興味を持った記事のスクラップを作成する。

担当
6 内容

最近のニュースや社会問題の解説を聞き、問題の現状や原因を理解し、それに関わる政治・経済の基礎知識「経済・市場」を学ぶ。前回の授業内容についての小テストを行う。新聞記事のスクラップを持参し、グループ内で発表し、その内容について話し合う。

予復習

配布された資料を読み返し、授業で扱われたニュースについてネットなどで調べて理解を深める。次回の小テストに向けて復習する。新聞やテレビ、ネットのニュースに毎日目を通す。

担当
7 内容

最近のニュースや社会問題の解説を聞き、問題の現状や原因を理解し、それに関わる政治・経済の基礎知識「企業」を学ぶ。前回の授業内容についての小テストを行う。

予復習

配布された資料を読み返し、授業で扱われたニュースについてネットなどで調べて理解を深める。次回の小テストに向けて復習する。新聞を読み、興味を持った記事のスクラップを作成する。

担当
8 内容

最近のニュースや社会問題の解説を聞き、問題の現状や原因を理解し、それに関わる政治・経済の基礎知識「国民所得と景気」を学ぶ。前回の授業内容についての小テストを行う。新聞記事のスクラップを持参し、グループ内で発表し、その内容について話し合う。

予復習

配布された資料を読み返し、授業で扱われたニュースについてネットなどで調べて理解を深める。次回の小テストに向けて復習する。新聞やテレビ、ネットのニュースに毎日目を通す。

担当
9 内容

最近のニュースや社会問題の解説を聞き、問題の現状や原因を理解し、それに関わる政治・経済の基礎知識「金融」を学ぶ。前回の授業内容についての小テストを行う。

予復習

配布された資料を読み返し、授業で扱われたニュースについてネットなどで調べて理解を深める。次回の小テストに向けて復習する。新聞を読み、興味を持った記事のスクラップを作成する。

担当
10 内容

最近のニュースや社会問題の解説を聞き、問題の現状や原因を理解し、それに関わる政治・経済の基礎知識「財政」を学ぶ。前回の授業内容についての小テストを行う。新聞記事のスクラップを持参し、グループ内で発表し、その内容について話し合う。

予復習

配布された資料を読み返し、授業で扱われたニュースについてネットなどで調べて理解を深める。次回の小テストに向けて復習する。新聞やテレビ、ネットのニュースに毎日目を通す。

担当
11 内容

最近のニュースや社会問題の解説を聞き、問題の現状や原因を理解し、それに関わる政治・経済の基礎知識「国際政治」を学ぶ。前回の授業内容についての小テストを行う。

予復習

配布された資料を読み返し、授業で扱われたニュースについてネットなどで調べて理解を深める。次回の小テストに向けて復習する。新聞を読み、興味を持った記事のスクラップを作成する。

担当
12 内容

最近のニュースや社会問題の解説を聞き、問題の現状や原因を理解し、それに関わる政治・経済の基礎知識「国際経済」を学ぶ。前回の授業内容についての小テストを行う。新聞記事のスクラップを持参し、グループ内で発表し、その内容について話し合う。

予復習

配布された資料を読み返し、授業で扱われたニュースについてネットなどで調べて理解を深める。次回の小テストに向けて復習する。新聞やテレビ、ネットのニュースに毎日目を通す。

担当
13 内容

最近のニュースや社会問題の解説を聞き、問題の現状や原因を理解し、それに関わる政治・経済の基礎知識「労働問題」を学ぶ。前回の授業内容についての小テストを行う。

予復習

配布された資料を読み返し、授業で扱われたニュースについてネットなどで調べて理解を深める。次回の小テストに向けて復習する。新聞を読み、興味を持った記事のスクラップを作成する。

担当
14 内容

最近のニュースや社会問題の解説を聞き、問題の現状や原因を理解し、それに関わる政治・経済の基礎知識「社会保障制度」を学ぶ。前回の授業内容についての小テストを行う。新聞記事のスクラップを持参し、グループ内で発表し、その内容について話し合う。

予復習

期末試験に向けて総復習をする。授業で配布されたすべての資料を読み返し、小テストを見直す。(準備学習時間4時間以上)。

担当
15 内容

期末試験

予復習

期末試験の復習

担当
16 内容

期末試験の返却と解説

予復習

期末試験の復習

担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学習」項目を確認し、「授業の復習・新聞やインターネットを使った調べ学習・小テストのための勉強・新聞記事のスクラップ作成」

などで、週に4時間程度の準備学習をすることを奨励します。できれば毎日、新聞(ネットのニュース)に目を通しましょう。

教科書

特定のテキストは用いません。講義時に新聞記事や政治・経済のしくみをまとめたプリント資料を配布します。

参考書・文献

講義時に説明します。

履修条件

高校で政治・経済を勉強していなくても大丈夫です。「政治・経済は苦手だけど、社会に出るまでに少しでも理解できるようになりたい」という学生を歓迎します。

ICT活用
実務経験 ■実務経験の内容【公民科教諭として予備校で勤務経験あり】
■所持している業務関連資格【中学校・高等学校教諭一種免許状(社会科)】
備考

授業ではタイムリーなニュースや社会問題を優先して扱うため、それに関連して学習する政治・経済の基礎知識の内容は上記とは異なることがあります。