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キャリア・デベロップメント入門
小泉 真理・生井 裕子
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 人間学部 共通教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 1年 開講期
授業の概要

この科目では、講義とグループワークを通じて、自己理解を深めながら、自分の大切なもの、なりたい自分を追求し、自分の将来像をイメージしていきます。「キャリア」とは職業選択や仕事を意味するだけでなく、「あなた自身の人生」を意味しています。大学生活を充実させ、多種多様な人と出会い、多くの知識と経験を積むことは将来に向けた最善の準備といえます。そこで、授業では円滑の人間関係を築くために必要なコミュニケーション力を高めるトレーニングを繰り返し行い、ロールモデルを参考にしながら将来に向けた自分づくりを行っていきます。

学習到着目標

他者を尊重しながら、自己を主張できるコミュニケーション力を身につけ、自己理解を深めます。そして、他者とのコミュニケーション体験を通じて、自分らしい生き方について考える力を修得します。

成績評価方法

リアクションペーパー(50%)、プレゼンテーション(30%)、授業への取り組みかた(20%)で行う。

課題に対する
フィードバック方法

・リアクションペーパーについて、次回に総評し疑問・質問についてはフィードバックする。また必要に応じて適宜個別にも対応する。

・プレゼンテーションついては、適宜時間内に講評を行う。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

イントロダクション:「キャリア」とは

1回目「マナー美人度チェックテスト」を行う。

予復習

シラバスの内容をよく読んでおく/第1回目を振り返る

担当

小泉真理、生井裕子

2 内容

大学生活について振り返る:大学入学の目的と高校と大学の違いを確認する。

予復習

高校生活を思い出し、大学との違いをメモしておく/第2目を振り返る

担当

小泉真理

3 内容

素直に生きていくために:価値観や生き方の幅について考え、理解する。

予復習

「自分らしさ」とは何か、「素敵な人」はどんな人かを考えておく/第3回目を振り返る

担当

小泉真理、

4 内容

人生のデザイン:ビデオの中のロールモデルから「人生をデザインする」ことについて学ぶ。

予復習

第4回目を振り返る

担当

小泉真理、生井裕子

5 内容

こころの柔軟性鍛える:リクレクションカードを使ってお互いのことを知る。

予復習

第5回目を振り返る

担当

生井裕子

6 内容

アサーショントレーニング 1:賛成と反対を表現するスキルを学ぶ。

予復習

反対を言う、誘いを断るなど、意見が言いにくい場面についてメモをする/第6回目を振り返る

担当

生井裕子

7 内容

先輩トーク:4年生の体験談を聞き、大学生活の過ごし方、就職活動などの質問を話し合う。

予復習

最近ストレスを感じた場面、その対処法について記録する/第7回目を振り返る

担当

生井裕子

8 内容

アサーショントレーニング 2:自分らしい自己表現を修得する

予復習

意見を言えた場面と言えなかった場面の違いについて考える/第8回目を振り返る

担当

小泉真理

9 内容

ストレスとの付き合い方:ストレスのとは何か、種類やストレスとの付き合い方を学ぶ。

予復習

第9回目を振り返る

担当

生井裕子

10 内容

アサーション実践 1:身近な人のキャリアパスを調べる。

予復習

身近な人に職歴や仕事内容、人生経験についてインタビューし、結果をまとめる/第10回目を振り返る(準備学習時間4時間以上)

担当

小泉真理、生井裕子

11 内容

アサーション実践 2:身近な人のキャリアパスを発表する。

予復習

発表の準備をする/第11回目を振り返る

担当

小泉真理、生井裕子

12 内容

ロールモデルのケーススタディ:ロールモデルにインタビュー調査を行い、仕事や生き方について学ぶ。

予復習

調査結果を整理する/第12回目を振り返る

担当

小泉真理、生井裕子

13 内容

プレゼンテーション準備:これまで高めてきたコミュニケーション力を活かしてグループごとに調査結果をまとめ、発表資料を作成する。

予復習

発表資料の作成をする/第13回目を振り返る(準備学習時間4時間以上)

担当

小泉真理、生井裕子

14 内容

プレゼンテーション:グループごとの発表を通じて、ロールモデルから人生や仕事の多様性・共通性について学ぶ。

予復習

発表の準備をする/第14回目を振り返る

担当

小泉真理、生井裕子

15 内容

まとめ:2回目の「マナー美人度チェックテスト」を行い、これまでの授業を振り返る。なりたい自分に向けた行動計画を立てる。

予復習

これまでの配布資料、ワークシート、振り返シートを見直し、授業を振り返る

担当

小泉真理、生井裕子

16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

適宜資料を配布する。

参考書・文献

適宜紹介する。

履修条件

履修前に、大学に入った目的や大学生活への期待と現実を改めて考えておいてください。そして、この先どんな自分になりたいかについても考えておいてください。

ICT活用
実務経験
備考

「リアクションペーパー」は授業の復習を意味し、期限内に提出すること。