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キャリア・デベロップメント実践
小泉 真理
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 人間学部 共通教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 4年 開講期
授業の概要

この科目は、まもなく社会人となる4年生にむけて、新卒社会人として求められる働き方と職場の常識やマナー、人生設計に大切なお金の話など実践的で現実的なテーマを学ぶ授業で、外部講師と担当教員が分担して行います。また学外イベントに参加して自らが働く姿を具体化してくことで、実社会人となる準備をしていきます。この授業は、就職内定者だけでなく就職活動中の方を対象にしており、前向きに人生をデザインする生き方ための知識と態度を修得します。

学習到着目標

社会人となりこれまでの生活を一新する状況に対して、正しい情報と知識を持つことで自らの人生における課題を発見し、自らの考えで行動する力を身につけます。また、新卒社会人が職場でサバイバルしていくために必要な知識とコミュニケーション力を学びます。

成績評価方法

リアクションペーパー(50%)、授業参加態度(50%)により総合的に評価する。

課題に対する
フィードバック方法

リアクションペーパーは個別にコメントし、次回授業で総評する。提出課題はコメントして返却する。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 ■フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

イントロダクション

 ・授業の内容と進め方の説明と「キャリア」の意味を確認する。

予復習

シラバスを良く読んでおく/第1回を振り返る

担当

小泉真理

2 内容

社会人になることの意味

 ・卒業と同時に起こる大きな変化について想像してみる。

予復習

社会人生活を具体的にイメージしておく/第2回を振り返る

担当

小泉真理

3 内容

女性のライフキャリアデザイン

 ・女性の就労状況と働き方を知り、これからの生き方を考える。

予復習

女性の就労の現状と課題について調べておく/第3回を振り返る

担当

外部講師、小泉真理

4 内容

リフレクションカード1

 ・自己理解を深める。

予復習

自分の長所と短所を改めて分析しておく/第4回を振り返る

担当

小泉真理

5 内容

先輩としゃべり場1 (社会人3年目の先輩)

 ・学生と社会人の違いについて知る。

予復習

ゲストの企業について調べておく/第5回を振り返る

担当

小泉真理

6 内容

キャリア・シュミレーション

 ・就職後の長期的な職業人生を理解する、

予復習

3年、5年、10年後のキャリアについて考えておく/第6回を振り返る

担当

小泉真理

7 内容

リクレクションカード2

 ・キャリア、これからの人生について考える。

予復習

人生のおける不安を洗い出しておく/第7回を振り返る

担当

小泉真理

8 内容

キャリアしゃべり場 2(社会人10年目の先輩)

 ・人生の選択や人生プランについて話し合う。

予復習

ゲストの企業について調べておく/第8回を振り返る

担当

小泉真理

9 内容

自分ビジョン

 ・夢をつかみ、描き、実現する方法を学ぶ。

予復習

これまでの人生と今後の夢について考えておく/第9回を振り返る

担当

小泉真理

10 内容

社会人のお金の話1

 ・生活設計、これからの人生(ライフプランニング)に必要なお金について学ぶ。

予復習

「生活設計」「ライフプランニング」の意味を調べておく/第10回を振り返る

担当

小泉真理

11 内容

社会人のお金の話2

 ・お金の貯め方の基礎知識を学ぶ。

予復習

「金融商品」の種類を調べておく/第11回を振り返る

担当

外部講師、小泉真理

12 内容

労働法・ワークルール

 ・働くうえで知っておくべき法律や規則を学ぶ。

予復習

就労中に発生しうる労働問題を具体的に考えておく/第12回を振り返る

担当

外部講師、小泉真理

13 内容

社会人マナー

 ・仕事の基本ステップを学び、働くときの基礎知識や敬語の使い方を復習する。

予復習

「キャリアマナー」「ビジネス実習」科目を振り返り、課題に取り組む/第13回を振り返る(準備学習時間4時間以上)

担当

高沢貴子、小泉真理

14 内容

社会人の心得

 ・社会人として、ポジティブに人生を作っていくための力や態度を学ぶ。

予復習

「キャリアマナー」「ビジネス実習」科目を振り返り、課題に取り組む/第14回を振り返る(準備学習時間4時間以上)

担当

高沢貴子、小泉真理

15 内容

授業のまとめ:大学生としてのステージを終え、社会人へのはじめの一歩を踏み出す準備を整える。

予復習

全ての回を振り返り、大学生活を総括しておく

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

適宜、資料を配布する

参考書・文献

『自分らしいキャリアのつくり方』高橋俊介(PHP新書)、『大学生のためのデザイニング・キャリア』渡辺三枝子他著(ナカニシヤ出版)、『未来の働き方を考えよう』ちきりん著(文藝春秋)、『自分ビジョン!』野口吉昭編(日本能率協会マネジメントセンター)

履修条件

就職の内定者も未内定者も受講することができます。

ICT活用
実務経験
備考