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情報処理Ⅱ
池田 ゆり
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 看護学科 共通教育科目、人間学部 共通教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 必修 単位数 2単位
配当年次 1年 開講期
授業の概要

この科目は共通教育の必修科目として、実社会で役立つコンピュータスキルと知識を身に付けることを目的とした授業である。企業実務で必要とされる表計算ソフトMicrosoft Excel2016の操作を学びながら、いかに効率よく計算ができ、いかに効果的に内容を提示することができるかを考える力を養い、企業活動の取引の仕組みや取引の種類、業務の流れを理解し、データの活用方法を身に付ける。

学習到着目標

現状を的確に分析し、目的や課題を明らかにできる課題発見力と、物事を分析、統合、比較、関係づけて、わかりやすく表やグラフを作成できる論理的思考力の向上を目指す。ICT分野の学習成果の獲得に向けて「日商PC検定データ活用3級」の取得、あるいは合格に近いスキルの習得を目標とする。

成績評価方法

期末試験 80%、課題 10%、授業への取り組み・受講態度 10%

期末試験は、「学習到達目標」に記載した「日商PC検定データ活用3級合格相当のレベル」に達しているかを評価する。

課題に対する
フィードバック方法

Google Classroomに課題を提出してもらい、授業時に直接フィードバッグを行う。必要に応じて、Classroomのコメント欄で個々の質問に回答する。全体にフィードバッグする場合は、Classroomのストリームで配信する。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート □グループワーク □プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 □フィールドワーク □リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

授業の概要と達成目標を理解する。Microsoft Excel2016の概要・画面構成・特徴について理解する。データの入力方法を学ぶ。

予復習

Excelの操作についての振り返り

第4章「売上管理」の表を作成して提出する(入力のみ)

担当
2 内容

取引の仕組みと業務の流れ、業務で使用する書類、業務に応じた計算・集計処理について理解する。表の書式設定の方法を学ぶ。

予復習

表の書式設定の振り返り

教科書「第1章~3章」の確認問題を解き、ノートにまとめて提出する

担当
3 内容

数式の入力、関数の入力、表示形式の設定、ブックの保存方法を学ぶ。

予復習

数式の入力、関数の入力、表示形式の設定、ブックの保存方法の振り返り

第4章「売上管理」の表を完成させて提出する

担当
4 内容

相対参照と絶対参照について理解する。表の編集方法を学ぶ。

予復習

相対参照と絶対参照についての振り返り

第4章確認問題(実技)のファイルを完成させて提出する(問1~7)

担当
5 内容

データを集計する機能の種類を理解し、それぞれの作成・編集・実行方法を学ぶ。

予復習

データを集計する機能の振り返り

第4章確認問題(実技)のファイルを完成させて提出する(問8~14)

担当
6 内容

グラフ機能を使って、データを視覚的に表現する方法を学ぶ。

予復習

グラフ機能の振り返り

第5章ピボットテーブルによる集計のファイルを完成させて提出する

担当
7 内容

第1回模擬試験問題を解答し、検定に向けての知識とデータ活用の方法を身に付ける。

予復習

データの集計方法の振り返り(ピボットテーブル)

教科書【第1回模擬問題】のファイルを作成し提出する

担当
8 内容

第2回模擬試験問題を解答し、検定に向けての知識とデータ活用の方法を身に付ける。

予復習

データの集計方法の振り返り(集計機能)

教科書【第2回模擬問題】のファイルを作成し提出する

担当
9 内容

見積書・請求書の作成方法を理解し、関連する問題を解く。

予復習

見積書・請求書についての振り返り

【見積書の問題】のファイルを作成し提出する

担当
10 内容

模擬試験シリーズのプログラムを使い、日商PC検定のプログラムに慣れ、検定に向けて繰り返し問題を解く(1)【練習問題1】

予復習

データの集計方法の振り返り(関数による集計)

模擬試験シリーズ【練習問題1】のファイルを作成し提出する

担当
11 内容

模擬試験シリーズのプログラムを使い、日商PC検定のプログラムに慣れ、検定に向けて繰り返し問題を解く(2)【練習問題2】

予復習

模擬試験シリーズ【練習問題2】のファイルを作成し提出する 「データ活用分野」の知識問題を解答し、ノートにまとめて提出する(1~25)

担当
12 内容

模擬試験シリーズのプログラムを使い、日商PC検定のプログラムに慣れ、検定に向けて繰り返し問題を解く(3)【模擬問題1】

予復習

定期試験に向けての総復習(学習時間2時間以上)

「データ活用分野」の知識問題を解答し、ノートにまとめて提出する(26~50)

担当
13 内容

模擬試験シリーズのプログラムを使い、日商PC検定のプログラムに慣れ、検定に向けて繰り返し問題を解く(4)【模擬問題2】

予復習

定期試験に向けての総復習(学習時間4時間以上)

模擬試験シリーズ【模擬問題2】のファイルを作成し提出する

担当
14 内容

総合演習、知識科目の解説

予復習

定期試験に向けての総復習(学習時間4時間以上)

担当
15 内容

定期試験

定期試験の総評と解説

予復習

定期試験の振り返り

検定試験に向けての総復習(学習時間4時間以上)

担当
16 内容

日商PC検定データ活用3級の実施

予復習

検定試験に向けての総復習(学習時間4時間以上)

担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

毎回課題を出すので、期限を守り提出するよう取り組み、常に授業内容の理解を深めるための学習時間が必要となります。

教科書

「日商PC検定試験 データ活用3級 公式テキスト&問題集 Excel2013対応」(FOM出版 2021年6月6日発行)  3,080 円

参考書・文献

「情報リテラシー」FOM出版 「日商PC検定試験 データ活用3級完全マスター 合格のコツがわかる問題集」FOM出版

履修条件

情報処理Ⅰを修得済であること

ICT活用 ■双方向型授業【Google Classroomでの課題の提出、質問の受付と回答、eメール】
■自主学習支援【Google Classroomと学内共有フォルダにて資料の配布】
実務経験
備考