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心理基礎演習Ⅱ(心理実習Ⅰ)
岡本 かおり・山崎 晃史・生井 裕子・寺門 正顕・富島 大樹・田仲 由佳
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 心理コミュニケーション学科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

心理学、特に臨床心理学、発達心理学が活用されている施設の見学実習を行い、心理職が働く現場でどのようなことが行われているか、心理職の業務内容と役割と義務等について学ぶ。見学実習の施設は、保健医療、教育、福祉、産業・労働、司法・犯罪分野の5領域である。見学実習の前に事前調査を行い、見学実習の後に見学先での体験と学習内容の報告を行う。見学実習を通して、心理に関する支援を要する者等へのチームアプローチ、多職種連携および地域連携、公認心理師としての職業倫理及び法的義務への理解についても理解する。

学習到着目標

これまで教室で学んできた心理学の応用、特に臨床、発達心理学の社会での実践と役割を学ぶことを目的とする。施設見学実習の体験、その前後の学習と報告等の活動を通して、学生が心理学の現場における他者尊重の精神を学び、行動力を身に付けることを学修の到達目標とする。また、各自の学修目標の到達状況は7つの力ルーブリックアンケートを用いて自己評価をする。

成績評価方法

授業への取り組み(50%)、実習ノート・発表の内容(50%)で行う。この科目の主目的は心理の現場体験ですので、見学参加は必須です。

課題に対する
フィードバック方法

体験学習に先立って、それぞれの施設についての事前調査をして、訪問先での質問を考える。この時点で実習ノートを提出し、担当者から全体あるいは個別にフィードバックを行う。見学実習後は実習ノートにまとめ、グループごとにクラス内で報告をする。担当者は実習ノートに個別にフィードバックを行い、グループの報告は授業内でコメントをする。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 ■フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

全体ガイダンス

授業の説明、授業の進め方、実習ノートの配布と記入、実習の留意点などを学ぶ。

予復習

予習:シラバスを読んでおくこと。

復習:今回の授業内容を確認し、実習ノートに記入する。

担当

岡本・田仲・生井・寺門・山崎・富島

2 内容

保健医療分野における臨床の実際(事前学習):実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べ、実習ノートにまとめる。 

予復習

予習:保健医療分野の施設について調べてみるとよい。

復習:今回の授業内容を確認し、実習ノートに記入する。

担当

岡本・田仲・生井・寺門・山崎・富島

3 内容

保健医療分野における施設見学:グループに分かれて、医療機関の見学実習を行う。実習で得た学びを実習ノートに記録する。 

予復習

予習:保健医療分野の施設について引き続き調べる。

復習:今回の授業内容を確認し、実習ノートに記入する。

担当

岡本・田仲・生井・寺門・山崎・富島

4 内容

保健医療分野における臨床の実際(事後学習と発表):グループごとに見学実習で得た学びを報告する。内容について質疑応用やディスカッションを行い、保健医療分野における心理職の役割等について理解を深める。

予復習

予習:保健医療分野についてまとめ、発表準備をする。

復習:今回の授業内容を確認し、実習ノートに記入する。

担当

岡本・田仲・生井・寺門・山崎・富島

5 内容

教育分野・福祉分野における臨床の実際(事前学習):実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べ、実習ノートにまとめる。 

予復習

予習:教育・福祉分野の施設について調べてみるとよい。

復習:今回の授業内容を確認し、実習ノートに記入する。

担当

岡本・田仲・生井・寺門・山崎・富島

6 内容

教育分野・福祉分野における施設見学:教育施設の見学実習を行う。実習で得た学びを実習ノートに記録する。

予復習

予習:教育・福祉分野の施設について引き続き調べる。

復習:今回の授業内容を確認し、実習ノートに記入する。

担当

岡本・田仲・生井・寺門・山崎・富島

7 内容

福祉分野における施設見学:福祉施設の見学実習を行う。実習で得た学びを実習ノートに記録する。

予復習

予習:福祉分野の施設について引き続き調べる。

復習:今回の授業内容を確認し、実習ノートに記入する。

担当

岡本・田仲・生井・寺門・山崎・富島

8 内容

教育分野・福祉分野における臨床の実際(事後学習と発表):グループごとに見学実習で得た学びを報告する。内容について質疑応用やディスカッションを行い、教育・福祉分野における心理職の役割等について理解を深める。

予復習

予習:教育・福祉分野についてまとめ、発表準備をする。

復習:今回の授業内容を確認し、実習ノートに記入する。

担当

岡本・田仲・生井・寺門・山崎・富島

9 内容

産業・労働分野における臨床の実際(事前学習):実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べ、実習ノートにまとめる。 

予復習

予習:産業・労働分野の施設について調べてみるとよい。

復習:今回の授業内容を確認し、実習ノートに記入する。

担当

岡本・田仲・生井・寺門・山崎・富島

10 内容

産業・労働分野における施設見学:産業労働支援に関する見学実習を行う。実習で得た学びを実習ノートに記録する。

予復習

予習:産業・労働分野の施設について引き続き調べる。

復習:今回の授業内容を確認し、実習ノートに記入する。

担当

岡本・田仲・生井・寺門・山崎・富島

11 内容

産業・労働分野における臨床の実際(事後学習):グループごとに見学実習で得た学びを報告する。内容について質疑応用やディスカッションを行い、産業・労働分野における心理職の役割等について理解を深める。

予復習

予習:産業・労働分野についてまとめ、発表準備をする。

復習:今回の授業内容を確認し、実習ノートに記入する。

担当

岡本・田仲・生井・寺門・山崎・富島

12 内容

司法・犯罪分野における臨床の実際(事前学習):実習施設のHPなどを使って、施設の特徴、心理師の職種と業務内容、施設見学で学びたいことを調べ、実習ノートにまとめる。 

予復習

予習:司法・犯罪分野の施設について調べてみるとよい。

復習:今回の授業内容を確認し、実習ノートに記入する。

担当

岡本・田仲・生井・寺門・山崎・富島

13 内容

司法・犯罪領域の施設見学:司法・犯罪領域の見学実習を行う。実習で得た学びを実習ノートに記録する。

予復習

予習:司法・犯罪分野の施設について引き続き調べる。

復習:今回の授業内容を確認し、実習ノートに記入する。

担当

岡本・田仲・生井・寺門・山崎・富島

14 内容

司法・犯罪分野の実際(事後学習と発表):グループごとに見学実習で得た学びを報告する。内容について質疑応用やディスカッションを行い、司法・犯罪分野における心理職の役割等について理解を深める。

予復習

予習:司法・犯罪分野についてまとめ、発表準備をする。

復習:今回の授業内容を確認し、実習ノートに記入する。

担当

岡本・田仲・生井・寺門・山崎・富島

15 内容

心理と現場:振り返りを兼ねて、受講者間の意見交換と担当者からのまとめをします。7つの力ルーブリックアンケートを行って、個々の学修を振り返りましょう。

予復習

予習:実習ノート・授業内容を振り返っておく。

復習:実習ノートを完成させ、提出する。(準備学習時間4時間以上)

担当

岡本・田仲・生井・寺門・山崎・富島

16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

特になし 

参考書・文献

授業中に適宜、紹介する

履修条件

第一回目の授業に必ず出席すること。本演習では主に臨床心理学系および発達心理学系の内容について体験的に学習していくため、「臨床心理学」「発達心理学」を履修していることが望ましい。

ICT活用 ■自主学習支援【Google classroomにて資料を配布する。】
実務経験 ■実務経験の内容【心理臨床の実務経験者が複数名担当している。】
■所持している業務関連資格【公認心理師、臨床心理士】
備考

実習施設と日程調整を行うため、授業内容の順番は変更することがあります。具体的な施設名、詳しい日程については授業中に説明します。