21215
専門演習ⅠJ
岡本 かおり
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 心理コミュニケーション学科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 必修 単位数 2単位
配当年次 3年 開講期
授業の概要

本演習では、文献講読を通して臨床心理学に関する理論と実践の具体について理解を深める。取り上げる本は、臨床心理学(PTSDやリジリエンス等)・心理学に関するもので、授業の最初に数冊の候補を上げ、学生の希望を聞きながら選定する。各章の担当者を決め、授業時間外で担当章の内容をレジメにまとめて用意する。授業では、レジメを用いて発表を行う。発表の後、その内容について、学生・教員を交えてディスカッションする。質疑応答、意見交換の進行役は各回ごとに担当者を決めて行う。

学習到着目標

本演習では、臨床心理学の理論と実践の具体について理解することを目標とする。臨床心理学や心理学の専門書を読み、レジメにまとめ、発表を行い、質疑応答と意見交換をする。このプロセスを通して、心理学が私たちの生活にどのように活かされるのか考え、ゼミ内で意見交換を繰り返すことにより、課題発見力と論理的思考力を身に着ける。

成績評価方法

授業への参加態度(取り組み方や質疑応答、意見交換、リアクションペーパー等)(40%)、まとめ方と発表(60%)で評価する。

課題に対する
フィードバック方法

発表内容、質疑応答、意見交換については授業内にてコメントする。レジメについては、発表までに積極的に質問していただくことで、レジメ作成に協力します。7つの力ルーブリックアンケートを用いて,自身の学修目標の到達状況について自己評価を行う。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート □グループワーク ■プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション この授業の進め方の説明 文献講読のやり方を学ぶ。文献講読の候補となる書籍を紹介し、担当を決める。

予復習

予習:シラバスをよく読んでおくこと。

復習:第1回の授業内容を復習すること。担当書籍に目を通しておく。

担当
2 内容

オリエンテーション2 担当書籍から担当章を決定する。専門書の構成を理解し、読み方、参考文献の利用について学ぶ。

予復習

予習:テキストを確認して担当したい章を決めておくこと。

復習:第2回の授業内容を復習すること。

担当
3 内容

レジメの作成について 各章を読んで内容を理解し、要約する。レジメを作って発表する一連のやり方を学ぶ。

予復習

予習:担当章を読んでまとめ方をイメージしておく。

復習:第3回の授業内容を復習すること。レジメの作成に関する疑問点があれば、次回で質問できるようにメモすること。

担当
4 内容

文献講読1:担当部分を読んで内容を理解し、不明点を調べて補足した資料を作成する。レジュメをもとに発表し、ディスカッションする。

予復習

予習:当該章を読み分からない用語を整理し、疑問点や意見をメモしておく。担当者はレジメを作成し、事前に提出すること。

復習:授業内容の復習と整理。

担当
5 内容

文献講読2:担当部分を読んで内容を理解し、不明点を調べて補足した資料を作成する。レジュメをもとに発表し、ディスカッションする

予復習

予習:当該章を読み分からない用語を整理し、疑問点や意見をメモしておく。担当者はレジメを作成し、事前に提出すること。

復習:授業内容の復習と整理。

担当
6 内容

文献講読3:担当部分を読んで内容を理解し、不明点を調べて補足した資料を作成する。レジュメをもとに発表し、ディスカッションする

予復習

予習:当該章を読み分からない用語を整理し、疑問点や意見をメモしておく。担当者はレジメを作成し、事前に提出すること。

復習:授業内容の復習と整理。

担当
7 内容

文献講読4:担当部分を読んで内容を理解し、不明点を調べて補足した資料を作成する。レジュメをもとに発表し、ディスカッションする

予復習

予習:当該章を読み分からない用語を整理し、疑問点や意見をメモしておく。担当者はレジメを作成し、事前に提出すること。

復習:授業内容の復習と整理。

担当
8 内容

文献講読5:担当部分を読んで内容を理解し、不明点を調べて補足した資料を作成する。レジュメをもとに発表し、ディスカッションする

予復習

予習:当該章を読み分からない用語を整理し、疑問点や意見をメモしておく。担当者はレジメを作成し、事前に提出すること。

復習:授業内容の復習と整理。

担当
9 内容

文献講読6:担当部分を読んで内容を理解し、不明点を調べて補足した資料を作成する。レジュメをもとに発表し、ディスカッションする

予復習

予習:当該章を読み分からない用語を整理し、疑問点や意見をメモしておく。担当者はレジメを作成し、事前に提出すること。

復習:授業内容の復習と整理。

担当
10 内容

文献講読7:担当部分を読んで内容を理解し、不明点を調べて補足した資料を作成する。レジュメをもとに発表し、ディスカッションする

予復習

予習:当該章を読み分からない用語を整理し、疑問点や意見をメモしておく。担当者はレジメを作成し、事前に提出すること。

復習:授業内容の復習と整理。

担当
11 内容

文献講読8:担当部分を読んで内容を理解し、不明点を調べて補足した資料を作成する。レジュメをもとに発表し、ディスカッションする

予復習

予習:当該章を読み分からない用語を整理し、疑問点や意見をメモしておく。担当者はレジメを作成し、事前に提出すること。

復習:授業内容の復習と整理。

担当
12 内容

文献講読9:担当部分を読んで内容を理解し、不明点を調べて補足した資料を作成する。レジュメをもとに発表し、ディスカッションする

予復習

予習:当該章を読み分からない用語を整理し、疑問点や意見をメモしておく。担当者はレジメを作成し、事前に提出すること。

復習:授業内容の復習と整理。

担当
13 内容

文献講読10:担当部分を読んで内容を理解し、不明点を調べて補足した資料を作成する。レジュメをもとに発表し、ディスカッションする

予復習

予習:当該章を読み分からない用語を整理し、疑問点や意見をメモしておく。担当者はレジメを作成し、事前に提出すること。

復習:授業内容の復習と整理。

担当
14 内容

文献講読11:担当部分を読んで内容を理解し、不明点を調べて補足した資料を作成する。レジュメをもとに発表し、ディスカッションする

予復習

予習:当該章を読み分からない用語を整理し、疑問点や意見をメモしておく。担当者はレジメを作成し、事前に提出すること。

復習:授業内容の復習と整理。

担当
15 内容

まとめ:この授業で学んだことを振り返り、次の演習で扱いたいテーマを探る。

7つの力ルーブリックアンケートに回答することで、学修の振り返りを行う。

予復習

興味を持った参考文献にあたってみるとよいでしょう。

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

新装版トラウマの現実に向き合う: ジャッジメントを手放すということ 水島広子 2021年 創元社、恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす エイミー・C・エドモンドソン 2021年 英治出版

参考書・文献

多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織 マシュー・サイド  2016年 ディスカヴァー・トゥエンティワン

失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織 マシュー・サイド  2016年 ディスカヴァー・トゥエンティワン

履修条件

「臨床心理学概論」を履修ずみ、あるいは履修していることが望ましい。秋学期の演習ⅡJと連続性を持たせています。専門演習ⅡJを履修する予定がある学生は続けて履修すること。

ICT活用 ■双方向型授業【ディスカッションを通して学びを深めていきます。学生には積極的な質疑応答を期待します。】
■自主学習支援【Clasroom にて、発表用のレジメ、資料配布を行い、学習成果を閲覧できるようにします。】
実務経験 ■実務経験の内容【臨床心理士として多領域での臨床経験が豊富である。】
■所持している業務関連資格【臨床心理士・公認心理師】
備考

教科書と参考書に記載した書籍を参考として学生の意見を確認しつつ、初回の授業で教材とする書籍を決定します。