21215
専門演習ⅠO(不開講)
田仲 由佳
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 心理コミュニケーション学科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 必修 単位数 2単位
配当年次 3年 開講期
授業の概要

発達心理学に関する文献講読を行うことで、発達心理学が扱う領域や研究方法について理解する。主に扱う内容は以下の通りである。①発達心理学に関する文献講読、②研究論文の読み方、要約、発表方法

学習到着目標

発達心理学に関する文献講読を行うことで、発達心理学が扱う領域や研究方法について理解する。研究論文の読み取りを通して、リサーチクエスチョンや仮説の立て方、研究目的に合った方法の選択、結果とその解釈について理解し論理的思考を養う。多様な考え方に触れ、他者理解、他者尊重を伸ばす。

成績評価方法

授業への参加態度と課題への取り組み(50%)、発表内容(30%)、期末レポート(20%)で行う。

課題に対する
フィードバック方法

発表内容に関してピアレビューおよび教員による講評を行う。

7つの力ルーブリックアンケートを用いて、自分自身の学修目標の到達状況について自己評価を行う。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート □グループワーク ■プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

ガイダンス、発達心理学が扱う研究領域①

授業概要のガイダンスを行うとともに、発達心理学が扱う研究領域について知る

予復習

復習:授業で学んだ発達心理学が扱っている研究領域について復習する

担当
2 内容

発達心理学が扱う研究領域②

発達を扱っている国内の研究誌を調べ、具体的な研究対象や扱っているテーマについて知る

予復習

復習:授業で調べた研究誌の書誌情報、具体的な研究対象やテーマについてまとめる

担当
3 内容

文献講読①

発達心理学の文献講読を行うにあたり、受講者で内容、担当章を決める

予復習

予習:文献講読で担当したい内容について検討しておく

復習:文献の担当章を読んでまとめる

担当
4 内容

文献講読②

担当章の文献講読の発表を行い、ディスカッション、ピアレビューを行う

予復習

予習:文献の該当章を読んでくる

復習:ディスカッションとピアレビューの結果をまとめる

担当
5 内容

文献講読③

担当章の文献講読の発表を行い、ディスカッション、ピアレビューを行う

予復習

予習:文献の該当章を読んでくる

復習:ディスカッションとピアレビューの結果をまとめる

担当
6 内容

文献講読④

担当章の文献講読の発表を行い、ディスカッション、ピアレビューを行う

予復習

予習:文献の該当章を読んでくる

復習:ディスカッションとピアレビューの結果をまとめる

担当
7 内容

文献講読⑤

担当章の文献講読の発表を行い、ディスカッション、ピアレビューを行う

予復習

予習:文献の該当章を読んでくる

復習:ディスカッションとピアレビューの結果をまとめる

担当
8 内容

研究論文の読み方、要約・発表方法①

研究論文の読み方について学ぶ

サンプル論文を講読する

予復習

復習:研究論文の読み方を復習する

サンプル論文を読み、要約を書き込み用紙にまとめる

担当
9 内容

研究論文の読み方、要約・発表方法②

用紙にまとめた論文の要約を提出し、教員のチェックを受ける

研究論文の要約・発表方法について学ぶ

予復習

復習:研究論文の要約・発表の準備のため、レジュメの作成、プレゼンテーションのリハーサルを行う(準備学習4時間以上)

担当
10 内容

研究論文の要約・発表①

担当する研究論文の要約を発表し、受講生同士でディスカッションを行う

予復習

予習:該当の論文を読んでくる

復習:発表の振り返りを行う

担当
11 内容

研究論文の要約・発表②

担当する研究論文の要約を発表し、受講生同士でディスカッションを行う

予復習

予習:該当の論文を読んでくる

復習:発表の振り返りを行う

担当
12 内容

研究論文の要約・発表③

担当する研究論文の要約を発表し、受講生同士でディスカッションを行う

予復習

予習:該当の論文を読んでくる

復習:発表の振り返りを行う

担当
13 内容

フィールドワーク①

発達心理学に関連するフィールドワークを実施する

予復習

復習:フィールドワークの振り返りシートに記入する

担当
14 内容

フィールドワーク②

発達心理学に関連するフィールドワークを実施する

予復習

復習:フィールドワークの振り返りシートに記入する

担当
15 内容

授業の総括

授業の総括を行うとともに、今後の研究構想について受講生と教員で話し合う

7つの力ルーブリックアンケートを行う

予復習

復習:授業全体の振り返りと今後の研究構想についてレポートにまとめる

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

文献講読の準備やレポート提出が必要な場合はそれらに取り組み、常に授業内容の理解を深めるための学習時間が必要となる。

教科書

特になし。適宜プリント使用予定。

参考書・文献

髙坂康雅・池田幸恭・三好 昭子 (著)『レクチャー 青年心理学: 学んでほしい・教えてほしい青年心理学の15のテーマ』2017年 風間書房 2750円

大野久(編)『エピソードでつかむ青年心理学』2010年 ミネルヴァ書房 2808円

履修条件

発達心理学に関心のある方。文献講読やレジュメの作成等、授業時間外に行う作業時間を十分に確保できる方。

ICT活用 ■自主学習支援【classroomを利用して資料や課題の提示を行う】
実務経験
備考

青年心理学に関わる文献講読を予定している。