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専門演習ⅡO(不開講)
田仲 由佳
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 心理コミュニケーション学科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 必修 単位数 2単位
配当年次 3年 開講期
授業の概要

本授業の目的は、発達心理学に関する研究テーマを設定し、先行研究のレビューで得られた知見と問題意識をもとにリサーチクエスチョンを立て予備調査を実施することである。主な内容は以下の通りである。①研究テーマの設定、②先行研究のレビュー、③調査計画の作成、④予備調査の実施・成果の発表

学習到着目標

発達心理学に関する調査計画から成果報告までの一連のプロセスを、自ら計画・実行することで、社会で生じている課題を発見、調査し、分析する力を伸ばすことを目指す。受講生同士のピアレビューを通して、論理的思考や研究に対する批判的思考を養う。

成績評価方法

研究課題への取り組み(60%)、研究成果と発表内容(40%)で行う。

課題に対する
フィードバック方法

研究発表に対するピアレビューおよび教員による講評を授業中に行う。

7つの力ルーブリックアンケートを用いて自分自身の学修目標の到達状況について自己評価を行う。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート □グループワーク ■プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

ガイダンス、予備調査のスケジュール作成

授業の進め方の説明とともに、予備調査実施のための具体的なスケジュールを各自で作成する

予復習

復習:予備調査実施のための具体的なスケジュールを完成させる

担当
2 内容

心理学研究の手順・テーマの設定

心理学の研究の進め方を学ぶ

自分自身が扱う研究テーマを決定する

予復習

復習:心理学の研究の進め方を復習する

自分自身が扱う研究テーマに関する先行研究をまとめる

担当
3 内容

先行研究のレビューと調査計画の発表①

自分自身が扱う研究テーマの先行研究のレビューと調査計画を発表する

発表に対してピアレビュー、教員による講評を行う

予復習

予習:自分自身が扱う研究テーマの調査計画を考える

復習:発表に対する講評を受け、研究計画のブラッシュアップを行う

担当
4 内容

先行研究のレビューと調査計画の発表②

自分自身が扱う研究テーマの先行研究のレビューと調査計画を発表する

発表に対してピアレビュー、教員による講評を行う

予復習

復習:発表内容の振り返りを行う

発表に対する講評を受け、研究計画のブラッシュアップを行う

担当
5 内容

先行研究のレビューと調査計画の発表③

自分自身が扱う研究テーマの先行研究のレビューと調査計画を発表する

発表に対してピアレビュー、教員による講評を行う

予復習

復習:発表内容の振り返りを行う

発表に対する講評を受け、研究計画のブラッシュアップを行う

担当
6 内容

先行研究のレビューと調査計画の発表④

自分自身が扱う研究テーマの先行研究のレビューと調査計画を発表する

発表に対してピアレビュー、教員による講評を行う

予復習

復習:発表内容の振り返りを行う

発表に対する講評を受け、研究計画のブラッシュアップを行う

担当
7 内容

予備調査の準備

予備調査(質問紙もしくは面接)の準備を行う

倫理的配慮についての確認を受講生相互に行う

予復習

復習:倫理的配慮に問題がないか確認し、調査の準備を行う

担当
8 内容

予備調査の実施①

予備調査として、学内外で質問紙調査もしくは面接調査を実施しデータを収集する

予復習

復習:調査で得たデータの整理、入力を行う

担当
9 内容

予備調査の実施②

予備調査として、学内外で質問紙調査もしくは面接調査を実施しデータを収集する

予復習

復習:調査で得られたデータの整理、入力を行う

担当
10 内容

予備調査データの分析・考察①

調査で得られたデータの概要(基礎統計等)を算出する

予復習

復習:授業中に行った分析の復習を行う

担当
11 内容

予備調査データの分析・考察②

調査で鰓得たデータの本分析を行う

予復習

復習:授業中に行った分析の復習を行う

担当
12 内容

予備調査データの分析・考察③

複数の分析結果をまとめ、予備調査で得られた成果をまとめる

予復習

復習:予備調査で得られた成果と一連の研究のプロセスをレジュメにまとめ、発表会に備える(準備学習4時間以上)

担当
13 内容

予備調査結果の発表1

予備調査の結果を発表し、ピアレビューおよび教員の講評を行う

予復習

復習:発表の振り返りを行い、ピアレビューと教員の講評をまとめる

担当
14 内容

予備調査結果の発表2

予備調査の結果を発表し、ピアレビューおよび教員の講評を行う

予復習

復習:発表の振り返りを行い、ピアレビューと教員の講評をまとめる

担当
15 内容

授業の総括

授業の総括を行い、本調査の構想を話し合う

7つの力ルーブリックアンケートを行う

予復習

復習:授業全体の総括を行う

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

研究テーマを見つけるために、授業内外を問わず日頃から情報収集に努める。

教科書

特に指定しない。

参考書・文献

各自のテーマに合わせて適宜紹介する。

履修条件

卒業論文で発達心理学に関する調査研究を行う予定の方。予備調査を実施できる方。

ICT活用 ■自主学習支援【classroomを利用して資料や課題の提示を行う】
実務経験
備考