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心理学実験Ⅱ
寺門 正顕・富島 大樹
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 心理コミュニケーション学科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

心理学実験Iで学んだ、心理学領域での基礎的な実験・調査方法とレポート作成方法を踏まえて、より複雑な実験課題をとおして、実験・調査実習とデータ分析、レポート作成までの手続きを学ぶ。5つの実験レポート作成をとおして、複雑な実験計画の実施とデータ分析、実践的な統計的検定の実施までを修得することが目標である。心理学実験Ⅱでは、実験実施にあたっての準備とデータ分析、レポート作成に関して授業時間外の作業が多数必須となる。しかし、これらの心理学実験は、講義で学んだ心理学的な事象を実際に体験する場でもあり、そこで身につけたレポート作成のスキルは、今後の社会人としての生活で必須のものとなる。レポート作成は大変だが、その過程を通して心理学の考え方に触れてもらいたい。

学習到着目標

本演習をとおして、実験データの統計的分析と考察する「論理的思考」と、自らの考えを他者に分かりやすく伝える「発信力」を身につける。

成績評価方法

実験への取り組み(40%)と5回の提出を求めるレポート(60%)とを総合的に評価する。課されたレポート5つすべての提出が必須となる。

また、授業参加姿勢を重視します。レポート提出の遅れは、すべて減点となるので注意すること。

課題に対する
フィードバック方法

提出されたレポートは、内容を確認のうえ、次回講義時に返却する。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク □プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 □フィールドワーク □リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

ガイダンス

実験の予定と実験実施上の注意点について

予復習

第1回の振り返り

担当

富島、寺門

2 内容

レポート作成法とデータ処理

心理学実験Ⅰで学んだレポート作成法の復習・データ処理と統計的検定について

予復習

第2回データ処理に関する復習課題の遂行

担当

富島、寺門

3 内容

実験課題1:系列位置効果の検討・説明とデータ収集

実験手続きに関する概要説明と実験の実施

予復習

測定データの整理

担当

富島、寺門

4 内容

実験課題1:データ分析1

測定データの入力とデータ処理について

予復習

データ処理に関する作業の遂行

担当

富島、寺門

5 内容

実験課題1:データ分析2とレポート作成

測定データの処理と考察について

予復習

系列位置効果に関するレポートの作成

担当

富島、寺門

6 内容

実験課題2:訓練の転移(鏡映描写)・説明とデータ収集

実験手続きに関する概要説明と実験の実施

予復習

測定データの整理

担当

富島、寺門

7 内容

実験課題2:データ分析1

測定データの入力とデータ処理について

予復習

データ処理に関する作業の遂行

担当

富島、寺門

8 内容

実験課題2:データ分析2とレポート作成

測定データの処理と考察について

予復習

訓練の転移(鏡映描写)に関するレポートの作成

担当

富島、寺門

9 内容

実験課題3:ストループ効果・説明とデータ収集

実験手続きに関する概要説明と実験の実施

予復習

測定データの整理

担当

富島、寺門

10 内容

実験課題3:データ分析とレポート作成

測定データの処理と考察について

予復習

ストループ効果に関するレポートの作成

担当

富島、寺門

11 内容

実験課題4:心的回転・説明とデータ収集

実験手続きに関する概要説明と実験の実施

予復習

測定データの整理

担当

富島、寺門

12 内容

実験課題4:データ分析とレポート作成

測定データの処理と考察について

予復習

心的回転に関するレポートの作成

担当

富島、寺門

13 内容

実験課題5:パーソナル・スペース・説明とデータ収集

実験手続きに関する概要説明と実験の実施

予復習

測定データの整理

担当

富島、寺門

14 内容

実験課題5:データ分析とレポート作成

測定データの処理と考察について

予復習

パーソナル・スペースに関するレポートの作成

担当

富島、寺門

15 内容

まとめ

予復習

全体の振り返り

担当

富島、寺門

16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

講義時にプリントを配付する。

参考書・文献

授業中に紹介する。

履修条件

心理学実験Iを受講していることが望ましい。

ICT活用
実務経験
備考